「Il Seicento-17世紀歌曲の演奏解釈を探る」の講師・受講生へのツイートインタビュー(その1)

2015年7月東京と大阪で開催予定のイベント「Il Seicento-17世紀歌曲の演奏解釈を探る」の講師・受講生へのTwitter上でのインタビュー(その1). その2 はこちらから→ http://togetter.com/li/827297 その3 はこちらから→ http://togetter.com/li/834066 続きを読む
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Seicentomasterclass @SeicentoJul2016

話は少し戻りますが、先に触れられていた団体「サードイヤープロジェクト」という名前の由来を教えて頂けますか。また、このイベントの誕生秘話などありましたら教えてください。@SeicentoJul2015 @6yoshio6

2015-05-20 08:07:42

高柳義生 (@6yoshio6) 先生の回答

高柳義生 @6yoshio6

私が自分のアンサンブルを作った際に使おうと思い、前々から胸に秘めていた名前を一部変えて命名しました。独自の視座ならぬ「聴座」をとの思いを込めました。@SeicentoJul2015

2015-05-20 09:31:47
高柳義生 @6yoshio6

実はあるプログレバンドの名前が元ネタで、誰も気付かないだろうと思っていたら直ぐに松本さんにバレました(笑)今までどのアンサンブルの命名会議でも却下され続けてきたこの名前が、遂に世に出て感無量です・・・!@SeicentoJul2015

2015-05-20 09:35:30
高柳義生 @6yoshio6

ドイツで私がやっているイタリアバロックのアンサンブルの名前が当初「Das Dritte Ohr」で一旦決まったものの、既に他が使っていることが判明し数日後却下されたのは残念でした。ですが本来あるべき場所に名付けることが出来て、とても満足しています@SeicentoJul2015

2015-05-20 09:48:58

第4の質問

Seicentomasterclass @SeicentoJul2016

高柳先生、ありがとうございます。音楽に様々な観点からアプローチするというこのイベントの主旨と同様に、The Third Ear Projectという団体名もいろいろな解釈ができ面白いですね。この団体について、松本先生が(続)@FintaPazza @6yoshio6

2015-05-20 18:55:04
Seicentomasterclass @SeicentoJul2016

「ヨーロッパ音楽と日本を繋げることに少し貢献できたら…」と仰っておられましたが、これについてもう少しお話を伺えますか。@FintaPazza @6yoshio6

2015-05-20 18:57:17

まつもと(な)(@FintaPazz) 先生の回答

まつもと(な) @FintaPazza

いやもう十分繋がってるとは思うのですがw。ヨーロッパで活躍している邦人が日本で自分の仕事の紹介をする、あるいは日本で勉強している若い人たちがヨーロッパに勉強に来る、ときに役立つようなネットワーク作りをしたいというのが希望です。@SeicentoJul2015 @6yoshio6

2015-05-20 19:47:49
まつもと(な) @FintaPazza

私は約20年前に1年だけのつもりでロンドンに留学してきて流れ流れているうちにロンドンに永住(多分)することになっちゃったんですが20年前と比較すると日本の音楽界も大きく変わったと思います。特に古楽、私がいたときは@SeicentoJul2015 @6yoshio6

2015-05-20 19:49:39
まつもと(な) @FintaPazza

(関西で)リュートやテオルボを常に聞けるなんてありえませんでしたよw。今やかなりの数の人がやっておられますし高柳さんはじめヨーロッパでばりばり弾き、あるいは歌う方がある。しかしそれだからこそ「ネットワーク」が必要なんじゃないか@SeicentoJul2015 @6yoshio6

2015-05-20 19:52:47
まつもと(な) @FintaPazza

と思います。インターネットも普及し、前には出来なかったようなつながりが持てると思うし、それは日本に居る人にもヨーロッパにいる人にもプラスになるはずです。@SeicentoJul2015 @6yoshio6

