円城塔×大森望×東浩紀「テクノロジーと文学のゆくえ——小説をプログラミングする」【大森望のSF喫茶 #18】 #ゲンロン151024
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東「最近どんなSFに興味がある?」円城「人間の記憶が間違っている、みたいな前からあるもの、他は認識実験みたいなもの」 #ゲンロン151024 pic.twitter.com/ETB9qU3cru
2015-10-24 21:15:23円城「映画はプロに任せてよかった。言葉でごまかせる所、小説で書かなくていい所が表現されていた。」 #ゲンロン151024
2015-10-24 21:28:49質問「SFはどの位現実に寄せられる?」円城「程度は人による、現実に大きく近づけるのは難しいと思う。誰か書いてくれれば。」 #ゲンロン151024
2015-10-24 21:31:42円城氏「文章を書くことは特殊技能。例えば観光地の看板なんかの文章はかなり変」 ↑これはすごく感じる。どこかの会社のHPに掲載された挨拶文みたいなものでも、文章としておかしいものってとても多い。そして驚くべきことに、誰もその「変さ」を特に気にしていない。 #ゲンロン151024
2015-10-24 21:35:26東氏「ポスト伊藤計劃的な書き手が多すぎる。伊藤計劃がイカ書いてないからみんなイカ書かない」笑。 #ゲンロン151024
2015-10-24 21:39:47質問「SFの特殊な言葉は人間の認識にどう作用する?」 円城「前者は研究がある。それほど大きくはないが、何らかの作用は可能」東「中学生が性的な言葉で喜ぶようなもの」 #ゲンロン151024
2015-10-24 21:59:34質問「読者層を増やすためにはどうする?」 円城「小説は収入と分けて考えるべき、書き手の希望と実際は別なので不明な点も多い」東「現代は有名人が書けば売れる時代、出版社は作家の著名性を求めている」 #ゲンロン151024 pic.twitter.com/UZARqoWbBf
2015-10-24 22:07:42物理的に身体に反応を起こさせる言葉について。『虐殺器官』の「虐殺の文法」と、中学生が「SEX」などのエロい言葉だけで興奮したりすることは、発想の元を辿れば同じなのでは、と東氏。これは冗談ぽく聞こえるけれど重要な話だと思う。 #ゲンロン151024
2015-10-24 22:08:00質問「書物の月額化に幅広い層を取り込むには?」 東「月額は小規模だと単なる作家の自己主張に過ぎない、大規模(五千円位)に運営すれば既存の出版体制から独立でき、制度として成立する。文学の享受層は元々狭い、そこを見越して客単価を上げるべき」 #ゲンロン151024
2015-10-24 22:18:48大森×円城×東鼎談、三時間半で終了。「日本語という言語のシステム的ないい加減さの話」や、「小説と書籍の未来について」など、幾つかの話題は個人的な関心事に近かったこともあり、学ぶべきところが多かった。あと東さんと円城さんの絡みはよくわかんないけど何かいいw #ゲンロン151024
2015-10-24 22:43:26円城さんのサイン会列、やまず!→大森望×円城塔×東浩紀「テクノロジーと文学のゆくえ——小説をプログラミングする」【大森望のSF喫茶 #18】 #ゲンロン151024 nico.ms/lv237059673 pic.twitter.com/YnelzNSVag
2015-10-24 22:46:32アフターも賑やかです!→大森望×円城塔×東浩紀「テクノロジーと文学のゆくえ——小説をプログラミングする」【大森望のSF喫茶 #18】 #ゲンロン151024 nico.ms/lv237059673 pic.twitter.com/bCX5BbmC5P
2015-10-24 22:56:27