アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、あしたのジョー2・42話脚本─終末を見守る東京タワー、真実を映す鏡、医者は言葉を超える

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ジョー2高屋敷氏脚本42話まとめg まあ…そんな葉子が最終回で男の子の友達化するのは、丈の心の側に立つには男となりボクシングの傍にいるしかないと悟った？あと、雨の中人を優しく気遣う場面は、同氏脚本ゲン2でも出る。そして今回のカイロもその人を形成する贈り物(元祖バカボン演出)

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ジョー2高屋敷氏脚本42話まとめh ちなみにサチと丈の、レディについての会話はロッキー1オマージュだと思う。ロッキーは街の女の子に、不良な言葉を使うなと指摘している。あと、ホセのコークスクリューの恐ろしさについては、葉子の手紙の前に新聞がホセについて「恐るべきパワー」と警告してる

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ジョー2高屋敷氏脚本42話まとめi 以前の高屋敷氏脚本回で、キニスキー博士の、丈のパンチドランカーは心配ないと言うレポート後、葉子祖父のパイプの灰が映る。これも「物」が語る伏線だった。そしてジョー1最終回で丈が東京タワーに向かうのと逆に、ホセが東京タワーを背に走るのも最終回伏線

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ジョー2高屋敷氏脚本42話まとめj ここで、なぜ高畑監督が同氏にチエ脚本を一番多く任せたのか何となくわかってきた。助監督かつ演出陣の三家本氏、Pほか全工程馴染みなのもあるが、殆んどをアニオリで組まなければならないジョー2で複雑な伏線を張った脚本に着目した?チエも伏線の山で難易度S

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ジョー2高屋敷氏脚本42話まとめk しかも高屋敷氏の脚本は、梶原氏寄りでなく、自分一人で生み出した泪橋の面々を愛する、ちば先生寄りだ。同氏脚本の泪橋の人々関連、つい原作通りかも？と錯覚するが、アニオリ。こういう緩衝の役目が、出崎統監督の原作爆破スタイルを中和？しかし自己主張も強烈

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ジョー2高屋敷氏脚本42話まとめl 出崎統監督作も高畑作品も、ゲン2も、一見手が出しにくいというか、トンコツラーメン的濃さがあるんだけど、高屋敷氏の演出や脚本は、「まあそう言わずに見てみてよ」と言うメッセージがあり、あ、割と大丈夫だ、と思わせる力がある。それも強烈な伝達の才と思う

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ジョー2高屋敷氏脚本42話画像1 上段がジョー1最終回、今回、アカギ最終回脚本・OP。東京タワーが「見てる」。新聞が状況や警告を発し、鏡が真実を映す。医者との言葉を超えた会話、不気味に見守る物や天、秀逸モブ、ぼっち救済、幼い、贈り物 pic.twitter.com/yAj8aDz3KM

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ジョー2高屋敷氏脚本42話画像2 シンクロ集。手つき優しい、飯テロ、支柱や電話が見てる、布はためき、X線写真、人を形成する贈り物、ランプ、真実の鏡、口元アップ→決意。 と根性ガエル・元祖バカボン演出、今回とらんま、カイジ、一歩３脚本 pic.twitter.com/1JMJNYevtf

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高屋敷氏の、真実を映す鏡、については、デビューと思われるジョー1脚本からあった。ウルフの恐れを映す。ど根性ガエル演出は太ったマリヤ（猫）、今回は嘘、チエ脚本はチエが両親に似てる事、カイジ脚本は恐れを打破。レントゲンも、赤ルパン脚本で北京原人の骨が標的になるが、骨=真実ということ？

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高屋敷氏赤ルパン脚本、盗みのターゲットが「北京原人の骨」の回、同氏の、アイデンティティがない状態でも自分でいられるかの「脱衣演出」から考えると、骨は裸を超えた、人間の中身。しかも人類の始祖の。結局盗めないがスケールがデカすぎてダメだよということ？あと骨折り損という壮大なダジャレ