- SanoSeiryu
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「村雨に春雨これでるっぽい!」夕立がニコニコと紙を見せてくる。「「鎮守府春のかくし芸大会?」」「うん、きっとおもしろいっぽい」「いや、何するの?」「それ、明日……ですよね?」「もう二人ともノリ悪いっぽい!」そういわれても……ねえ?ハムさんに村夕春(意味深)バトンタッチ
2015-04-01 19:59:26今日一日しかないんだけど?え?今からですか?と悩む二人に「かくし芸だからすぐに出来るっぽい!」「何かあるの?」「夕立はないっぽい!隠し事はしないからね!2人はある?」夕立・・・まさかとは思うけど…まさかとは思いますが夕立姉さん・・・滑り村夕春佐野さんにバトンタッチ
2015-04-02 02:11:46優勝賞品として書かれている『甘味引換券』。これに惹かれ、夕立はノープランで参加を決めてしまったのだろう。だが1日で芸をモノにするのは流石に厳しい。 「諦めましょう」 村雨は嘆息し紙を突き返すが、 「もう申込みしたっぽい」 夕立はあっけらかんと答えた。 ■ふぇのめさんにバトンタッチ
2015-04-02 03:01:22「何で勢いだけで申し込んじゃったの…」 村雨の溜息は深まるばかりだ。 「とにかく、皆で優勝目指して頑張るよ!」 件の夕立は一人乗り気である。 「隠し芸って色んな芸種がありますよね。まずそこから決めないと…」 春雨は不安ながらにそう尋ねた。 肝心のネタ決めをグレーさんに委ねます(
2015-04-02 10:03:45「多くの人ができないことよね?」村雨が首をかしげながら言った言葉に「じゃあ姉さんたちにはありますね!」春雨の言葉になんだろうと顔を合わせる二人。「ほら、サクランボの茎を口の中で」「待って、春雨……それかくし芸ではないわ」「しかも、それ簡単っぽい」ハムさんに清楚な村夕春バトンタッチ
2015-04-02 12:46:30「えっ…」思わず耳を疑う春雨に「春雨も出来るっぽい」「後で教えてあげるからね」と呑気な村雨と夕立。「テーブルクロス引きとかは?」「怒られる未来しか見えませんね…」うーん…と悩んでいると…「あ、そうだ!」何か閃いた夕立が村雨と春雨を見つめ…佐野さんに純愛(意味深)村夕春バトンタッチ
2015-04-02 14:00:53「腹芸!」 「「却下」」 村雨と春雨の声が見事にハモった。 「夕立、この美少女2人に何させようとしてるの。そういうヨゴレは白露で十分よ」 「それもそれで白露姉さんに失礼だと思います」 言って春雨は苦笑し、 「提案があるんですが」 控えめにそう続けた。 ■ふぇのめさんにバトンタッチ
2015-04-02 15:22:32「カラオケはどうでしょう」 「他の人にできないことの方がいいでしょ」 あれこれ考えていたのだろう村雨は安直な案だと一蹴する。 「夕立はそれでもいいっぽい!金剛さんたちの歌でも歌ってみる?」 対し夕立は肯定的だ。 「うーん…」 村雨は長考の末、口を開いた。 グレーさんにバトンタッチ
2015-04-02 20:28:37「前は確か宴会芸みたいになってたわよ」「そうなんですか?」「あぁ、春雨はいなかったわね」「うん、前は歌に踊りに笑いとおもしろければオッケーだったっぽい!」「じゃあ、芸人さんのネタでもパクる?普通に勝負しても勝てないし」「誰のにするんですか?」ハムさんに透明カーテンバトンタッチ
2015-04-02 20:37:31「キリン?」「それ2人組みよ」「南海○キャン○ディー○ス?」「それも2人組み」「モンス○ターエ○ンジン?」「夕立…全部2人組みなんだけど?」「村雨姉さんと夕立姉さんの神々の遊びみたいです。はい」「待って春雨」「じゃあ我が家にするっぽい」佐野さんに地下室でバトンタッチ
2015-04-02 21:15:16「まあ、パクるとしても」 前置きし、村雨は続ける。 「内容まで丸パクリはまずいわ。ネタ出しは誰がやるの? 私は無理よ」 「春雨もです」 「夕立もっぽい」 「なら村雨が」 「「どうぞどうぞ」」 「ってこれ違うネタ!」 「姉さんのそのノリ、私は好きです」 ■ふぇのめさんにバトンタッチ
2015-04-03 00:51:16「そもそもお笑いとなると黒潮や龍驤さんがいるし、優勝はきついんじゃ…」 「お笑いできそうな涼風に教えを請います?」 「ダメっぽい。五月雨と申し込んでるの見たし…」 暗礁に乗り上げてしまった3人。 「私たちにしかできないこと…と言えば」 思いつかないのでグレーさんにバトンタッチ
