燐光群『バートルビーズ』感想まとめ〈公演終了〉

熊川隆一 @ruichikun

燐光群の「バートルビーズ」を見た。社会派と言われるが、坂手洋二さんの舞台は知的に洗練されている。久しぶりに、演劇ならではの濃密な世界に浸った。 pic.twitter.com/FvomJciiys

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美宣 @minorino8prince

昨日@ザ・スズナリで観劇した燐光群の「バートルビーズ」終わってからもなかなか言葉にならず、なんだか未だに心がチクチクしてる。「できれば私達、そうしない方がいいのですが」って言うのはなんだか口癖になりそうだ。面白かった。

自家焙煎珈琲 浮空 @norapenfree

実に23年ぶりの燐光群。 pic.twitter.com/iUUesRBvVB

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結城雅秀 @GashuYuuki

燐光群「バートルビーズ」坂手洋二。メルヴィルを読んでおくと理解が深まる。全てを拒絶する人間。ビトー親子（猪熊恒和、宗像祥子）の周りに鴨川てんし、川中健次郎、杉山英之。原作に原発事故、80年代前半の切り抜き業を加える。女優によるコロス。 pic.twitter.com/UiqqLpMaEP

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佐々木敦 @sasakiatsushi

観ながら考えていたのは、いわゆるバートルビー的人物、「出来ればそうしない方がいいのですが」と言って段々働かなくなり、やがて何もしなくなる人間の異常さにばかり目が行ってしまいがちだが、むしろそのような人間を許容する社会のユートピックなあり方こそ今や問題にされるべきではないだろうか。

佐々木敦 @sasakiatsushi

ひとつのことに収斂するのではなくて、幾つかのことを一緒に語る／考えるための方法が演劇というジャンルだと思う。おそらく作者には言いたいことが山程あり、それらに整理をつけることよりも、ある容れ物をつくって、そこにそれらを放り込んでいき、その一連の動作それ自体を作品にしている。

佐々木敦 @sasakiatsushi

バートルビーのあの有名な「I would prefer not to」に、福島第一原発事故「以後」を重ねて描いているのだが、同時に一種の戦後日本論でもある。テーマの処理という点ではやや強引に繋いでると思えるところもあるけれど、むしろそれこそが演劇の武器とも言えるのではないかと。

佐々木敦 @sasakiatsushi

昨日、ザ・スズナリにて、燐光群『バートルビーズ』。何を隠そう、坂手洋二の作品を観たの、これが初です。公演期間が長いベテラン劇団は、どこかで観れると思ってる内に却って行きそびれてしまう。バートルビーということで興味津々だったが、過去の作品との比較は出来ないけれど、とても面白かった。

めいか @meikanote

みんなバートルビーをどんな風に受け取るんだろう？と思って、モチーフとなった小説の感想を見たら、「こういう若者いる」みたいな書き込みを見つけ、私は若くもなくいい年なのにバートルビー的だからこりゃあいかんと思って今日は割と真面目な気持ちで働いてる…

めいか @meikanote

先日燐光群の『バートルビーズ』を観にいきました。バートルビーって不思議な存在だなっておもう一方で、私も「うまく言えないけど、したくないことはやりたくない」という面があるのでバートルビー的な部分はあるなと

ｓｈｏｗ @show711

燐光群　バートルビーズ（スズナリ）今の時代に『白鯨』メルヴィルのバートルビーに目を付けたところや、同作と現代日本との絡め具合は流石！客席と舞台の間に設けたフェンスの使い方も見事。ただ福島と結びつけたところで失速し、女性バートルビーの最後の行動も不自然すぎて興醒め。９月９日まで。

柳原孝敦 @cafecriollo

できれば巽孝之さんか大和田俊之さんとのアフタートークのある日にいきたかったのですが、都合がつかず、今日、行ってきた。燐光群『バートルビーズ』@下北沢ザ・スズナリ。 bit.ly/1JDbUmG

David Oksenberg @DavidOksenberg

坂手洋二作・演出『バートルビーズ』、燐光群。バートルビー（B）は「する」を排除して最終的に「しない」のみ選択していく人間。不条理の典型だが、作品は条理の問題（原発、いじめ等）と結びつけているので、B的人間の解釈に無理が生じている（双葉町の看板に立てこもる娘はB的とは言えない）。