2015-05-20 19:53:43
まつもと(な) @FintaPazza

このネットワーク作りで特に力を入れられば、と思うのはともすればアマチュアと呼ばれる層。いわゆる「ばりばりやっている、有名、実力者」ではないかもしれないけれど地元に密着してこつこつと音楽作りをしている人たち。@SeicentoJul2015 @6yoshio6

2015-05-20 19:57:28
まつもと(な) @FintaPazza

こういう層が厚くならなければ本当の意味で「音楽文化」が根付いたことにはならないからです。(高柳さんにもご賛同いただけると思いますが)多分、ヨーロッパと大きく違うことがあるとしたら、「ここ」です。@SeicentoJul2015 @6yoshio6

2015-05-20 19:58:25
まつもと(な) @FintaPazza

多分日本の音楽教育機関はこれまで「コンクールに勝てるような一握り」を養成することに主眼があったと思うんですね。しかし「音楽」のような分野こそ生涯勉強が必要だし、またそこに意味があると思っています。(高齢社会になるなら尚更w)@SeicentoJul2015 @6yoshio6

2015-05-20 20:00:29
まつもと(な) @FintaPazza

今回のイベントもこういう層の方に来ていただきたい、こういう層を作っていきたい、という強い希望があります。@SeicentoJul2015 @6yoshio6

2015-05-20 20:01:39
まつもと(な) @FintaPazza

イギリスでは「アマチュア(音楽で食べていない)、けれどいつも何かやっている」層のためにマスタークラスとかワークショップとかレクチャーとかかなりあります。グラインドボーンのプレ演奏レクチャーなどにまさにそういう層が参加しています@SeicentoJul2015 @6yoshio6

2015-05-20 20:03:39
まつもと(な) @FintaPazza

18歳の段階で芸大・音大に受からなかったからと言って音楽をあきらめる必要は全くない、生涯に渡って音楽とつきあえばよいのだ、というメッセージも伝えたいと思っています(・・これは私の個人的な思い入れでw高柳さんはいかがでしょうw)@SeicentoJul2015 @6yoshio6

2015-05-20 20:06:53
高柳義生 @6yoshio6

全くもって同感です。ファボ・リツィートに連打機能が無い事が、残念でなりません!@FintaPazza @SeicentoJul2015

2015-05-20 20:20:25
まつもと(な) @FintaPazza

ありがとうございますw。まあ、このあたりは私の場合、個人的な思いいれで。日本の芸大で声楽やりましたが出来よくありませんでしたからねw。しかしあそこであきらめて止めてたら今ここにはいませんから。@6yoshio6 @SeicentoJul2015

2015-05-20 20:22:19
まつもと(な) @FintaPazza

イギリス(最近は政府が助成カットしたのでこのあたりが変わってきて腹立たしいんですが)私が教えだした頃は学部に大量の「マチュア学生」がいました。その中の多数は既に引退したような年齢層で、「音楽大好きだったけど別の道に進んだ。けど@6yoshio6 @SeicentoJul2015

2015-05-20 20:24:01
まつもと(な) @FintaPazza

仕事(や子育て)が一段落した今、是非きちんと勉強したい」とやってきた人たちで教える私よりもはるかに年上でした。本気で学びたいとやってきた人たちだったので怖かったですよ、下準備してないようなことをいったら厳しく指摘されましたし@6yoshio6 @SeicentoJul2015

2015-05-20 20:25:18
まつもと(な) @FintaPazza

本当に勉強になりました。机を並べる若い人たちもそういう態度をみて大きく学んだようです。今後、日本でも色々な層が一緒に学べるイベントを展開していけたらなあと思っています。@6yoshio6 @SeicentoJul2015

2015-05-20 20:26:50
まつもと(な) @FintaPazza

話が少し逸れますが今、イギリスでは第3大学(サードエデュケーション(サードイヤーではないw)という概念が盛んなんですが、いわば高齢者のための専門教育の場ですね。私自身もエセックスにあるこういった機関でオペラ史のコマを持っていて@6yoshio6 @SeicentoJul2015

2015-05-20 20:32:06