20XX年のY神社

ここで、突如記憶が蘇る裏喜十郎氏

陸軍中尉→大尉→少佐と記憶がどんどん蘇っていったようです。

⭐︎上の画像の解説⭐︎
戦争がない時の将校は隊付勤務という兵営でのお仕事(兵隊の教育とか戦闘訓練とか)をやって、しっかりと現場経験を積み、ゆっくりと階級を上げていきます。

しかし戦争が始まってどんどん人が死んで減っていくと、指揮官不足に陥ります。小隊長と中隊長は最前線に立つので死にやすいのです。なので若い人の階級をサッサと上げて中隊長の補充をしてるのです。
裏喜十郎も平和な時代なら中尉くらいなのですが、戦時なので佐官にまでなってしまいました。

裏喜十郎の階級が安定しないのは陸士の期と死亡時期をちゃんと決めてなかった…いや思い出してなかったからです。

⭐︎おまけ⭐︎
将校の中でも特に優秀な人は陸軍大学に入って特別な教育を受け、若い時から飛び抜けて出世します。