RKRN五年生の名前から実家考察!

名前や服から勝手に考察していますので、そういうことが苦手な方はお読みにならないでください。 専門的知識があるわけでは無いので間違いやこじつけにはご容赦を~! 四年生はこちらhttp://togetter.com/li/844660
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忍たま五年(鉢屋が複雑すぎたので双忍は後日)の名前考察します~ こじつけや間違いが多いと思われますので注意!

2015-07-08 22:56:10
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まず勘ちゃんから。尾浜は尼崎特有の地名でしかなく、字を分けて考えるしかありません。 普通に考えると浜(海や湖に沿った水際の平地)の尾(終わり・末)に住んでいた人という意味か。または、字が「小浜」に通じるため、三重県東部に移住した藤姓の者かもしれません。(つまり源氏系。)

2015-07-08 23:00:23
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少し難しいので名前から考えてみると、"右衛門"という立派な名前が付いているので武士だと考えられる。そこに"勘"(よく考える・罪を正す)が付く。この名は甲賀忍者が由来だそうで、甲賀者は近江(現在の滋賀)の地侍衆と伝えられているので、その中の琵琶湖の周辺に在住の一派かもしれない。

2015-07-08 23:06:53
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因みに漢字がしっかり当てられているので元服済みと思われます。つまり勘ちゃんは非常に残念ながら腹掛けは卒業済みでしょう… 勘右衛門の勘の字は、直感力よりも先ほどの熟考したり罪を調べ正す意味が先に来ます。直感で適当にやってる風に見えて実は考えてる勘ちゃん。萌えます。

2015-07-08 23:12:48
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次に久々知。結構驚いたりわくわくしたので長くなるかも。 まず、久々知も尾浜同様、尼崎特有の地名なのですが、こちらには地形を連想する言葉が全く無く非常に難しい…!ここで別の字に置き換えてみると『久々智』というのがありまして、祖先はなんと第八代孝元天皇。摂津に移住した古代の氏族です!

2015-07-08 23:17:43
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また、古事記で伊邪那岐と伊邪那美の生んだ神の中に、『久久能智神』(くくのちしん)という木の神様がいるのです…!このことは久々知氏が代々木に関連する職に就く家系であったことを示すそう。また、久々知の語源は「水をくくる(潜る)地形」。尼崎の猪名川に定住した久々智氏かな?

2015-07-08 23:24:38
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という訳でどこから遡っても、久々知氏は皇別氏族(皇族から臣籍降下した氏族)ということになる。兵助の"兵"には武士・戦士・つわもの等の意味があるので恐らく武士の家。(忍者は基本的にみんな武士なのですが…) また"助"には助ける・二番手等の意味があるので、次男と思われます

2015-07-08 23:30:39
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えっと続き竹谷から。竹谷氏には二つあり、①清和天皇の子孫で源姓を賜った松平氏②宇多天皇の皇子の子孫で宇多源氏のどちらか。 名前からも武家のように思うので、②だとしても公家ではないだろう。 ①は、三河国=愛知の豪族。清和源氏なら軍事貴族ということも有り得るが家康の筋なので怪しい。

2015-07-09 21:23:48
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(松平=徳川家なので、血筋の改変の恐れが有るということ) どちらにしても公家に近い武家で、①ならば松平系の中でも一番古い家なので中々お坊ちゃまかもしれない。 名の八は、綾部参照。昔から尊ばれた字(八咫烏・八百万) 左ヱ門は武士に特有の名。因みに陸奥で"八左ヱ門"の意味は…ゲフン

2015-07-09 21:29:10
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綾部についてはこちらをどうぞ。 togetter.com/li/844660 他四年生もこちらにまとめてあります。 ここでの滝の話がちらっと後で出てきます。

2015-07-09 21:31:16
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鉢屋。元々平将門の下で働いていた戦闘集団が将門の死後盗賊化していたものを、空也上人という僧が諭して托鉢となった鉢屋衆が元。働き者だったのでその内上人の仲立ちで都の警護を任され、京都の四条~五条から全国に散らばりました。 筑波(茨城)に行った一族が風魔で、出雲に行った一族が鉢屋衆。

2015-07-09 21:36:23
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鉢屋衆はそこで尼子氏に城奪還のため雇われ、奇襲や鉄砲を使った戦法で貢献しました。そのリーダーをしていたのが三郎の名の元になった鉢屋之弥三郎。城奪還度、死ぬまで尼子氏に忍者として仕え続けました。戦術のほか、歌舞音曲にも長けた一族だったそう。 三郎の名前については三男という意味のみ。

2015-07-09 21:41:48
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因みに平将門の娘の伝説を能にしたものが「滝夜叉姫」であり、そこから名前をとっているそうなのでもしこの説を取るならば滝の先祖に鉢屋と喜三太の先祖が仕えていたことになります。

2015-07-09 21:43:44
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最後、雷蔵! 不破氏は百済系の帰化人(渡来人)が壬申の乱の功により"戦で敗れない"という意味の不破という名に改姓したのが始まり。持統天皇の頃には地方豪族としては最高位の外従五位下でした。候補は二つ。 ①その後南宮大社の神職を世襲する不破氏 ②鎌倉幕府から荘園を得て城主となる不破氏

2015-07-09 21:48:37
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①なら実家は神社の神職、②なら城の城主といった処でしょうか。こちらなら室町の頃更に武功を立てて大きな城にお引越ししてるのでかなり裕福な家でしょう。 そこで、雷蔵の名について考えてみると… ①の神社は鉱山と火の神が主神なのに、雷?何だかしっくりこない気がします。

2015-07-09 21:51:59
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蔵というのは庶民も使いつつあったので微妙ですが、吾や衛門、進と同じく昔の官職名ですので武士に付ける名と考えるのが妥当でしょう。(そうなると忍たまほとんど武士になって考察の意味なくなりますが一部例外有です)また、三男によく付けられる名です。 "雷"は世に知れ渡る、響くという意味。

2015-07-09 21:59:27
Iz(いず)使う? @Pokonpo_Iz

ということでまとめると 勘右衛門→甲賀者で、琵琶湖付近在住の地侍の家系? 兵助→血筋の大変良い(元皇族の)武家の次男? 八左ヱ門→公家に近い武家のお坊ちゃま? 三郎→鉢屋衆出身の三男 雷蔵→大地主で城主の三男(or神社の神職の家系)となります。

2015-07-09 22:05:28
Iz(いず)使う? @Pokonpo_Iz

お付き合いいただきありがとうございました(=゚ω゚)ノ 専門知識もなく古代史は趣味でやっているだけで曖昧な知識も多いので信じないでください!

2015-07-09 22:07:07
Iz(いず)使う? @Pokonpo_Iz

六年生は名前が皆なかなか興味深いので考察楽しみです^o^o^ (特に伊作!!伊作が!!!すごくいい!) また暖かく見守って頂ければ幸いです。

2015-07-09 22:08:43