[ #艦これ ] 提督の日記その１

オンテリア@転移 @OnteriaJP

「大丈夫、変なもの入ってないよ。ただのチョコだ」 もう一個口に入れた。痛みを我慢しているような表情でチョコの甘さを味わった。 「おい……しい？」 叢雲は泣いた。今まで体験したことに比べたらこの甘さは初めて愛を感じたような気持ち。彼女はしばらく全ての悲しさを持って泣き続けた。

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叢雲は言われた通り近くの席に座った。ロボットのような動きで。 「口を開けて」 広く口を開けた彼女は一体何を予想した。 「ほれ」 その口にチョコを入れた。 「……ッ！？」 未知の味を毒だと思い、チョコを口から吐く。

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「君は駆逐艦叢雲か。我が鎮守府へようこそ」 叢雲の目から光を感じない。彼女はいわゆるブラック鎮守府の出身だ。これは無理もない。 「司令官……命令……下さい……」 自由を知らない震える声。どんな悲しさを体験しただろう。 「とりあえずそこに座れ」

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長門「秋津洲、何か情報？」 秋津洲「はい、大艇ちゃんによると敵艦隊を発見した」 長門「そうか、ならー」 秋津洲「かも！」 長門「かも！？」

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疲れている提督を見ていつも抱いている大艇ちゃんを突然隣に置き、「ほら、おいでおいで♪」と膝をぽんぽんと叩く癒し秋津洲ちゃんにだめにされたい強い気持ち