以前、「日劇で風船爆弾を作っていた」というお婆さんにお話を伺ったことがある。その感想は「楽しかった」だった。

印度洋一郎 Yoichiro Indo @ven12665

以前、「日劇で風船爆弾を作っていた」というお婆さんにお話を伺ったことがある。その感想は「楽しかった」だった。

印度洋一郎 Yoichiro Indo @ven12665

それまで家事手伝いで家から外出する自由すら無く、全て父親の命令に従って暮らしていたのに、「御国のために徴用」なので、誰も反対せず、「自分も御国のために一人前に働ける」と嬉しかったのだという。休みも無く、家事と野良仕事に明け暮れた日々に比べれば、風船爆弾作りは「楽だった」とも

印度洋一郎 Yoichiro Indo @ven12665

そして、あちこちから徴用された同世代の女の子と会うのも初めてで、一緒に働けて、休みの日には東京見物まで出来て、「毎日楽しかったよ」。そして「だから、仕事が終わった時には、皆と離れ離れになって、又うちで父さんの言いつけ通りに朝から晩まで働くのかと思ったら、哀しくて泣いちゃったよ」