明るさに足あとをこぼして 感想まとめ
【!皮】さんの新刊「明るさに足あとをこぼして」をフライングして読ませていただいたんですが、菫子を言語にしてしまう剛腕の持ち主は後にも先にも現れないと思うので、京都秘封では封-12へ行き【!皮】という体験をしてみてほしいなと思います。 twitter.com/kawagopo/statu…
2015-10-11 22:40:22【告知】 科学世紀のカフェテラス 封12で「!皮」は新刊『明るさに足あとをこぼして』を500円で頒布します。菫子が言語になる『光について』 蓮子とメリーが星の砕ける音を聞く『沙草』の二編を収録した小説本です。#酉京都2015告知 pic.twitter.com/tkYpZtiUhT
2015-10-06 12:21:19今回は例のヤバい筆致で、普通に生きてたら一度も視界に入ることがないであろう光景について永遠に描き続けるやつなので読書体験(探険?)としての面白さがまずあるんですが、さらに出てくる娘たちが何故か可愛らしくて楽しいやつ
2015-10-11 22:40:34今回のは題材が概念ばかりだからかその分(特に大事な部分では)前振りがしっかりしてる印象だったし読みやすいかはともかく大きく迷子になることはないと思いますし読まれてほしい
2015-10-11 23:01:31皮さんの新刊「明るさに足あとをこぼして」読了。 ああ、言語っていうのは「紡いで」いくものなんだなぁ、と。話の中で蓮メリが試した境界製造方法について考えてみたら面白いことに気がついたんですがネタバレになるかもなので書けません…。 物語の終着点が本当に美しくて素晴らしい読後感でした。
2015-10-13 16:52:43明るさに足おとをこぼして/!皮 読了。 光について、沙草の二題。 皮さんの心地よい硬さを伴った文章で紡がれる神話です。幻想の架け橋、或いはそのものとなった彼女。そして神話を響かせる者と暴こうとする者達が彼女の未来を約束してくれるという、なんというか嬉しさを感じました。
2015-10-16 01:10:28!皮さんの新刊「明るさに足あとをこぼして」について考えたこと(ネタバレ含) 二本目の「涉草」において蓮メリが○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ fse.tw/DWY5O#all
2015-10-16 13:04:09「明るさに足あとをこぼして」(!皮(本郷))再録含む二編。一編目の光について[ coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/2… ]で相変わらず読んでいて意識が遠く離れていくような上下感覚が失われるような、多元解釈的な宇佐見菫子についての存在定義を行った後、二編目の沙草で→
2015-10-23 00:14:36→秘封倶楽部と共に解の片鱗を垣間見る。自分では大凡考えも及ばなかった着想に対しこの構成が非常に面白く、創想話で前者の序段を読んで少しでも目眩がした人は是非通読して頂きたいと思います。本当に何が切っ掛けでこういうお話が出来るのか……。 twitter.com/kawagopo/statu…
2015-10-23 00:14:39本郷『明るさに足あとをこぼして』読了。 かなり良かったんだけど、どう言ったらいいのかわからない。あの、専門が違うからどう読んだらいいのかわかんないというか、理系と文系の違いというか、そんな感じだ。でも面白かったんだそれでも
2015-11-13 08:53:44皮さんの明るさに足あとをこぼして読了。 なんだこの劇場版!光についてのゆうかりん最高かよ。紹介に菫子が言語になる話と秘封が星が砕ける音を聞くって書いてあって本気でどういうことなの?ってなるけど、読んだ後本当にその通りだから困るw 沙草は響子ちゃん健気可愛いなぁ。映像化はよ。
2015-11-20 00:01:21夢と幻想の話なんで振動が真空伝わるわけねえとか考え始めるとドツボにハマる。素直に語彙の海に溺れましょう。まぁ、これは皮さんにしか書けません。でも、今回は大分一般向けに降りてきてくれてるようなそうでもないような…。爽やかな読後感です。
2015-11-20 00:05:49「明るさに足あとをこぼして」ですよ。明るさに足あとをこぼすのです。明るさに足あと。そういうことができますか? というとき、できないことを言うのはやはりその人の世界観です。
2015-11-20 00:13:31本郷(!皮)「明るさに足あとをこぼして」 、読了。 結界と外の世界を繋ぐ中間言語“スミレコ”を巡るテキスト「光について」と、秘封倶楽部と星を砕く音の世界を描き出す「沙草」の二編収録。 いずれも息を呑むばかりのうつくしい描写に、何をどうやったらこんな表現書けるんだと悶絶しきり。(続
2015-12-03 22:44:10承前)皮さんのお話で本当にすごいと思うのは、どれも途方もないスケールの、銀河や宇宙の果てを光よりも早く行き来し、太陽が膨らみ銀河が砕け星の墜ちるさまを、まさに神話の筆致で描きながら、それがごくごく自然に秘封倶楽部の二人、蓮子とメリーの物語に繋がっていることだ。(続
2015-12-03 22:48:40承前)そしてまた特筆すべきは、そんな物語の中でなお、彼女たちが人類を超えた天才性、特別性を持たされるでもなく、ちょっとしたギフトを持つ少女として在ることだろう。「沙草」はまさに、星を砕く音というものをモチーフに、彼女たちと思わぬ登場人物を繋ぐ。さながらダンテの神曲を思わせる。
2015-12-03 22:53:25承前)「光について」は初代秘封倶楽部会長・宇佐見董子の花と空と結界を繋ぐ物語。中間言語スミレコによって書かれたテキストを翻訳した、という体で進むお話は、結界のつくりかたに魅入られた彼女にその終着点で思わぬ結末を提示します。そして、そこからさらに続く物語こそは、(続
2015-12-03 22:56:17!皮『明るさに足あとをこぼして』読。難解なものを抽象に包んで描き出す、おそらくは練りに練られているのであろう内容だけど、追いてかれた私は間違いなく客でない。「昼と夜が同時に存在する景色」を求めるくだりはイメージが追いつき、絵も印象的でわりあい好みです。
2015-12-15 05:45:12