碧椿の花

静かにひっそりと咲く花はとても魅力的です。増井千晶。
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碧椿の花 @aotsubakinohana

【尾張の椿】 江戸時代より名古屋を中心に育成されてきた品種群は、一重、筒咲き、小中輪の茶花向きのものが多いのが特徴。「関戸太郎」「窓の雪」「紅妙蓮寺」「大城冠」などがあるほか、名古屋好みの豊満な花容のものもある。「中部椿」とも呼ばれている。

2015-04-24 17:40:28
碧椿の花 @aotsubakinohana

江戸椿は花形、花色が豊富で、洗練された美しさをもつ、一重では清楚な「蝶千鳥」「関東月見草」「蜀紅」、唐子咲きでは「卜伴」。八重では蓮華咲きの「羽衣」「春の台」「岩根絞」など。

2015-04-23 16:33:22
碧椿の花 @aotsubakinohana

『武家深秘録』の慶長18年には「将軍秀忠花癖あり名花を諸国に徴し、これを後吹上花壇に栽(う)えて愛玩す。此頃より山茶(ツバキ)流行し数多の珍種をだす」とある。権力者の庇護をうけて、椿は武士、町人に愛されるようになった。(増井千晶)

2015-04-22 16:11:10
碧椿の花 @aotsubakinohana

【江戸の椿】 徳川幕府が開かれると、江戸に多くの神社、寺院、武家屋敷が建設された。それにともない、多くの庭園が営まれ、椿も植栽されていきまし。ことに徳川秀忠が吹上御殿に花畑を作り、多くの椿を含む名花を献上させた。これが江戸椿の発祥といわれます。(増井千晶)

2015-04-21 16:31:49
碧椿の花 @aotsubakinohana

【椿の分布】 こんにちは増井千晶です。本日は椿の分布を紹介。日本では本州、四国、九州、南西諸島から、国外では朝鮮半島南部と台湾から知られます。本州中北部にはごく近縁のユキツバキがあるが、ツバキは海岸沿いに青森県まで分布し、ユキツバキはより内陸標高の高い位置にあって住み分けます。

2015-04-20 13:08:57
碧椿の花 @aotsubakinohana

【椿とサザンカとの見分け方④】 ツバキは葉柄に毛が生えない(ユキツバキの葉柄には毛がある)。 サザンカは葉柄に毛が生える。

2015-04-17 17:32:21
碧椿の花 @aotsubakinohana

【椿とサザンカとの見分け方③】 ツバキの子房には毛がないが(ワビスケには子房に毛があるものもある)、サザンカ(カンツバキ・ハルサザンカを含む)の子房には毛がある。

2015-04-16 16:27:58
碧椿の花 @aotsubakinohana

【椿とサザンカとの見分け方②】 ツバキは、花は完全には平開しない(カップ状のことも多い)。 サザンカは、ほとんど完全に平開する。

2015-04-15 16:29:30
碧椿の花 @aotsubakinohana

【椿とサザンカとの見分け方①】 ツバキは花弁が個々に散るのではなく萼と雌しべだけを木に残して丸ごと落ちるが(花弁がばらばらに散る園芸品種もある)、サザンカは花びらが個々に散る。

2015-04-14 16:18:20
碧椿の花 @aotsubakinohana

花期は冬から春にかけてにまたがり、早咲きのものは冬さなかに咲く。写真は果実です。 pic.twitter.com/LSPWkeFxtC

2015-04-13 17:45:39
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碧椿の花 @aotsubakinohana

椿の葉と花について。葉は互生、長楕円形から広楕円形、鋭尖頭(先端が突き出す)で、葉脚は広いくさび形、縁には鋸歯が並ぶ。葉質は厚くて表面につやがあり、濃緑色で裏面はやや色が薄い。 pic.twitter.com/tqDtJblpvV

2015-04-13 17:44:38
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碧椿の花 @aotsubakinohana

椿の樹皮について。常緑性の高木。普通は高さ5–6mだが、樹高18m・胸高直径50cmにも達する例も知られる。ただしその成長は遅く、寿命は長い。樹皮はなめらかで灰白色、時に細かな突起がまばらに出る。枝はよくわかれる。 pic.twitter.com/8or8mJyhJk

2015-04-13 17:43:44
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碧椿の花 @aotsubakinohana

ツバキ(椿、海柘榴)またはヤブツバキ(藪椿)は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹。照葉樹林の代表的な樹木です。 pic.twitter.com/wtuw3JnWAr

2015-04-13 17:38:50
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