毒殺合同例大祭版の感想や反応など

2015年5月10日に開催された博麗神社例大祭にて頒布された、 東方毒殺合同 例大祭版THEVenom http://blogs.yahoo.co.jp/onmoraki2000/19245997.html 続きを読む
4
羽切 @hagiri

雅趣雅俗 [東方毒殺合同]読了2。毒殺合同と銘打たれた作品、多角的な切り口を持っている。というのも、毒殺・服毒が持つ主な側面の一つに、"美しさ"というのがあるとよく言われる。それは死後の状態であったり、手口であったり…それに対して盛る側の心情・思想は如何かというと、異様にどす黒い

2015-05-17 13:15:34
羽切 @hagiri

雅趣雅俗 [東方毒殺合同]読了3。それが美しいとするならば良いのだけど、どうも溜飲が下がらないというか。いわば、それは各作家の文章が読み手に対して襲い掛かっているようなもので…。だってファーストアタックが凄くパンチ効いてるもんね。二、三作でボコられてようやく耐性付く程度だもんね

2015-05-17 13:15:39
羽切 @hagiri

雅趣雅俗 [東方毒殺合同]読了4。作品外の話で言えば、この合同自体もそれほどアウトローな存在でもないような気がするけど、そう思う程度に自分は毒されているのかもしれん。万人受けとは言い難い面もありつつも、十分アリな訳で。ただ一言いえるのはよくもまぁこれを分冊しようと思ったな、である

2015-05-17 13:15:54
羽切 @hagiri

雅趣雅俗 [東方毒殺合同]読了4。先述の手法としての毒殺を別の側面から見ると、ある種の"身勝手さ"と呼べるものがあり、黒さとは別のエゴな要素となる。それが合同内ではいくつか散見され、その、毒殺+エゴイズムが何故か個人的にヒットした。手法的な意味では探偵小説が入っていたのも意外

2015-05-17 13:16:06
羽切 @hagiri

雅趣雅俗 [東方毒殺合同]読了5。特に、近藤氏の「幸福な死」や 長久手氏の「川を流れた多くの水」、そして嘉島氏の「船の行く果て」。冒頭の口上は感化した結果である通り、これが私の一押し。どれもある種の"基盤"が形成された舞台の上で、死を毒を上手く扱われている。

2015-05-17 13:16:16
羽切 @hagiri

雅趣雅俗 [東方毒殺合同]読了6。なんというか、毒物による死って結構社会性が形成されてないといまいち盛り上がらないというか、選択肢として挙がってこないイメージがあって。蜂も毒を持っているのは外敵が多いものに限るらしいし。尤もここでは自死も含んでるから事例としてはそぐわないかも

2015-05-17 13:16:27
羽切 @hagiri

雅趣雅俗 [東方毒殺合同]読了7。総括。結局は、人間が主体であることを描写した作品が心に響いてしまった。毒物とは何も言葉通りのものではなく、妖怪にとっての"謂れ"みたいなものも該当するはずで、東方作品においてはその方が主題として然るべき流れなんだけど、どうしてだろうね。

2015-05-17 13:18:16
羽切 @hagiri

雅趣雅俗 [東方毒殺合同]読了8。(総括続き) 阿求が小鈴が、といった如何にも一般的な存在に、毒というものをエッセンスとして加えるだけで、悲しみや愛しさが倍化されていくなんてのは。お気に入りの三作はなかなかに中身を語るのが野暮という感じなので、個別感想はオフラインで誰かに言いたい

2015-05-17 13:18:50
めるめるめるめ @namanie1

【毒殺合同/義務と礼 感想①】全体を通して感じたのは、慧音の高潔な精神の美しさを描くことに注力しているんだろうなという印象です。それは毒殺というテーマと親和性が高く、毒殺という行為の持つ背徳感や美学を描くことにも繋がっているように思えました。

2015-05-17 06:48:49
めるめるめるめ @namanie1

【毒殺合同/義務と礼 感想②】もう一つの柱として輝夜の狂気的な美しさも描かれていて、これが慧音の美しさを対比的に際立たせる効果となっていると感じられました。それだけで終わっていても充分に感慨深い作品なのですが、オチでの転調が効果的だったと思います。

2015-05-17 06:59:41
めるめるめるめ @namanie1

【毒殺合同/義務と礼 感想③】それまで一貫して叙情的な描写で、ある意味二次創作独特の旨味のある描写が続いていたのですが、オチはいってみれば一般文芸的なロジカルに重きを置いた手法に感じられ、その違和感が作品の印象を引き締めるいい効果を上げているように感じられました。面白かったです。

