夢備忘録

自分の見た夢のまとめ。
1
前へ 1 2 ・・ 6 次へ
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

そんな中で、主人公が育てる麦や花は変異を辛うじて免れている数少ないものだった。主人公は自分の家と、育てている植物のことを考えて、東に残ることを決めた。東西を隔てる壁は変異した「触れた生き物を食べてしまう白くて柔らかい生きた壁」が使われることになり、そのまま東西は隔てられる。

2016-03-03 03:20:17
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

主人公は壁のすぐ近く、彼女のために作られた耕地で植物の栽培を続ける。そこは壁の上部すれすれまで高さがあり、彼女からはかつて友人と暮らした街が見下ろせ、街からは彼女が育てる黄金の麦穂が見えた。そうして、数年が過ぎ、世界中がどんどん変異して行く中、彼女の育てる植物は変異しなかった。

2016-03-03 03:23:22
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

花を受粉させる虫はすっかり変異した”何か”に変わっていて、年に数回、壁を越えようとして”食べられる”誰かの悲鳴が夜の静寂に響いて。種を保管する倉庫も変異した「生きた倉庫」になっていて、それでも主人公と彼女の育てる植物は変化しなかった。世界から切り離されたみたいに。

2016-03-03 03:27:34
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

東は自給自足は出来たけれど文明レベルが著しく低下したし、西は第一次産業がほぼ機能しなくなってしまい、輸入に頼りながら、限界に目を背けながら今までどおりの生活らしきものを続けていた。世界が変異する速度に人は完全に置いていかれていて、そんな中で変わらない彼女の空間は完全に異物だった。

2016-03-03 03:32:32
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

そんなある日、彼女の左手に変異が現れる。小指と薬指が金色の機械に置き換わり、彼女の意志で細いアームとして伸ばせるようになった。それは毎日少しずつ進行し、肘までがすっかり置き換わったところで、東の軍?のような統治組織に変異したことがばれた。

2016-03-03 03:35:36
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

変異した手の甲にはマイクのような器官が生まれていて、主人公を捕らえた組織は彼女の「使い道」について検討し始めた。彼女はもう人ではなくものとして扱われる立場だったから、とりあえず脳をいじって思考を止めてから、マイクとして使ってもいいんじゃないか、と冗談混じりに話すものもいた。

2016-03-03 03:38:38
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

結局、彼女は処分されることになったけれど、彼女は処分される前に組織に交渉する。結果、自分の育てていた植物が貴重だと言うことから、彼女はその種を保管している「生きた倉庫」の鍵と引き換えに自分の願いを一つだけ聞いてもらう権利を得た。その願いは「西の友人に形見を手渡して話がしたい」。

2016-03-03 03:41:42
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

「生きた壁」を越えて西の友人と再会した彼女は、自分の形見とは明かさずいくつかの品を渡して、友人にお別れをする。

2016-03-03 03:44:14
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

「この世界は変わっていくばかりで、変われないものは淘汰されて、何一つ思い通りになんてならないなんともならない世界だったけど、でもきっと変わらないものもあって、それがすごく愛おしい。私はこのなんともならない世界が大好きだったよ、ありがとう」

2016-03-03 03:45:24
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

そこで夢は終わったから、彼女が最後どう処分されたのか、あるいは処分されなかったのか、彼女の育てていた植物達がどうなったのか、彼女の友人や家族がどうしたのかはわからないんですけどね。作中でただの一度も泣かなかった主人公が「ありがとう」と泣きながら言ったのがすごく印象に残ってます

2016-03-03 03:47:48
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

そしてこう、1本の映画を見たような気分で目が覚めたもんですから起きたときにそりゃあもう疲れてへとへとで。母親に内容をざっくりかいつまんで話したところ「お前もうそれなんか小説とかにしちまえよ」といわれました。うぐぐ

2016-03-03 03:49:13

少女と夢戦争の話

ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

舞台はすごく古めかしい日本家屋の中から始まる。視点は第三者の記者、主人公は日本家屋に住む不思議な雰囲気の少女。いつも白くてだぼだぼのサイズ合ってないTシャツ見たいなのを着せられてて、怖いお母さんと少女を物を見るような目で見てくるお姉さんと暮らしてる。

