「淡麗グリーンラベル・ツイッターおにごっこ」について、話を聞かれる機会があったので、僕なりにどういう感想を抱いたか、ちょっと長くなるが書いておきたい。 僕はしがない会社員である。もう32歳なので、おにごっこをする機会はもう一生無いだろう。楽しかったあの頃、もう戻らない…。
2015-06-10 20:54:59そこに降って湧いた「ツイッターおにごっこ」である。 「え、良いんですか? 俺っち、本気出しちゃいますよ!?」 そう思った人間は少なくないはずだ。n=1でアンケートを取ったところ、100%の人間が「そう思う」と回答してくれた。 僕だが。
2015-06-10 20:55:46しかも「淡麗」が付いてくるとなったら、一石二鳥。 良いんですか、キリンさん。こんな楽しいイベント企画しちゃって… 「 #イインダヨー 」と呟くだけで、霊魂が天国へ飛び上がる。 マルティン・ルターさんだって劇おこである。違う、そうじゃない。「淡麗・グリーンラベル」が貰えるのだ。
2015-06-10 20:56:56表1・図1は、それぞれ「おに」アカウントのツイート数(捕まえられた応募者)とイインダヨ数(応募総数)である。 表1を見てわかるように、稼働していなかったアカウントが半数以上を占めており、捕まえられた応募者数も、応募総数と比べて少ない。 pic.twitter.com/8Jydg7EViw
2015-06-10 20:58:45「鬼が本気をださない鬼ごっこ」が楽しいだろうか? 鬼ごっこは、鬼が全力でこちらを捕まえにかかるから楽しい。 それから全力で逃げる。楽しい!
2015-06-10 20:59:25「楽しくなくても、僕の目的はグリーンラベル!」という人もいたかも知れない。 だが、実のところ「おに」アカウントから逃げ切れたとしても、その中からキャンペーン期間中の当せん者は計700名であり、逃げ切ったアカウントから抽選で選ばれていた。 これが残念だった2つ目の理由である。
2015-06-10 21:00:38どれくらいの人間が「淡麗・グリーンラベル」を当てたかといえば、実は3%にも満たない。「おに」に捕まるよりも、毎日の抽選で外れた人間のほうが多いのだ。 pic.twitter.com/5a4EFTE4X4
2015-06-10 21:01:16おそらく今回のツイッターおにごっこの誤算は「応募者数が多かった」ことである。 今回の企画は「グランドキリンプレゼントキャンペーン」の実績数を元に、当せん者数や「おに」担当メンバーを決めたのだと思う。そこが誤算だった。
2015-06-10 21:02:19「おにごっこ」というファクターが加わった時、童心を忘れることができない、いい歳した大人がムキになって参加したのだろう。サンプル数1で、100%の人間が「そうだ」と回答している。僕だが。
2015-06-10 21:03:00次回開催に向けて、キリン側がやらなければいけないのは、ガチで捕まえにいく体制づくりである。 メンバーの増員、自動化ツールの作成、ガチで捕まえに行くために必要なことは山ほどある。是非、次回こそはキリンビールという会社の本気を見たいものである。
2015-06-10 21:03:42ちなみに、僕はこのキャンペーンを勝ち抜くため、「おに」アカウントは全部ブロックした。そんなこすい手を使う人間が3%に選ばれると思うのは、傲慢と思わんかね… 以上。 pic.twitter.com/DmJRVGXb0y
2015-06-10 21:06:04あと、あのキャンペーンに関して、問えるならキリンビールの企業倫理を問いたかった。↓の記事。元はGIZMODOのスポンサード記事なのだけれど、Livedoor NEWSに転載された結果、スポンサード表記が消えてガチステマになっておる。 news.livedoor.com/article/detail…
2015-06-10 21:16:38