みりあの探した「お姉ちゃん」

あらあら @ar_a_l

SSAのパンフレットだったっけ…ともよちゃんがみりあのこと「ガラスみたいな女の子だと思った」って言ってくれてたの

あらあら @ar_a_l

ガラスみたい、って、色々想像できてしまうけど。 喜びも悲しみも深いところまで透き通ってる、そんな女の子だなって僕は思う。

[電脳紳士]かくばるP @kakubaruP

従来のみりあ観からすれば違和感のあった「みりあもやーる！」のクソガキムーブ、17話で家でのみりあの様子が描写されることでプロジェクト最年少としてのびのびと子どもとして振る舞うのが楽しいんだなということになるのホントすごいと思う。

あらあら @ar_a_l

これほんとそう思う…

あらあら @ar_a_l

いくらだってちゃんと礼儀正しくできるみりあを知ってたから、はしゃいでるみりあは尊くて大好きだったけど、同時に「みりあの魅力ってそれだけじゃない」って思いも強くって、それが全部みりあの抱えた悩みにみりあが向き合うことに収束したのが今日……

あらあら @ar_a_l

だけどこれも昨日気付いたけど美嘉ねぇの莉嘉ちゃんに対する「お姉ちゃん」と莉嘉ちゃんのみりあに対する「お姉ちゃん」ってどこまでも非対称だったんだな…みりあにお姉ちゃんができたのが嬉しくて半年くらい目が曇ってたような気がする…

あらあら @ar_a_l

シンデレラプロジェクトに入って、みりあにとって「お姉ちゃん」みたいな人がたくさんできたのは間違いないと思う。だからこそあれだけみんなに甘えられて、新田ちゃんもアイプロの時の「美波さん」じゃなくって「美波ちゃん」呼びだったんだろうって思う。

あらあら @ar_a_l

その中で特別だったのはやっぱりきらりちゃんと莉嘉ちゃんで。誰よりパッションだけど誰より繊細で、頼れるお姉ちゃんであり一緒に歩いてく仲間であるきらりちゃんと、一番年が近くていつもくっついてきゃいきゃいしてられる悪友みたいな莉嘉ちゃんと。

あらあら @ar_a_l

それで、お姉ちゃんたちが沢山できたから、自分としては見ててちょっと安心してしまってた。家ではお姉さんのみりあが妹として甘えられる相手ができてよかった、無防備を晒せる場所ができてくれてよかった、って

あらあら @ar_a_l

毎晩ポエム敲いててすんません。もうちょっと。

あらあら @ar_a_l

だけど17話観終わってから改めて考えたら、やっぱりそれはみりあの片面の話だったんだよなって。当たり前だけど、妹としていられることが、直接にお姉ちゃんとしてのみりあの解決になるわけじゃない。

あらあら @ar_a_l

妹ができてお姉ちゃんになったことを心から喜びながら、同時にお父さんとお母さんとの関係が今までと同じじゃなくなってしまったことを悩んでもいたことを、ずっと知ってた。甘えてばっかりじゃいられない、って自分を諭して納得しようとしてたことも。

あらあら @ar_a_l

メタい話として他の方も何人か言われてたけど、1期は敢えて「妹としての」みりあをはっきりと描いてくれていたのかな、って思う。ゲーム本編では（プロデューサー視点では）むしろあまり見えてなかった、年相応のがきんちょとしての姿が鮮明になるほど、不可視の反面が知らずに色濃く際立ってもいく。

あらあら @ar_a_l

みりあの一人称の話は何度も話題にしちゃったけれど、ゲーム本編では最初はずっと「私」だった。時折「みりあ」が混じるようになって、アニメではシンデレラプロジェクトのお姉ちゃんたち相手にむしろ「みりあ」が多くもなって、それが17話ではずっと「私」に戻ってた。

あらあら @ar_a_l

すごく簡略化して言ってしまったら。一人称の「みりあ」は、妹分としていることをみりあ自身が選んだからこそのそれ。本当の妹じゃないけど、甘えられる相手への素直な甘えの端的な表れ。「私」は、それ以外。仮託を外した、いつものみりあであること。…だと思う。

あらあら @ar_a_l

それで。 みりあはおしゃべりする内容も話し方もすごくコントロールできる人だから、一人称もきっと同じに自分でコントロールしてるはずで。 だから、17話もそうなんだって思う。妹分としてじゃなくって、今度はお姉ちゃんとしてのあり方を探して、ごく自然にそっちを選んでたんだと思う。

あらあら @ar_a_l

莉嘉ちゃんは確かにみりあにとって一番近しい「お姉ちゃん」だったろうと思う。だけど、みりあと妹さんとの関係とはやっぱり全然違ってた。他の「お姉ちゃん」たちとも実は一緒で、「お姉ちゃんとしての」みりあの答えになる関係じゃなかった。他ならないみりあ自身がちゃんと11歳になっていたから。

あらあら @ar_a_l

もうひとつ。 「妹ができてお姉ちゃんになる」ことと「妹の存在と家族の変化を受け入れてお姉ちゃんとしての自分を引き受ける」ことって、みりあにとっては大きく違うことだった。外的なインパクトでもある前者のを心から喜びながら、自分自身の心そのものの後者を前に戸惑って寂しがっていた。

あらあら @ar_a_l

だから。 「お姉ちゃん同士」の美嘉ねぇに導いてもらいながら、同士だから抱きしめてもあげながら、あそこでみりあちゃんはやっと「お姉ちゃんとしての自分」を引き受けられたんだと思う。 行動でその自分を形作るのは、さらにまた別のハードルとして、あの朝に飛び越えて。

あらあら @ar_a_l

何が言いたかったかって、みりあが2年も抱えてたことを、17話でやっとみりあ自身で引き受けられたのかな、って。

あらあら @ar_a_l

だから僕もみりあちゃんのことみりあって呼ぼうと思います（超ひも理論）