馬場正博さんrealwavwbabaの「自由な報道は思想や表現という基本的人権を担保するために重要だが、戦前の新聞が国民感情に迎合して戦争を煽り、（今日の）科学的にでたらめな反原発報道をしているのを見ると、マスコミは自由を正しく使っていない。」

馬場正博 @realwavebaba

自由な報道は思想や表現という基本的人権を担保するために重要だが、報道の自由は権力者の暴走をチェックするという意味で特別の地位を与えられている。しかし、戦前の新聞が国民感情に迎合して戦争を煽り、科学的にでたらめな反原発報道をしているのを見ると、マスコミは自由を正しく使っていない。

馬場正博 @realwavebaba

報道機関は権力に屈しない勇気だけでなく、報道内容が感情に流されず、客観的な真実を伝えるように不断の努力をするべきだ。朝日の「プロメテウスの罠」などは自分の思い込みの筋書きに合わせるために、事実（でさえない場合も多い）をつまみ食いした乱暴なセンチメンタリズムがあるだけだ。

馬場正博 @realwavebaba

安全保障問題も政府案に反対なのは良いが、共産党のような（彼は政治的に言っているだけだが）ゼロリスク論で戦争を語るのはどういうわけか。ある特定のことのゼロリスクだけを追求すると他の部分で巨大なリスクを抱える。そういうことを報道するのもマスコミの使命ではないか。

馬場正博 @realwavebaba

知る権利は重要だ。重要だからこそ芸能人おゴシップや加害者家族の報道のような人の列上に迎合しているだけの記事でも正当化される。しかし、報道の自由は報道内容が客観的な事実に基づいていることが前提だ。慰安婦報道なんて赦されるはずもない。

馬場正博 @realwavebaba

ブッシュ大統領（息子）は進化論とそれに対立する知的デザイン論を学校で教えろと言った。この狂気じみた案は国策としては実現しなかったが、日本人ならアホさ加減は理解できるだろう。鼻血ブーを放射能の影響とする説と否定する説を並べて両論併記というのは、これよりひどい見せかけの公平さだ。

馬場正博 @realwavebaba

鼻血ブーが放射能の影響だと言うのがデタラメなことも理解できない程度の放射能の知識で原発報道なんてしてはいけない。そのレベルの知識が許されるのは原爆投下の直後頃まで時代を遡らなければならないだろう。それから７０年、マスコミは何を勉強してきたのか。

馬場正博 @realwavebaba

「可能性は否定できない」も重い言葉だ。銀行の支店長が担当者に「あの会社は大丈夫か」と聞いて「倒産の可能性は否定できません」と言えば融資案件は中止だろう。しかし、可能性と言う意味ではJALも東電も倒産した。「可能性が否定できない」は相当の確率なしで言うべきではない。

馬場正博 @realwavebaba

日本のマスコミが常に思い込みで筋書き通りのデタラメを報道しているわけではない。ウクライナ情勢とかアフリカの民族衝突とか外国で日本との関係が薄ければ、一般日本人の知らないような情報を客観的な事実に基づいて報道する。あのように国内問題も報道できないのだろうか。ま、できないのも分かる。

馬場正博 @realwavebaba

科学報道もヒッグス粒子の発見やフェルマーの定理の証明などなら素人向けに頑張ってわかりやすい記事を書く。あのレベルの記事が書けるなら鼻血ブーは象が空を飛ぶ類のデタラメだと理解できるはずだ。社会部の記者が入り込んで市民目線で記事を書くからおかしくなる。本当はすごく恥ずかしいことだ。