蜻蛉切と鳳翔さんについての妄想

ゴミ箱＠たかはし @dustbox404

@tos 最後のコマの鳳翔さんがとにかく可愛らしいんだよ。抱き上げて巣を見せてくれる蜻蛉の頭をぎゅうと抱えてくっついていてさ。くっついているんだ…御胸も。そりゃ小さな艦ですから控えめかも知れませんが、それを補って余りある包容力がありますよねと。ええ。→

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@tos 鳳翔さんはちょいと高くなった視線を巡らせて「あぁ春の香りはしますね」なんて髪に付いた一片の花びらを愛おしんだり。蜻蛉もつられてその“春の香り”を嗅ごうと鼻を鳴らすんですよ。でも春風に混じって甘やかに香るのは一番近くに居る人、つまり腕の中にいる女性な訳で。→

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@tos その香りが今更ながらに“腕の中に収まる温かさ”と“髪と頬とに当たる柔らかい感触”を気付かせたりする。距離を取ろうにも放り投げるわけにいかず、かと言って降ろそうにも、もはや感触を意識しすぎてどうにもならない。ただただ硬直、赤蜻蛉にはちょいと季節が早いのではあるまいか？→

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@tos して、鳳翔さんは暫くの間いつもと違う景色を楽しんで、漸く蜻蛉が硬直していることに気付くんですよ。「重かったですよね、ごめんなさい。有り難う御座いました」と声をかけて降りる段になっても“私は何かしたかしら？”なんて蜻蛉がぎこちなくなった理由が分かってなかったり。→

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@tos あの作品での２人の関係性を勝手に『両片想い』にしてたな…無意識に好みの路線を突き進んでた。しっかし、巨大男士(身長２ｍ弱)と小さな艦(女性の平均身長より下？150cm代？)だとしたら、相当な身長差な訳だが…その、大丈夫なの？ほら、うん。→

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@tos 今更だが、蜻蛉は鳳翔さんを抱き上げる時に『失礼します』も何も声掛けしてないんだよな。最後に鳳翔さんが抱き着いてる事からしても想いが通じ合った後なのかもしれないが…どちらにせよ想い人がでかい木の前でぴょんぴょこ飛び跳ねていたら、可愛らしくて蜻蛉も声かけられないよなぁと。

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(鳳翔さんの「お茶にしましょうか」ってあのボイスが好き過ぎて困る。是非とも蜻蛉と一緒に茶を飲んで頂きたい。 #刀艦乱舞 ) pic.twitter.com/E1sOVqR4Jo

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@tos 身長差は4~50cmってのを頭に置いて作っては居たけど、艤装外して蜻蛉の横に置いたら自然にその位の差が出た。あと、凄く下らない事だけど、刀やってる方なら違和感があるだろう程度にキャラの間隔を狭めてる。恥じらいを感じる距離感。→

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@tos 今回は背景を本丸にしたけれど、背景が鎮守府だった場合は和の壁紙+畳＋卓袱台が似合うと思う。脂の乗った焼き秋刀魚にピリリと辛い大根おろし、飯は栗ご飯に煎り胡麻を散らして。味噌汁は…菜物を入れるか。あと冬瓜と鶏胸肉の煮物を付けよう。２人で秋の味覚を堪能して欲しい。→

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@tos 蜻蛉は本丸で飯盛り係だけど、鳳翔さんと卓を囲む時だけその任から解放される。にこにこした美人さんに「まだたんとありますよ？召し上がれ」とか言われたらもうそれだけで飯の旨さが３倍になるよね。いつもは腹八分目を心掛ける蜻蛉だって、本気で飯を掻き込むと思うわ。

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@toukan_crossTL こちらさん(twitter.com/yuzutoukan/sta…)のツイートを拝見して、ほほぉ？ってなったので配色交換してみた。髪色と着物の色が重複してるから印象がぼやけるけど、蜻蛉がナウい感じになってる。 pic.twitter.com/6iWm9mO7EB