2016-09-27 01:30:30
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

少女はその日本家屋(屋敷)の中から出ることは許されてない、軟禁状態でずっと暮らしてて、物心ついたときから毎日変な儀式をさせられて、毎晩変な夢を見ていた。夢の中で彼女は彼女ではない何かになって、現れる竜や天使と戦って勝利する。夢では不思議と戦いたくないとは思えない。

2016-09-27 01:33:51
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

で、その少女が10歳くらいの時から、記者を名乗る若い男が頻繁に屋敷を訪ねてきて、取材させてくれ取材させてくれといっては拒否されて門前払いを食らう、と言うことを繰り返していた。少女は外界との接触を禁じられていたけど、その男に気付いたときからこっそり陰で様子を伺うようになっていた。

2016-09-27 01:35:50
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

記者は彼女の生活で唯一の刺激で、母と姉の目を盗んでときどき壁の上からこっそり声をかけて、ほんの数分、数十秒だけ話をするようになる。ときどき一緒にちょっと不良っぽい少年が一緒に来ることもあって、少女はいつしかその少年にほんのりと淡い恋心なんかも抱くようになる。

2016-09-27 01:38:42
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

そんな生活が続いて、少女が16歳になったとき。少女は記者と結託して、母と姉が出かけた隙に、記者を屋敷内に招き入れる。目的は一つ、少女が「見るな」と言いつけられていた「開かずの間」の中を一緒に確認する為。記者の目的も元々そこにあったと言うことで利害関係が一致したんだな。

2016-09-27 01:40:46
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

で、その「開かずの間」をあけると、中には「少女と同じ人間の肉体がばらばらの状態で安置されて」いた。顔かたちからほくろから年齢から全部一致するの。思わず腰が抜ける少女と、やっぱりと呟く記者。なんの事かわからない少女に、記者は「自分と友人が助けるからここから逃げよう」と提案する。

2016-09-27 01:43:40
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

その提案を呑んで、即逃げ出す少女と記者。屋敷の近くにあの不良っぽい少年も待機してたらしくて、すぐに合流して3人で逃げる。向かうのは一旦人通りの多いほう、と少年がいって、ショッピングモール方面に向かうんだけど、あるタイミングから少年が周りをものすごく警戒しだす。

2016-09-27 01:48:41
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

なんだろうと思ってると、少年が「一旦少女の服も見繕わないといけないし、ちょっと“ヤバイ”のがいるから一旦あそこに逃げる」と道一本入ったところの雑居ビルを指定する。表には古着屋さんぽいところが入ってるんだけど。少年はそっちじゃないって言ってなぜか地下に入ってる本屋さんを指定するのね

2016-09-27 01:51:50
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

エレベーターで地下におりながら、なんで逃げ場ないところを指定するのかを記者が問うたら、少年は「少女を連れ出してから人の間に明らかにヤバイやつが混ざりだした。こう言うところは一種の閉鎖空間だから、そういうのが入ってこれない。一時的に避難して、自分が様子を見に何度か上に戻る」と回答。

2016-09-27 01:54:19
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

「そのときに服も適当に買ってくるから」といってる間に地下について扉が開くんだけど、地下なのに天井がすごく高くて、壁に水が流れてたりして、広くて明るくて清浄な空間だった。本棚は1つもない。机といすがぽつぽつ配置されてて、その中の一つにちょっとふくよかな黒人女性が座って本読んでる。

2016-09-27 01:56:55
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

エレベータ降りたところでぽかんとしてると、女性が気付いてすごくにこやかにこっちおいでよと招いてくれる。おずおずと中に進むと、女性はめっちゃ気さくに話しかけてきて、少女と記者は何となくうちとけて、「私おなかの中に子供がいるのよー」「えっほんとですかすごい」みたいな空間が出来上がる

2016-09-27 02:26:06
ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

その間に少年が餓えの古着屋さんで適当に服買ってきてくれて、少女が何のためらいもなくその場で着替えようとしたりする1コマもあるんだけど、そうこうしてると奥から短髪に眼鏡の知的な雰囲気のお姉さんが出てくる。女性が「あらオーナー」見たいなことを言うので、お姉さんがここの店長だとわかる。

2016-09-27 02:28:40
前へ 1 2 ・・ 6 次へ