【異世界居酒屋のぶ】ふぁぼされた数だけ自分の作品の裏話するかも【蝉川夏哉】

蝉川夏哉 @osaka_seventeen

@osaka_seventeen それでもしのぶが仕入れに一切口を挟まないのは、板場の独立性を維持しなければならないと考えているからである。今の居酒屋のぶで信之に仕入れで口を挟めるのはエーファだけである。（ハンスは時々仕入れて欲しいものを追加で言ったりする

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@osaka_seventeen 古都は古帝国時代に築かれた最北端の城市であり、広場にはその頃の遺構が残っている。古都中心部に上下水道があるのは、古帝国時代の名残。

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@osaka_seventeen 農村から逃げてきた者には領地から追手がかかるが、古都に一年暮らせば古都の住民として認められるという法律がある。この場合、追手が見つけても領地へ連れ返すことはできない。

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@osaka_seventeen 古都の周囲に残り香のある”妖精（アールヴ）”や”雪狐”に関する信仰は古帝国がこの地に進出してくる以前にあった信仰

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@osaka_seventeen 太陽神と雄月、雌月はそれぞれ別々に信仰されていたが、古帝国時代に緩やかに集合された。後に”帝国の危機”の時代に三つの神格が合一されて、現在の信仰の原型が成立した。

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@osaka_seventeen ボルガンガは古都に棲む雑魚で魚醤の原材料になるが泥臭くて食べにくい。調理する場合は井戸水で十分に水抜きをする必要がある。

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@osaka_seventeen 水運ギルド<金柳の小舟>のマスターであるラインホルトの家柄は異常に古く、古帝国時代に古都の原形が拓かれた時の兵站隊長がこの地で若い妻を娶って土着した子孫とされている。途中で一度も断絶しなかったので、並の貴族の家よりも出自は古い。

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@osaka_seventeen 冬の古都では小麦が不足する為、油を搾った後の胡桃の滓が生地に練り込まれることがある。美味しくない。

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@osaka_seventeen 冬以外の季節、古都には周りの村々から|パン《ブロート》売りがやってくる。古都で作られるパンは大きさが厳密に決まっているが、村々から持って来られるパンは少し大きい。大麦やライ麦が混じっているものもあり、田舎パンとして売られる。炙って食べると美味しい

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@osaka_seventeen 古都で一番いい宿屋は<四翼の獅子>亭。帝国に獅子はいないので、殆ど空想上の動物と変わりがない。

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@osaka_seventeen 古都と周辺地域で手紙のやり取りをしたければ肉屋に頼めばいい。豚を仕入れるために村々を回っている肉屋は郵便物の取り扱いもしてくれる。但し、二ヶ月以上届かないこともあるので要注意。急ぎの場合は信頼できる人に頼むこと。

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@osaka_seventeen 帝国にバナナはない。

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@osaka_seventeen 帝国にゴリラはいない。

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@osaka_seventeen 帝国の山々にはディーグという小型の熊のような生き物が住んでいる。猟の獲物にもなるが、猟師が獲物になってしまうこともある。ディーグを狩ると「なかなかやるな」と認められる。目はつぶらでかわいいが、凶暴。冬眠しないものは「穴持たず」と呼ばれる。

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@osaka_seventeen コミカライズ第一話にも登場した尾長鳶は幸運の象徴であり、自然に落ちた尾長鳶の尾は贈り物用の羽ペンの材料として珍重される。乱獲ダメ、ゼッタイ

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@osaka_seventeen 帝都ではある程度官僚制が出来ており、造酒司などの組織が成立している

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@osaka_seventeen 帝国中務卿の要職にあるゼバスティアンは元々とても貧しい貴族の家柄だったが先帝コンラートがお忍びで酒場に顔を出したところへ帝国統治論を吹っ掛けて完膚なきまでに叩きのめしたことで大抜擢された。

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@osaka_seventeen ヒルデガルドは子爵令嬢であると同時に子爵位継承者でもあり、マクシミリアンとの間に男子が二人生まれると、弟が子爵位を継承する。一人ならマクシミリアンの領地とヒルデガルドの領地を両方継承する。

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@osaka_seventeen ブランターノ男爵の二つ名である<気取り屋>は陪臣召集で帝国軍に馳せ参じる際、一族郎党に揃いの軍装を誂えさせたことによる。個人が目立つことが重視されていたので、同じ格好をしたブランターノ軍はとても目立ったようだ。

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@osaka_seventeen 帝国を含めた大陸西方諸国では黒色火薬の使用法は音響兵器として発展を遂げている。会戦時の命令伝達や偶発的遭遇戦時の敵発見の報にである。殺傷兵器としては弓の方がまだ強い。

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@osaka_seventeen 原始的な鉄砲は発明されているが、木の棒の先に鉄製の筒を取り付け、先込めで弾を発射するハンドガンの一種である。帝国南部から聖王国北部で用いられ、主に騎兵を驚かせる補助兵器として重宝されている。

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@osaka_seventeen 東王国国王<幼王>ユーグと王女摂政宮セレスティーヌの父親である<英雄王>は武略知略政略謀略の全てに秀でた天才で、帝国の先帝コンラート四世と烈しく戦いを繰り広げたが、病床に伏した後も継戦を望み、チェスで戦った。一手毎に封書をやりとりする手法だった。

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@osaka_seventeen 東王国の密偵組織である奇譚拾遺使はちゃんと珍しい話も集めている。その中には、別の世界へ繋がる不思議な扉などの話も含まれる。