"SOS"- SPIN-OFF SADO -

アリメロ（有銘ロー） @tissue_mania

#SOS24 私「…はい、喋らないけど…聞いてくれてると思います…//」まだドキドキを引きずって硬い表情のままだったであろう私に顕ちゃんは「じゃあいいじゃない、大丈夫よ」とニッコリ笑った。その優しい笑顔はまるでハイジさんのようだった。そのままニコニコしながらアドバイスをくれた。続

アリメロ（有銘ロー） @tissue_mania

#SOS25 「こう考えたらいいの。その人はね、あなたの話がつまらない訳じゃないのよ。時間の流れが違うの。それだけなの」―その言葉が私の胸に光を射した。そうなのか！時の流れが違うだけなのか！！私が無言でどうしようと慌ててる時間は、相手にとってはほんの僅かな"間"でしかないのか！続

アリメロ（有銘ロー） @tissue_mania

#SOS26 そうこうしているうちに舟はもう桟橋へ着いてしまった。「あっ、ありがとうございました…！」という私に顕ちゃんは「…うん、なんか本当ごめんね。がんばって」と私の背中をさするようにしながら、また困り眉でそう言ったのでした。いや、だから安田さんが謝る事じゃないっす！！笑 続

アリメロ（有銘ロー） @tissue_mania

#SOS27 他のたらいっ子たちが何を話してたかはわからないけれど、おそらくこうして人生相談などしていたからだろう、その後も覚えてもらえていたのは。２ショットで周りのみんなよりも平常心を保てていたのも、一足お先にドキドキを味わっていたからだろう。きっとそういうことなんだろう。続

アリメロ（有銘ロー） @tissue_mania

#SOS28 そして本編で飛ばした２ショットを撮り終えた時の話。ペコペコとお辞儀をして急いで退室しようとする私に、顕ちゃんはまるで「待って！」と言わんばかりに手を伸ばし、叫ばんばかりにこう言いました。「彼氏によろしくね！」ー彼氏に？よろしくね！？？ーそれを聞いた私は叫びました。続

アリメロ（有銘ロー） @tissue_mania

#SOS29 「ーまだ付き合ってないです！！//」...今思えばそういう意味ではなく、顕ちゃんはただ「彼(その人)によろしくね」と一人称の意味で「彼氏」と言っただけなのだ。やだー私の早とちりw ２人とも「えっ」「えっ？」という目をしながら手を振り足早にそこを離れたのでした 笑。続

アリメロ（有銘ロー） @tissue_mania

#SOS30 こうして私と安田さんとの会話は終わりを告げたのですが、こうなると後の課題は「見事その彼と付き合うこと。そしてそれを次に安田さんに会う時に報告すること」となり、８月の本公演までに彼を落とすというかなり具体的な目標ができたのですが、ごめん、もう彼に興味失せた...。←続

アリメロ（有銘ロー） @tissue_mania

#SOS31 3/27に出発してからちょうど３ヶ月。安田顕と行く佐渡、互、楽。ツアー、これにて本当に終わりです。２万字超の長き話をお読み頂き本当にありがとうございました。でもこれは物語じゃなくノンフィクション。次の主役はあなたです。終 pic.twitter.com/WQtpRAF0CJ

拡大