【4月1日】春なんですbotまとめ

あのね、ケンジbot @ankn_bot

【LINEにて】 ケンジ『みてみて。アパートの側の桜が結構咲いたんだ』 マコト『本当だ。ケンジのアパートからは結構よく見えるな』 ヒグラシ『ケンジ、花見がしたいんでしょ』 テルオ『ヒグラシが料理担当で俺とマコトが酒担当か』 マコト『いいね』 ヒグラシ『勝手に話を進めないで下さい』

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マコト『いいじゃん。ケンジの部屋は狭いけど、花見にはもってこいだろ』 テルオ『俺は賛成だ』 ヒグラシ『お二人がそう言うなら…』 テルオ『ところで、ケンジはどうした』 ヒグラシ『ケンジはガラケーだから、通知がいってないんだと思います』 ケンジ『あ、お花見する流れになってるね』

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マコト『勝手に話進めちゃったけど、どうかな』 ケンジ『願ったり叶ったりだよ。早くしないと桜が散ってしまうから、近いうちにしよう』 マコト『俺は明日休みだけど』 テルオ『奇遇だな、俺もだ』 ヒグラシ『僕も明日はバイト入っていませんが…』 ケンジ『それじゃあ、明日の夜はどうかな 』

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ヒグラシ『また急だね』 マコト『俺は大丈夫だ』 テルオ『俺も構わない』 ヒグラシ『僕も良いけど…ケンジは翌日一限からなんだから、飲み過ぎたら駄目だよ』 ケンジ『大丈夫、大丈夫。二日酔いはしことがないから』 ヒグラシ『飲む気満々でしょ』

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ケンジ「うぅん…ねこさん…もうちょっとだけ……あぁ、ごめんごめん。今起きるから」

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ヒグラシ「……もうこんな時間か…起きなきゃ…」

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マコト「あ、サイバーのやつ、弁当忘れてる」

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テルオ「休みだからって寝過ぎてしまったな…ランニングでも行くか」

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ケンジ「ん…？え、俺？あははぁ…済みません、もう一度お願いします」

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ヒグラシ「ん？ケンジからか。何々…今日のお花見ではちらし寿司が食べたい、って…ワガママだなぁ、まったく」

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マコト『あのさ、テル』 テルオ『どうした』 マコト『折角休みが一緒だから、一緒に花見用の酒でも買いに行こうか、と思って』 テルオ『そうだな。支度を終えたら連絡する』 マコト『俺はいつでも大丈夫だから…そうだ。迎えに行くよ』 テルオ『バイクで、か？』 マコト『久しぶりに良いだろ？』

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ヒグラシ「うーん…ちらし寿司か…あとはどうしようかな……おや、ケンジから電話だ」

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マコト「やっぱりビールは欠かせないよな」 テルオ「日本酒も欲しいな」 マコト「あ、それ。高いけどうまいんだよなぁ」 テルオ「買ってやろう」 マコト「気づいたらケンジが笊みたいに飲んでるからなぁ」 テルオ「この酒だけは阻止しよう」

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ヒグラシ「あ、こら。勝手にふらふらしない」 ケンジ「これ、おいしそう」 ヒグラシ「そうだね。はい、返して」 ケンジ「えー。だって、お花見だよ？」 ヒグラシ「…あー、もう。仕方がないなぁ」 ケンジ「流石ヒグラシ君」

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マコト「結構買い込んじゃったな」 テルオ「まぁ、足りないよりは良いだろう」 マコト「それもそうだな。…まだ時間あるし、ちょっと寄ってかない？」 テルオ「カプチーノ、か…」 マコト「いいだろ？」

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ヒグラシ「こら、ケンジ！つまみ食いするな」 ケンジ「まぁまぁ、減るものじゃないし」 ヒグラシ「減るよ！そんな事ばかりしてると髭抜くよ」 ケンジ「それは勘弁して」 ヒグラシ「じゃあ、大人しくそれ炒めて」 ケンジ「はい」

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ケンジ「二人ともいらっしゃい」 マコト「お邪魔します。あ、いい匂い」 ケンジ「ヒグラシ君が頑張ったからね」 テルオ「ちらし寿司に筑前煮に…なかなか手が込んでいるな」 ヒグラシ「ちょっと頑張っちゃいました」 ケンジ「早く食べよう！」

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ケンジ「窓を開けて…」 テルオ「夜桜もいいな…そうだ、ケンジ。夜だから静かにな」 ケンジ「僕だけかい？」 マコト「一番はしゃぎそうだしな」 ケンジ「そ、そんな事ないよ」 ヒグラシ「お吸い物が温まったよ」 ケンジ「じゃあ、乾杯しよう！」

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ケンジ「おいしいご飯に、おいしいお酒…幸せだなぁ」 ヒグラシ「ケンジ、飲みすぎないようにね」 テルオ「このちらし寿司…」 マコト「桜の塩漬けが入ってる」 ヒグラシ「ケンジがどうしてもって言うので…」 テルオ「うまいな」 マコト「うん、おいしい」 ヒグラシ「ありがとうございます」

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ヒグラシ「実はデザートもあります」 マコト「桜の蒸しケーキか。洒落てるね」 ヒグラシ「ケンジの家にはオーブンがないので、これくらいしか作れませんでしたが…」 テルオ「いや、十分だ」 ケンジ「うんうん。美味しいよ」 ヒグラシ「ふふっ、嬉しいな」

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ヒグラシ「ヒグラシ君、顔赤いよ」 ヒグラシ「うぅん…少し飲みすぎちゃったかな…」 テルオ「あぁ、忘れていた」 ケンジ「おいしそうなお酒…！」 マコト「高いんだよ」 ケンジ「わあ…飲みたいなぁ」 テルオ「俺が注いでやろう」 ヒグラシ「僕も…少しだけ……」

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マコト「あぁ、ヒグラシ完全にダウンだな」 ケンジ「ヒグラシ君。お布団敷いたから、床で寝るのはお止め」 ヒグラシ「うぅん…」 テルオ「いつもと立場が逆だな」 ケンジ「僕、ここまで酷くないよ」 マコト「大体似たようなものだって」 テルオ「そうだな」 ケンジ「そうなの？」

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マコト「それじゃあ、そろそろお暇するよ」 ヒグラシ「お疲れさまです…」 テルオ「ヒグラシ、こういう時くらいケンジの世話になればいい」 ケンジ「うーん、言い返せない」 マコト「楽しかったよ」 ヒグラシ「…おやすみなさい」 ケンジ「またいつでもどうぞ」 テルオ「それじゃあ、失礼する」

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ケンジ「ヒグラシ君、大丈夫かい？」 ヒグラシ「うん…少しはマシになったよ」 ケンジ「終電過ぎちゃったし、今日は泊まっていきなよ」 ヒグラシ「明日一限からなのに、悪いね」 ケンジ「なに、一緒に家を出れば問題ないさ」 ヒグラシ「うん…ありがとう」

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ヒグラシ「…あのさ、ケンジ」 ケンジ「なんだい？」 ヒグラシ「楽しかったね、お花見」 ケンジ「そうだね。まぁ、花を見たのは最初の方だけだったけどね」 ヒグラシ「ふふっ、確かに」 ケンジ「また、みんなで集まって飲み会をやろうか」 ヒグラシ「うん、そうだね」