2015-05-17 07:06:04
めるめるめるめ @namanie1

【毒殺合同/川を流れた多くの水 感想】本文もそうですが、読後感が特に、小鈴らしさを感じさせる作品でした。微笑ましく幸せな気分を満喫できました。欲を言えば小鈴の葛藤に重さを感じさせてくれたらなお良かったのですけど、頁数も限られているので難しい面もあるでしょうね。面白かったです。

2015-05-17 07:41:15
めるめるめるめ @namanie1

【毒殺合同/FS1 感想】目が回りそうな文体ですが、読み進めてなるほど、スカーレット姉妹の、特にフランドールの世界を描くのに、この豪奢で幻惑的な文体はうってつけだと感じました。正直これで200頁だと頓挫してしまいそうですが、この頁数なら煌びやかな世界を素直に愉しめました。

2015-05-17 08:24:20
めるめるめるめ @namanie1

【毒殺合同/Rebirth 感想】毒薬に関するギミックが秀逸で、そちらを主題とした作品にも興味を覚えます。快楽殺人のフェティシズムが実直に描かれていたことが、作品に説得力と彩りを与えているように感じました。後半の妖夢の反応は少し過剰かもしれませんが……。

2015-05-17 09:06:27
めるめるめるめ @namanie1

【毒殺合同/毒殺の国 感想】メディかわいい。

2015-05-17 09:32:29
めるめるめるめ @namanie1

FS1は、考えるんじゃない感じるんだ! と念じながら読みました

2015-05-17 12:57:53
めるめるめるめ @namanie1

【毒殺合同/三杯の毒薬 感想①】コンペに出されていた作品でも感じたことですが、プラシーボさんはオリキャラの作り方、動かし方がずば抜けて巧いですね。独創的な個性をしっかり作り込まれたオリキャラ達がどんな話を見せてくれるのかと、冒頭からすっかり作品に引き込まれてしまいました。

2015-05-17 13:53:48
めるめるめるめ @namanie1

【毒殺合同/三杯の毒薬 感想②】引き込み方を心得た語り口もあり、そのあたりは期待以上の愉しさがあったのですが、今回は原作のキャラたちをどこか遠くから眺めるような視点で語られていくのが新鮮味があり独特の愉しさに繋がっていたのではと思います。

2015-05-17 13:56:53
めるめるめるめ @namanie1

【毒殺合同/三杯の毒薬 感想③】東方のキャラとして違和感無さそうな有りそうな、ギリギリなところでの灰汁の強さが魅力的に映りました。ミステリとしては各人の動機に納得のいかない面もありましたが、この頁数でミステリを書くのはそもそも難しいでしょうし。なんにせよとても気に入りました。

2015-05-17 14:04:28
めるめるめるめ @namanie1

毒殺合同で一番キツいなぁと思った描写は、NEEDLSの冒頭2ページでした 全体に読むのが辛くなるほどでは無かったので、僕的にはやり過ぎとは感じませんでしたね

2015-05-17 20:53:51
めるめるめるめ @namanie1

毒殺合同、ぶっ続けで読んだので流石に疲れました

2015-05-17 16:05:40
めるめるめるめ @namanie1

【毒殺合同/仮初に余殃 感想①】こういう痒いところに手が届くというか、細かいところまでしっかりと説明しきってくれる書き方は、やっぱり読んでいて安心感がありますね。冗長にならないように気を配らなければならないので実際は難しいものでしょうけど。

2015-05-17 15:57:56
めるめるめるめ @namanie1

【毒殺合同/仮初に余殃 感想②】比較的オチは読みやすい話なんですが、そうなって欲しく無いと思いながら読めたので、作者さんの思惑通りだったんだろうなと思います。 作品とは離れますが、まえがきが雰囲気あってとても良かったです。春日傘さんはパチュリーの使い方が巧いなと感服する次第。

2015-05-17 16:01:42
ノヴェー@コミティアう24b @gomuzawan

@gomuzawan (続き)盛大に全身から血が噴き出るもの・少しずつ体温を奪うようなもの・一瞬で意識が無くなるようなもの 多彩で、推理・恋愛・ホラー・コメディ 中には本当にハッピーエンドと言ってもいい話もあるので、内容はR18だけど怖いもの見たさ という人でも是非とも(続く)

2015-05-17 18:42:58
ノヴェー@コミティアう24b @gomuzawan

@gomuzawan 明らかに「毒」と「殺」という、自殺や鬱ではなく、静かで確かな意思を持った計画的な殺意 が他者に向けられる訳で、自ずとこれに東方が関わるのだから暗部がフォーカスされる訳で、そこには割と結構な人が目を背けたがってる部分があるのかな(続く)

2015-05-17 18:47:14