パリ国立工芸博物館の素敵なものたち

パリでいちばん萌える博物館を3日かけて回りました。あらゆるものが素敵ですが、中でも個人的萌え要素が高いものを投稿してます。
テクノロジー フーコーの振り子 ウンベルト・エーコ パリ 工芸博物館
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Tominaga Akira @TominagaAkira
ウンベルト・エーコの「フーコーの振り子」で重要な役割を果たすパリ国立工芸院の博物館( arts-et-metiers.net )の素敵なものたちを連投します。

<前口上>

工芸博物館と言ってますが、工芸品ではなく、それを作る技術の博物館。どちらかというと「科学技術博物館」の方が正しいですね。

入館料は2015年9月現在9ユーロ(常設展のみ、特別展示は別料金)。その日の内なら出入り自由です。
開館時間は10時~18時(木曜は21時30分まで)。月曜日はお休みです。
ちなみにぴったり10時に行ってもまだ開いてなかったりしますが広い心で待ちましょう。

他の美術館や博物館も回りまくるならパリミュージアムパス( http://www.parismuseumpass-japon.com/ )という手もありますが、価格的には微妙ですし、工芸博物館にはパス専用窓口もない(そもそも混んでいるのを見たことがない)ので、無理して手に入れる必要はないでしょう。

全3フロア。3階が「科学装置」と「素材」、2階が「エネルギー」、「機械」、「建設」、「通信」、1階が「運輸」となっていて、そのほかに、かつての教会にフーコーの振り子とかプロストのルノーF1とかがあります。

1時間もあれば一通り見て回ることが可能ですが、いちいち展示品の前でそのメカニズムを理解しようとしたり、加工の美しさに見とれていたり、ビデオ解説で勉強したりを各所で繰り返すと丸2日コースとなります。

ポイントとなる展示にはとてもわかりやすいビデオ解説もついています。仏語と英語ですが、映像だけでわかるようにできてるのが素晴らしい。

オーディオガイドは1日5ユーロ。日本語もあり。とても凝った作りで充実しています。社会的背景や機械が熟練工を排除する様子まで説明してくれてとても楽しいですが、フルに聞いていると4時間半コースとなります。
最初から使ってしまうと面白すぎて目や頭がお留守になるかも。

所々漢字の読み間違いがあるのは大目に見てあげましょう。この大量の情報の日本語版を作ってくれただけでも感謝です。

あと、装置にはイヤホンジャックもついているのでイヤホンを持参すると楽ですね。

ミュージアムカフェは日曜はコールドミートのビュッフェと飲み物のみになりますのでご注意を。ビュッフェは19ユーロとお高い上に、お味はそこそこなので。

では始めましょう。

まずは科学装置コーナー。測ったり計算したり。

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ラヴォアジエの実験室になぜか展示してある「旅行用ソーイングセット」。 pic.twitter.com/0KGHKufU0A
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ラヴォアジエは18世紀の化学者。水素と酸素から水を作った人。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アントワーヌ・ラヴォアジエ

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5kgを1mg単位で測れるはかり。切削加工の角に萌える! pic.twitter.com/TgzyFkYKCX
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1760年の船舶時計。緯度は太陽の位置でわかっても経度は時計がなければわからない。でも揺れる船でどう正確に時計を回し続けるかの一つの答え。2メートル近い高さ。 pic.twitter.com/sRSliRHHnn
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1862年に作られた光の速度を測る装置。ここから相対性理論に展開すると思うと胸熱。 pic.twitter.com/LoShFvNu0y
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この装置の一番きも煮ますなる投影機。真ん中の鏡は毎分12,000回転!本当は向きが逆で左にあるバルブは右を向いているべきもの。ここから空気を送るんだけど、 pic.twitter.com/xAVV9bbTAh
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なんかタイポがひどい。「この装置のいちばんキモになる」と言いたかった。

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その空気は巨大なふいご的なものから送られる。送るスピードは音叉で把握するというのもかっこいい。 pic.twitter.com/EwCpNxZGQv
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素材コーナーはいろいろな素材による加工品、そして加工機械がいっぱい!

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パンチカード式機織り機。ここからコンピューターまでは近い気がする。 実は機織り機のメカニズムはあんまり理解してない。 pic.twitter.com/BMkP3FGPjt
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機織り機の全体像はこんな感じ。 pic.twitter.com/6JMecDQ8rj
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アルミニウムが時代の最先端だった1865年のアルミ製双眼鏡。 pic.twitter.com/vtTX94jiMs
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1932年のアルミホイル。柄がかわいい。 pic.twitter.com/whVz6CxBao
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建設コーナーでは建築や土木技術について学べます。

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橋について語るだけの端末。左の回廊は橋の模型で埋め尽くされてる。 pic.twitter.com/NYRHKDSmmt
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コメント

ICHIKAWA Kento(おにぎり) @kentosho 2015年9月27日
パリにはこういう博物館もあるのね!いってみたい!
トリコロールLab.🌈🌟🐟 @Tricolore_Labo 2015年9月27日
すごい。けどミシンが哀しい(´・ω・`)
くまのひるね @kuma_hiru 2015年9月27日
カッコいい! 見に行きたい! フランス語わからないと楽しめないのかな? wktk
sukebenayaroudana @Sukebenayarouda 2015年9月27日
ロンドンのサイエンス・ミュージアムもおもしろいですよ!上野の科学技術博物館もね。
@tmtkyk 2015年9月27日
素敵すぎて、最後まで見終って思わずため息・・・
nekosencho @Neko_Sencho 2015年9月27日
最初の計算機はパスカルのでしたっけ。飛行機のアヴィオン3は「たわみ翼」でライト兄弟と争ったアデールの機体。ただライト兄弟のたわみ翼(ロール方向の操縦につかえる)と違ってたわむだけという
Tominaga Akira @TominagaAkira 2015年9月28日
パリ国立工芸博物館ネタ、3日目分として小ネタをいくつか追加しました。
Tominaga Akira @TominagaAkira 2015年9月30日
マクロ付き単眼鏡があるとディテールがバッチリ見えて楽しです。
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