猫の摩耶(1997-2015)逝去から立ち直るまで
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@chronekotei (感謝。摩耶どうし仲良くしてやってくださいと、そちらの摩耶さんにお伝えください)
2015-09-11 22:23:29おはようございます。地震で目が覚めました。ちょっと怖かったですね。 pic.twitter.com/nVPdaImrYd
2015-09-12 06:25:579日早朝に猫の摩耶を見送って3日目。10日夜にお骨にして2日目。身体の1/3くらいを失ったかのような喪失感と、口を開けば涙声になりそうな悲しみから、立ち直ってきました。ふわふわピカピカ生き生きした摩耶が、横にいるんですから。猫霊感体質でよかった。今日からは仕事にも復帰します。
2015-09-12 11:40:45@miwachan_info 瑠くんは、どんなふうに感じているのかな? みわさんが通常営業に戻って安心しました。
2015-09-12 11:43:15@miwachan_info かわいがって大事にしてたからこそ、元気になってといてくれてるのでしょうか。ふわふわな感じが感じ取れるのですか??
2015-09-12 11:50:34@nan_phoone_6996 寂しいし悲しいけど、受け入れるしかないことは理解しているようですよ。と書きながら後ろを見ると、背後霊のように瑠がすぐ後ろに座っていました。でも、カメラ向けたら逃走。
2015-09-13 00:44:50@aki777lucky はい。毛ざわりも温もりも動きも表情もあります。生前と同じ声で、日本語でのかわいいおしゃべりも。
2015-09-13 00:48:08リュック型キャリー、2にゃんを前と後に抱いて背負って同時に運んでも両手空くし、いいですよ>災害時、水難救助隊員が猫に洗濯ネットをかけて救助→ちゃんと理由が! togetter.com/li/872535 @togetter_jpさんから
2015-09-13 01:17:25摩耶ねーちゃんが死んでしまい肉体が消えてしまったことを、頭では理解しているらしい猫息子二号(7)。気持ちは納得していないようです。ときどき思い出したかのように、摩耶を探すかのような行動を取って「にゃおーん」、窓の外に向かって「あおーん」。切ないです。
2015-09-13 01:33:08→でも、摩耶の不在を受け入れられず悲しむ猫息子二号(7)の姿に、私は摩耶がどれほど慕われ頼られたお姉ちゃんだったかということを改めて思い返し、強く賢く優しい摩耶ねーちゃんを育てられて18年以上一緒に暮らせたことを、喜び、改めて感謝し、でもやはり悲しさをしみじみと味わうのです。
2015-09-13 02:34:38午前4時ちょっと前。そろそろ寝ようと片付けをしつつ、ドビュッシー「ペレアスとメリザンド」最後のアルケルの歌を口ずさむ。死んだ孫2人と孫の妻1人を見送り、「この哀れな番が来たのだ」と孫の妻が最期に産み落とした曾孫娘を抱いて歩み去るアルケルの歌。ドビュッシーのオペラでは完璧な悲劇。→
2015-09-13 03:52:45→でも、高校生のときに「ペレアスとメリザンド」にハマり、ドビュッシーのスコアはもとより、メーテルリンクの原作にまで無理やりアクセスし、アクセスしようとしてフランス語をなんとか理解できるようになり、落ちこぼれていた英語をフランス語からの類推でなんとかしてた私。→
2015-09-13 03:53:58→メーテルリンクの「ペレアスとメリザンド」は、絶望の中で希望を見出そうと螺旋階段を登っていく物語なのですよ。象徴主義的な物語全体から、その大筋を見出すのは難しくて、私も20年くらいかかったけど。そして摩耶たち「肩の上組」の他界した猫たちに話しかけるカーチャン。→
2015-09-13 03:56:26→あのさ、みんな。おかーさんがときどき聴いていた、3時間半もある長い長い長い音楽、「なんだ、あれ?」って思ってたでしょ。2002年、おかーさんが10日ほどもいなくなって、あなたたちのお世話はシッターさんにお願いして、それで帰ってきたことがあったでしょ。→
2015-09-13 03:57:59→あのとき、おかーさんは、ドビュッシーっていうおじちゃんが、100年前に初めて世界のみんなに見てもらった「ペレアスとメリザンド」っていうオペラを、100年後、100年前のその日と同じ場所でやるのを見に行っていたんだよ。それでさ。おかーさんが、世界中飛び回って勝手してたのは、だね→
2015-09-13 03:59:38→あなたたちに、世界はどんなに素晴らしいことでいっぱいか、教えてあげたかったからなんだよ。だからね。2022年、みんなで、ドビュッシーっておじちゃんの「ペレアスとメリザンド」を、フランスのパリのそこに見に行こう。みんな肩に乗って一緒においで。「猫はダメ!」とか言われないから、さ!
2015-09-13 04:01:19→(オペラ「ペレアスとメリザンド」は初演が1902年なので、2002年に100周年公演が初演のその日その場所で行われたわけです。2012年は私がそれどころじゃなかったんですが、いろいろ記念公演があったようす。2022年もあるでしょう)→
2015-09-13 04:03:57→世界は素晴らしいものや素晴らしいことでいっぱい。人間は希望の物語を夢見て現実に出来る存在。猫も希望を夢見ることはできるけど、現実にする力は人間に借りないと無理。今、私は、家族の猫たちと一緒に、自分たちの希望の物語を、少しずつ形にしてきたんだと実感しています。→
2015-09-13 04:06:27→猫たちと一緒に紡ぎ続ける希望の物語は、1987年9月、大学院入試の日にはじまりました。拾ってしまって育ててきた子猫を、大学の同級生が試験会場に連れて来ていて。私はその子猫たちのひとりを我が子として貰い受けました。その子が、我が家の猫娘零号となりました。→
2015-09-13 04:09:42→もうすぐ、30年。私がどんなに絶望的な状況にあっても、消えそうな希望の日を、ね子どもたちが大きくしてくれた。私は、ね子どもたちを守ってきたつもりだったけど、どっちが守ってどっちが守られてたのか、今から考えると、どっちとも言えません。→
2015-09-13 04:11:40→私たちは家族というチームを作り、協力して、力を合わせて、毎日を明日へとつないできました。それだけは間違いありません。そして時間が経つとともに、チーム「家族」に参加する猫が増えて。今は人間1・身体のない(他界した)猫3・身体のある猫1の大所帯。明日も、生きようね。おやすみ。
2015-09-13 04:13:49