2015-04-03 14:27:56「遠征あるあるでもする?」「「遠征あるある?」」「駆逐艦や軽巡の人ならば賛同したり笑ったりしてくれるだろうし、それに遠征に興味持ってもらえるだろうしね」「遠征も大切な任務の一つですからもっと知ってほしいです」「じゃあ、決まりっぽい?」ハムさんにピンクはいないよバトンタッチ
2015-04-03 21:19:25「決まりね」「まずは振り付けからっぽい?」「待って夕立」「ぽい?」「振り付けとは何でしょうか?」「あるある体操の事っぽい!」「あるある体操?そんな体操があるんですか?初耳です」「春雨も待って。騙されないで。夕立それ芸人ネタから離れましょう?ね?」佐野さんに投げ輪バトンタッチ
2015-04-03 21:27:28村雨は続ける。 「それに、あと1日で振り付けから考えるのは無謀よ。それならまずネタから増やしましょう」 「でも振り付け…」 「ネタも無いのにひたすら振り付けしてるだけで構わないなら私は止めないけど」 なおも食い下がる夕立に、村雨は鋭く突きつけた。 ■ふぇのめさんにバトンタッチ
2015-04-04 10:48:37「そうですよ、ネタ考えましょう?」 なんとか夕立を納得させ、3人でネタ出きをする。 「旗艦レベルが足りないってのはお約束よね」 「ドラム缶の積み忘れもメジャーっぽい?」 「間違えて一つ下の遠征先に行っちゃうとか」 「問題はただ言うだけじゃつまらないことね…」 グレーさんにパスです
2015-04-04 14:03:10「じゃあ、見ている人巻き込むっぽい!」「巻き込むですか?」「つっこんでくれそうな人を選んでその人相手にボケにいくってこと?」「そうっぽい!」「つっこんでくれるって……龍驤さんや黒潮さんとかですか?」ハムさんに秘蜜妄想もっと詳しく!バトンタッチ
2015-04-04 14:09:27「その二人も参加者じゃない。他の人じゃないと」「谷風ちゃんは?」「参加者よ」「長門さんなら突っ込んでくれるっぽい!」「物理かしら?」「嫌な予感しかしませんね…」「むー!二人共わがままっぽい!もう夕立一人で出るっぽい!」「「どうぞ」」「待って止めて」お断り佐野さんにバトンタッチ
2015-04-04 16:46:58「私と春雨が対応役として客席にいる。夕立が私達にネタを振る…うん」 半ば冗談で返したものの案外妙案な気もする。しかし 「一人で漫才なんて無理!」 夕立が反発した。 「一人で勝手に申し込んだ子が何言ってるの」 「あの…ステージ側を二人にするのはどうでしょう?」 ふぇのめさんにタッチ
2015-04-05 11:42:59「いい感じ!じゃあ提案者の春雨がステージってことで」 驚く春雨に「当然でしょ」と黒い笑みの村雨。 「そんなぁ!」 「これで決まりっぽい。でも対応役の村雨は何をするの?」 「そうねぇ…合いの手?」 「それじゃ村雨サボりっぽいー」 続きが読めない中グレーさんにバトンタッチ!
2015-04-05 12:23:12「じゃあ、何したらいいのよ?」「んぅ~、そういわれると難しいっぽい」「ほらね~」「あの、ネタって私一人じゃなくて村雨姉さんと私の半分ずつでいいんじゃないんですか?夕立姉さんも私と村雨姉さんじゃ突っ込み方違うでしょうし」「そうしようっぽい!ハムさんにお布団の中の村夕春バトンタッチ
2015-04-05 18:41:31「じゃあ、早速…」「…?」「あるある…ネコに鯖を」「ちょっと待った」「ぽい?」「それはダメ」「なんでっぽい?」「遠征あるある」「遠征あるあるー……ドラム缶が足りなかったっぽい!」「あるある」「ドラム缶がそもそもなかったっぽい!」「あるあr・・・ないわ」佐野さんにバトタッチ
2015-04-06 00:18:44「遠征任務を受け忘れてた!」 「あるある…だけど、それは提督のミスじゃないかしら」 「意外と見つからないですね…」 春雨は項垂れる。 「でも、着眼点は悪くないわ。これなら付け焼刃でもそれなりに戦えると思う」 一方の村雨は確かな手応えを感じているようだ。 ふぇのめさんにバトンタッチ
2015-04-07 03:40:48「確かに、駆逐艦や軽巡の方たちには伝わりやすいっぽい」 夕立もうんうんと頷く中、春雨は一つ疑問を投げた。 「この隠し芸、誰が優勝を決めるんでしょう?」 「どういうこと?」 「いえ、評価する艦娘が戦艦や空母の方といった遠征しない方たちだと伝わるのかなと…」 グレーさんにバトンタッチ
2015-04-08 14:48:47「そんなこと言い出したらきりがないわ。戦艦や空母の方が審査員だとしてどんなのがうけるのよ」「夕立が一緒に出撃している人もいろいろ好みあるっぽいしね」「それもそうですね」「とりあえず、私たちにできることを考えるのが先よ。本番明日なんだから」ハムさんにうたたね村夕春バトンタッチ
2015-04-08 18:54:01