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@toukan_crossTL @dustbox404 で、さっきのコラで頭まで完全に配色を入れ替えるとこうなる。蜻蛉のナウさは相変わらず、鳳翔さんはヤンデレ感増量ですな。 pic.twitter.com/oiYtw51P8Y

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@toukanCP 唐突なんだけれども、鳳翔さんがヒトだった頃は良い所のお嬢さんだったりしそうだな。親父さんは軍の偉いさんで、丁度その頃、『年若い娘を人柱として鋼の魂を宿らせ、艤装を積ませて戦う“艦娘作戦”』なるおぞましい案が呈された時期だったりするんだ。→

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@toukanCP 親父さんは「戦に赴くは男のみ、女子供なぞ戦力にならん！」と反対する。女性の力を過小評価しているのではなく、国を育む“母”となるべき若い娘達を戦場に送りたくない一心での発言だった。…が、よりによってその人柱の適合者として己の一人娘が選ばれたりするわけですよ。→

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@toukanCP 作戦賛成派閥からは「娘可愛さに反対したうつけ者」と誹られたりする。親父さんは軍人としては娘に「有り難く人柱となれ」と言わねばならないし、親としては当然征かせたくない。娘さんはその葛藤を察して、自ら「私が御国の力となれる事、喜ばしく思います」と承諾するんだ。→

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@toukanCP 出立の日、両親は玄関の戸口で見送るんだ。母親は父親に支えられないと立っていられない程に嘆き悲しみ、痛々しい程。父親の方はと言えば…皺一つ無い軍服に身を包み、たった一言「責務を果たしてこい」とだけ口にする。親を置いて逝かないでくれとは、言えなかった。→

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@toukanCP そうして娘さんは、ヒトとしての名を捨て、ヒトとしての時間を捨て、両親に愛される子としての生き方を捨て、新しい呼称を与えられるわけだ。軽空母鳳翔。起工時から空母として建造された、世界で初めての航空母艦。その鋼の魂の器として戦いに身を投じる事になる。→

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@toukanCP 深海棲艦との戦いは終わりが見えない。春の桜を眺め、夏の日差しに灼かれ、秋の寂しさを思い、冬の寒さに息を白ませる。幾度も幾度も季節が巡る内に、ヒトとしての名をくれた両親も、学友達も、見知った人達が老いて死んでいく。遺されるのは人としての時間を捨てた自分だけ。→

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@toukanCP 鳳翔さんはそんな寂しさを抱えつつも、鎮守府では同じ境遇の艦娘らと親交を深め、『自分は幸せなのだ。寂しくは無い。満足しなければならない』と言い聞かせて過ごしてきた訳だ。その日の知らせが来るまでは。→

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@toukanCP 知らせは突然なのな。オッサ…好青年提督から執務室に呼び出された鳳翔さんは「今日から俺、審神者ってのと兼業になるから宜しく」と伝えられる。全く意味が分からないと小首を傾げていると、執務室のドアに聞き慣れぬ生真面目そうな声が掛かる。「主殿、宜しいでしょうか」→

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@toukanCP オッサ…好青年提督兼審神者は苦笑いですよ。「あいつ、こちらに喚んで間もないから洋風のドアの開け方が分からないんだな。鳳翔さん、悪いんだけど開けてやってくれる？」言われた鳳翔さんが引き開けたドアの向こうには、真っ黒な壁がそびえ立っているんだ。→

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@toukanCP 怯えつつ視線を上げると、真っ黒な壁の遙か高みに杏色の瞳が見えるのな。鳳翔さんが『大きい人ですねぇ』なんて驚いてると、相手も少し呆けたように鳳翔さんを見つめてから「蜻蛉切と申します」と挨拶する。鳳翔さんはまだ知らない、その黒い壁が後の夫となる神さんだってのを。→