埼玉県立近代美術館企画展「動く、光る、目がまわる!キネティック・アート」関連イベント スペシャル・トーク「中ザワヒデキのキネティック・アート論」とりいそぎまとめ
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引用)私が制作した「色彩魔方陣」は、3次が3点、4次が2点、5次が1点の計6点で、色彩の3原色の濃度を魔方陣で制御した。その際、4次以上で存在する「完全魔方陣」については知っていたが、「対称魔方陣」の概念は本書で初めて知った。→
2015-08-02 16:01:33「完全魔方陣」かつ「対称魔方陣」は、4次には無いが5次にはある。とはいえ3億個近くある5次方陣のうちたった16個だ。 そうした知見から作られた私の5次の「色彩魔方陣」の1点は、完全かつ対称で、自分で見てもこのうえなく美しい。これを自画自賛というのだろうが、本書のおかげである。(終
2015-08-02 16:01:53質問「色彩をふくめ美術は快楽を含むものだが、それを意図的に外しているようにみえる。しかし美しいということを自作品に言わないのか?
2015-08-02 16:11:23質疑応答です「快感、快楽、楽しさというのは通常アートとつながっていると思いますが、中ザワさんのアートはあえてそれを外して作っているように見受けられますが、実際はバカCGも寄り目も楽しい。その辺いかがでしょうか」中ザワ「快楽については避けていた時期もありました。」
2015-08-02 16:11:46中ザワ「美について。快楽を禁欲した時期もある。しかし美は禁欲する姿自体が美しいと言えてしまい難しい言葉だ。クールベのリアリズムの時から芸術は美とは関係なくなる、つまり労働を描き天使を書かないという美術史の流もある
2015-08-02 16:12:43中ザワ「では自身のことだが、あえてこれは美しいと打ち出すことをした作品もある。それは脳波ドローイングだ。それまで美とは言ってないのに、脳波で美しい線を出せるよう修行し出力したが、その時は積極的に利用した
2015-08-02 16:13:38「美というのは禁欲していす姿が美しいとか言ったり、一概には難しいと思います。クールベもそうですが、芸術は美術作品とは違うと言ったりする歴史もあります。それと、あえて美しいという言葉を使うこともあります。脳波ドローイングの時がそうです。脳波で美しい線がかけるまで修行をするという」
2015-08-02 16:13:40中ザワ「ように、積極的に美という言葉を戦略的に使っていくという時もあります。魔方陣の時は数の美とか言ったりですね。」
2015-08-02 16:14:25中ザワ「色彩魔方陣でも美を積極的に使用している。理数系的美が分かりづらいと思ったので、魔方陣は数の美でありそれを色彩で見ることが可能ではないか、と。それが成功したならば自分の作品は美しいと、そのような物語を設定した
2015-08-02 16:14:42というわけで今日はおしまいです。個人的には超久しぶりの実況をやってみました。見ていただいた方どうもありがとうございました。
2015-08-02 16:17:35