【GUNNER】- MASKEDGUNNER Fighting at KANOYA Base -

AKITO @MASKEDGUNNER

投下されたグレネードは、海中に落下した直後に駆逐艦に向かって突進！そして爆発した！ドォォォン！！「ガァァァッ！！！」命中！駆逐艦２隻は一瞬で轟沈した！その攻撃を受け、他の深海棲艦が仮面ガンナーのいる方向を捉えた！その瞬間！ 23

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「全艦載機…攻撃せよ…！！」偵察のため上空に待機させていた艦載機が一斉に敵艦隊に向かって攻撃した！突然の集中砲火に、軽空母と戦艦一隻が轟沈！そしてその流れに乗るように、仮面ガンナーは敵の軽巡洋艦に肉薄する！ 24

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「口が三つもあんのか…よし…全てぶっ壊してやる…！」敵の軽巡洋艦…軽巡ト級の口にフソウフォートレスの砲塔とマヤエアクラフトランチャーの砲塔を押し込む！「これでも食ってろ…クソが…！！」そう叫んだ瞬間、押し込んだ砲塔全てから砲弾が発射され、ト級はたちまち海の藻屑と化した！ 25

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「残るはお前だけだ…」そう言って仮面ガンナーが見据えたのは、この艦隊の旗艦と思わしき個体、戦艦ル級！その個体は他の個体と違い、赤い光を放っている！「一瞬デ壊滅トハ…貴様、タダノ人間デハナイナ？」ル級が仮面ガンナーに問いかける！「当然だ…俺自身が戦艦であり…鎮守府だからな…」 26

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「訳ノワカラナイ事ヲ…面倒ダ！ココデ沈ムガイイ！！」戦艦ル級は全砲門を仮面ガンナーに向け、砲撃！ドォォォン！ドォォォン！しかしこれを側面に移動することで回避する仮面ガンナー！砲撃した直後の一瞬の隙を突き、ハグロエアクラフトランチャーとサザナミブラスターで側面から攻撃する！ 27

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ドォン！ドォン！ドォォン！「ガァァッッ！！！」集中砲火を受け、よろめくル級！そして仮面ガンナーは追撃のため、さらにル級の後ろに回り込む！そして！「フソウフォートレス…飛翔…！」そう叫んだ瞬間、フソウフォートレスの底面のロケットエンジンが起動し、仮面ガンナーは飛び上がった！ 28

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フソウフォートレスは航空戦艦級FGWである。元々は航空機を運用できる戦艦のことであるが、仮面ガンナーはこれにFGWとしての改良を加え、自身を航空機として飛行させるように調整したのだ！これにより仮面ガンナーは、空中からの攻撃が可能になる！ 29

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空中に飛び上がった仮面ガンナーは、ある程度の高度に達した後、ロケットエンジンを停止させ、自身の重量を乗せて落下しつつ、飛び蹴りの体勢をとった！「くたばれぇぇぇぇぇぇ…！！！！！！」向きや位置を調整しながら、ル級の頭上を狙う！そして！ズドォォォォォン！！！！ 30

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仮面ガンナーのキックはル級の頭部を粉々にしたかに思えた。しかし！ル級はギリギリのところでこれを回避したのだ！海面には大きな波がたち、衝撃で浮き上がった海水が雨のように降り注ぐ。ル級はこの威力を目の当たりにして、全速力で撤退を始めた！ 31

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「逃がすかよ…！！」仮面ガンナーは海上を蹴り、フソウフォートレスのロケットエンジンを再び点火！ル級を追うように超高速で再び飛び蹴りの姿勢で突進した！そして！バキャァッッ！！！「ガッ…！」何かが砕けるような音と共に、ル級の背中に蹴りが思い切りヒットした！ 32

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ドォォォォォン！！！ル級は叫ぶ間もなく、蹴られた方向へ思い切り吹き飛ばされた！そのスピードは、もはや船では出せぬほどの勢いだ！瞬く間に、ル級の姿は見えなくなった！そして仮面ガンナーはあることに気がつく！ 33

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「………とどめさせてなくね…？」そう！今はただ単に脊髄を破壊しただけ！まだ轟沈したとは限らないのだ！仮面ガンナーは全力で追いかけ始めた！「くっそ…調子乗ったな……」 34

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勢いは衰えず、まっすぐ飛ばされ続けるル級！そしてそれを追いかける仮面ガンナー！この数分後、この戦闘がさらに激しくなるとは、この時はまだ誰も知らなかったのだった……… 35

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「マスクドガンナー・ファイティング・アット・カノヤベース」長くなったので後半に続く……