毎日新聞の新潟水俣病3次訴訟記事に書かれた「救済」について
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半世紀の記憶:新潟水俣病 「全員救済」を胸に 3次訴訟弁護団長・高島章さん /新潟 - 毎日新聞 mainichi.jp/area/niigata/n…
2015-10-27 15:06:00半世紀の記憶:新潟水俣病 「全員救済」を胸に 3次訴訟弁護団長・高島章さん /新潟 - 毎日新聞 mainichi.jp/area/niigata/n…
2015-10-27 19:33:41@BarlKarth この種の報道で年齢が出るのはいやなものなのだが。記事に出た「救済」という言葉(私はこの言葉は普段使わないし、使ってはいけないと思っている)に私がこめた意味は時間があったら解説します。(ペーパー版 たぶん写真入はまだ読んでいない)。
2015-10-27 19:37:43「救済」という言葉は、法律関係をあいまいにさせる。被害者は加害者に対して損害賠償請求権を有し、加害者は賠償義務を負担する。そのような法律関係・権利義務関係を「救済」と言う言葉は曖昧にしてしまう。
2015-10-27 20:33:34「救済」というのは、一切の義務を負担していない者(例えば神)が、権利も何も有していない者(罪人)に対して「一方的に」行う行為だろう。
2015-10-27 20:35:37「行政救済法」という言葉は、まぁ許せる(許せないと言う弁護士さんの本を読んだことはある)。「行政によってひどい目にあいました」という民衆を「司法部」が救ってあげると言う意味だから、まぁ、ありうる用語法だろう。
2015-10-27 20:45:42年に1回、水俣病研究会があるのだが、私が尊敬している龍谷大学の哲学(現象学)先生が、「救済というのは変」という質問をノーモアミナマタ(私が担当している訴訟とは流派が違う)の弁護士に質問・批判していた。
2015-10-27 20:52:39毎日新聞の「被害者を救いたい。その思いを胸に、控訴審に臨む。」というしめ言葉は、抗議はしないが、「そりゃ違う」と記者に言いたい。俺は神じゃないし、そんな上から目線でやっているわけじゃないよ。
2015-10-27 20:55:58<「水俣病はまだ終わっていない。現場を見てほしい」。斎藤医師の言葉を受け、高島さんは阿賀野川流域を訪問。>このときに、当事務所で法科大学院生としてエクスターンシップをやっていたのが二宮信吾さんtwitter.com/jungo321。彼は、確かに水俣病の新たな歴史を見た。
2015-10-27 21:00:10twitter.com/jungo321 は、新潟在住の福島原発被害対策弁護団の団長をやっている。時々俺様の悪口を言っているのでそのうち仕返しする。
2015-10-27 21:01:25「50年の経過の中で、多くの人が水俣病に苦しみ亡くなった。水俣病患者は、いつ本当の救済を受けるのか」この控訴審意見陳述では「救済」という言葉を特別の意味をこめて使った。私はこの言葉のあとに「いつ本当の救済を受けるのか。苦界浄土か?」と続けた。この世で救済を受けることはないだろう
2015-10-27 21:08:10まぁ、そういう話をエッセーとして書いて「法と民主主義」に乗せてもらったら「人権特別賞」見たいな賞状をもらった。東日本大震災の少し前のころ。
2015-10-27 21:13:21反響や対話
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@kuroyukihime_ そうでしょうね。カトリックやプロテスタントでは(アウグスティヌス)は、<キリストが「人の代表」として身代わりとして神から刑を受けたので、信徒は刑を免除される>という法律関係的な説明をしていますが。 、
2015-10-27 20:40:14@kuroyukihime_ 違わないよ。御子が御父の唯一の子であり、御子に十字架上の刑を受けるべき何の罪もないからこそ、「身代わり」の功徳があったわけ。また、御子が「完全なる人」=人類の代表であればこそ、人の罪の身代わり処刑を受けた。イエスが「人」でなく宇宙人であったら
2015-10-27 20:48:41