ヘタリアのギルベルトとユール的な何か。

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@Myu__11 なんか唐突に、 ユール「あついー、あついー」 ギル「そりゃくっついてりゃ熱くなるわい」 ユール「涼みにいこうよー」 ギル「仕事がある」 ユール「いいじゃんそんなのー」 ギル「というより、熱いからって幼児化するな」 とかいう所を思い浮かべてしまった。

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@Myu__11 ユール「だって、あついんだもーん」 ギル「文句言ったって、俺と違って気温や天候は言う事聞いてくれんぞ」 ユール「なんでよー。涼しくなってよー」 ギル「・・・・・・つーか、お前は俺をそういうもんと思ってたのか」 ユール「当たり前じゃん」

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@Myu__11 ギル「いきなり素面に戻るな」 ユール「だって、熱いし」 ギル「理由になってねえ」 ユール「頭がとけてただけだし」 ギル「そんなもん理由にするな」 ユール「ギルが相手してくれないし」 ギル「暑苦しい事言ってくるからだろ」

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@Myu__11 ユール「かまってくれないし」 ギル「仕事だ」 ユール「メイド達には気を遣ってるくせに」 ギル「配下を気遣うのは上に立ってる者の義務だ」 ユール「私にはあんな風にしてくれないし」 ギル「身内にまで気を遣ってられるか」

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@Myu__11 ユール「・・・・・・ギル、冷たい」 ギル「熱いから丁度いいだろ」 ユール「夜はあんなに熱いのに」 ギル「あのな、今言う事か？」 ユール「何よ、あんな汗だくになっても止まらないのに」 ギル「仕方ないだろ、止まらないんだよこっちも」

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@Myu__11 ユール「ギルが優しいのはあの時だけだし」 ギル「お前な」 ユール「きっと、私の体だけが目当てなのよ」 ギル「なあ、おい。普段の自分の言動と行動を省みてから言ってくれないか？」 ユール「なによ、ごまかして。やっぱり殻だけが目当てだったのね」 ギル「・・・・・・」

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@Myu__11 ユール「いいわよ、いいわよ。どうせ体だけよ」 ギル「・・・・・・」 ユール「優しいのもかまってくれるの、それだけが理由なのよ」 ギル「・・・・・・」 ユール「だから、かまってくれないのは飽きたからなのよ」 ギル「・・・・・・」

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@Myu__11 ユール「今も冷たいのは、私に飽きたからなのよ」 ギル「・・・・・・おーい」 ユール「だから、もうかまう必要もなくなったのね」 ギル「もしもーし」 ユール「あんなに私をもてあそんだのに」 ギル「ちょっとイイデスカー」

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@Myu__11 ユール「いいもん、いいもん。もう一人でいるもん」 ギル「話を聞いてくださーい」 ユール「今夜から、私は一人で寝る事になるのね」 ギル「自分の世界にひたらないでくださーい」 ユール「季節はこんなに熱いのに、私だけ冬景色よ」

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@Myu__11 ギル「だからー、こっちのー、話を－」 ユール「捨てられたのね、私」 ギル「聞いてー、くださーい」 ユール「わかったわよ、じゃあ、もうここには来ないから」 ギル「だから、ちょっと待てい！」 ユール「なによ。もう私に用はないんでしょ」

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@Myu__11 ギル「だから話を聞けと。とりあえず暑苦しいから抱きついてくるな」 ユール「ひどい、私に一人で生きていけと」 ギル「言ってねえよ。それからな、しばらく暑さしのぎに出かけるから」 ユール「私を置いていくのね！」 ギル「違うわ！」

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@Myu__11 ユール「だったらなによ。もう私に飽きたんでしょ？！」 ギル「勝手に結論を出すな。そもそもなんで俺が一人で海に行かなくちゃならんのだ」 ユール「私の代わりに、仲良くなったメイドをつれていくのよ。きっとそうに決まってる」 ギル「言いがかりだ！」

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@Myu__11 ユール「だって、このところやたらとメイドに声をかけてたじゃない」 ギル「だから、仕事だ」 ユール「出かけるから一緒にこい、っていうのが？」 ギル「そういうところはしっかり聞いてるな！　だが、お前の想像とは違う！」

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@Myu__11 ユール「じゃあなんなのよ。若くてかわいいメイドの方が、私みたいな女よりいいんじゃないの？！」 ギル「海に行くからついてこれるやつをみつくろってただけだ。それも、おまえの世話をさせるためだ！」 ユール「・・・・・・え？」

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@Myu__11 ギル「だから、海に行くのはお前も一緒だ。というか、一緒でなけりゃ意味がない」 ユール「え・・・・・・？」 ギル「こう熱くちゃ仕事にならん。熱気がおさまるまで、しばらく海にいくぞ」 ユール「え、え、え、え、え！」 ギル「だから、準備しろ」

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@Myu__11 ユール「えええええええ！」 ギル「だから、抱きつくのはしばらく控えろ」 ユール「えー、でも、それは・・・・」 ギル「控・え・ろ。いいな？」 ユール「あ、はい」 ギル「よろしい。じゃあ、出かける準備をしておけ」 ユール「・・・・・・うん」

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@Myu__11 ギル「立ち直り早いな、あいかわらず」 ユール「だって、ちゃんと考えてくれてたんだもん。嬉しくなるじゃない」 ギル「・・・・・・解せぬ」 ユール「はいはい、いいからいいから。それじゃ、準備してくるわ」

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@Myu__11 ギル「おう。必要ならメイド達を呼べ。声はかけてあるから」 ユール「はーい。それじゃあ、いってくる・・・・・・って、そうだ」 ギル「ん？」 ユール「水着、どんなのがいい？」 ギル「・・・・・・は？」

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@Myu__11 ユール「外に出る時のは、おとなしめのデザインのにするけど。ギルだけと一緒の時のは、ものすごーく大胆なのにしてあげるから」 ギル「・・・・・・え？」 ユール「だから、ちゃんと好みを聞いておこうと思ってね」 ギル「あ、はい」

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@Myu__11 ユール「ハイレグカットは当然として。露出も多い方が良いだろうし。あと、どんなのがいいかな？」 ギル「ええっと？」 ユール「あ、見本がないとわからないか。じゃあ、業者を呼びつけるから、ちょっと待っててね」 ギル「・・・・・・おおい！」

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@Myu__11 ユール「素適な夏をプレゼントしてあげるから～」 ギル「ちょっと待て！　なに、語尾にハートをつけてんだ！」 ユール「いや～ん、避暑に行くのに、もっと熱くなっちゃいそ～」 ギル「こら、おい、待て！　業者は、他の奴にこれ以上漏れるような事はやめろおおおお！」

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@Myu__11 ユール「ギル、愛してるわ～」 ギル「待てーい！」 以上