マスターゾンビのバー

たつみ @kero_ta

「ゾンビーバー」は、最初に字面を見たときに「ゾンビ・バー」って脳に入ってきて、コンマ３秒で「小粋なゾンビがマスターの、不思議なバーの物語」をものすごい勢いで妄想してしまったので、もう勝手に「ゾンビ・バー」を脳内上映しておく…(・ω・)

たつみ @kero_ta

ミニシアターで、一日一回、隙間の変な時間に上映。二週間限定。コラボメニューは「ゾンビ酒」と「ゾンビ＆チップス」　♯ゾンビ・バー

たつみ @kero_ta

マスターゾンビは、開店前と閉店後に強いアルコールを全身に浴びる。腐敗臭を消す為と、腐敗の進行を止める為だ。マスターは言う、「そりゃまあ沁みて痛いし熱いですけどね、いつまでもここでお客さまを迎えたいですからねぇ。こんな場所があってもいいでしょう？」　♯ゾンビ・バー

たつみ @kero_ta

（ん？マスター、痛覚あるんかゾンビやのに）（まぁええか、細かいことは気にしない）

きゅうみ @kyuumikyuumi

マスターゾンビって始祖感ある

きゅうみ @kyuumikyuumi

マスターが感じる痛みは、記憶の痛みかもしれない。と思ったら、じゃあ飲めない客が雰囲気を味わいに来たっていいね、ガイコツ男も内臓ないから液体通過するんで飲めないけど来たっていいねと

たつみ @kero_ta

「マスター、強い酒ちょーだい！すっげ強いの！」「はは、ガイコツさん物理的にザル（骨だけだし内臓ないし）だから、なんでもいけちゃうからねぇ。これいってみる？」「あんがと！（グビーッ）（骨の間からダバァ）」ガイコツさんの足元にはタライがあって水害を防いでいる。　♯ゾンビ・バー

たつみ @kero_ta

「お願い、匿って！」「…こちらへ」バターン！「おい！ここに女が逃げ込んでこなかったか！？隠すと為にならな」「さぁて、ここは死者の溜まり場ですからねぇ。生きた御方は…貴方、生きてらっしゃいますねぇ。どうなさいます？いらっしゃいますか、一歩踏み出してこちら側へ」　♯ゾンビ・バー

たつみ @kero_ta

「…もう大丈夫ですよ、お嬢さん」「あ、ありがとうございます！でも、ここ、死者の溜まり場、って…」「死者の溜まり場で、生きた御方は珍しくはありますが、常連さんもいらっしゃいますよ。あの方は慌てん坊だ、話は最後までよく聞かないと。ね？」　♯ゾンビ・バー

きゅうみ @kyuumikyuumi

@tukinokusa 　カクテルを頼んでも飲まず、グラスを見つめて記憶のなかの香りや味が蘇るのを楽しむ客もいたり…

たつみ @kero_ta

上映時間は１時間２８分。カメラは店内固定で、訪れては去る者とマスターの会話を淡々と映し出す。画面はくすんだ色調。客には影しか映らない者もいる。そういう表し方なのか、本当に影だけの存在なのかは曖昧にされている。　♯ゾンビ・バー