暗愚正傳 @ihuppert

燐光群「バートルビーズ」マチネ@ザ・スズナリ。メルヴィル「バートルビー」とある状況を縒って太い糸にした作品。問題の社会状況は議論の割れる案件だが、扱いはフェアで、プロパガンダに堕さない水準の演劇になっている。バートルビー、謎の存在。 pic.twitter.com/FXBLCW8ts7

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東京エンタメ（東京新聞文化芸能部芸能班） @hougei1

燐光群の「バートルビーズ」は、物語にも演出にも坂手洋二さんらしい強烈な思いが込められている。I would prefer not to（できれば私、そうしないほうがいいのですが）というバートルビーの言葉が七変化する。下北沢スズナリ（演劇担当）

adawho @adawho

→「3.11以降のバートルビー」という基本的なモチーフを残しつつ、ある意味で日本の戦後史（坂手さんの個人史も重ね合わせながら）をも総括する作品に仕上がっていて驚きました。9/7のアフタートークで坂手さんとご一緒できるのを楽しみにしています。

adawho @adawho

燐光群「バートルビーズ」＠下北沢スズナリ。先日開催された国際メルヴィル学会で本作のプロトタイプを坂手さんにご発表いただきましたが、これほどまでに進化・発展しているとは！→

すずきとしお @ToshioSuzu

燐光群「バートルビーズ」観劇。1853年に書かれた「バートルビー」を元に福島原発事故を描いた作品。バートルビーの存在を完全には理解できていないけど、かなり面白かった。福島原発事故を忘れない為にも、どんどん描いて欲しい。当日パンフに書かれた原作のあらすじを読んでおくのがベスト。

小泉うめ @co_ism1_U_Me

「バートルビーズ」「人民の敵」続けて観るのは面白かった。両方知っていてもまた新しいものが見えてくる。乱読派の読書家にオススメな観劇体験です。

shiho @tama5ao1

脳内でバートルビーの言葉が繰り返される…とり憑かれた😳

渦産業木村万里 @uzumarishiro

「できればそうしたくないんですが」の男。拒絶でも拒否でも否定でもない強固な意志が世界を動かしていく不条理小説を舞台化「ザ・スズナリ「燐光群／バートルビーズ」岡町高弥さんのレポここに。 その反社会性は果たして犯罪なのか、革命なのか。 bit.ly/1CSNwyA

shiho @tama5ao1

燐光群のバートルビーズを観て、「バートルビー」読みたいと思ったら、来月発売👀 twitter.com/kotensinyaku/s…

光文社古典新訳文庫 @kotensinyaku

燐光群『バートルビーズ』下北沢ザ・スズナリ公演中！（9月9日まで）bit.ly/1NOE8Pn 今日は池澤夏樹さんゲストのアフタートークが！……い、行きたい！ちなみに古典新訳文庫のメルヴィル『書記バートルビー／漂流船』（牧野有通訳）は9月9日発売予定です！えへへ。

2015-08-25 16:02:22

ni_ka @ni_ka

アフタートークが大変刺激的で、次々解釈がー◎ バートルビーはネイティブアメリカンだという解釈や、固有名という概念をバートルビーがこえている。そして、なんと！ バートルビーという名前は、バイブルとアートという解釈もあると巽孝之先生。 pic.twitter.com/gfYepMlyo7

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ni_ka @ni_ka

燐光群『バートルビーズ』作、演出、坂出洋二 アフタートーク 巽孝之 Samuel Malissa 非常に素晴らしい夜でした。 311後の現代の日本福島と、バートルビーの世界が、交錯し合う刺激的な演劇でしたー。 pic.twitter.com/oF5OAoLz0e

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梁田貴之 @YANADATakayuki

ある方『バートルビーズと坂手さんの鼎談を堪能してきました。本当に見事なシナリオと演出です。時空、虚実、配役が単に切り替わるだけではなく、巧みに重なり合う舞台は絶対のおすすめです。』 　rinkogun.com/Bartlebies.html pic.twitter.com/MyxmhNcf6f

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