【橋下徹の後継者】疑惑の吉村洋文（@hiroyoshimura） #吉村洋文 #おおさか維新の会

　
…吉村氏の「関空赤字」ツイートは2015年11月17日現在466リツイートと、恐るべき勢いで拡散されています。
データを自分の目で確かめることの大切さを実感します。
　

総務省の「お墨付き」？

　
まとめ冒頭と同じ画像ですが、吉村氏は4月の統一地方選を前に開かれた大阪選出の国会議員による公開討論会で、「大阪都構想は総務省のお墨付きを与えている」といった趣旨の発言をされています。
吉村氏に限らず、橋下徹氏を筆頭におおさか維新の会に所属する政治家の多くが同様の発言をされていますが、これは明確な「デマ」であることが藤井聡京都大学教授によって解説されています。
　

まず、総務大臣をお務めの高市先生は、今回の「協定書」について「特段の意見はありません」と発言しておられますが、その経緯についてご自身のブログで、詳しく解説しておられます。
https://www.sanae.gr.jp/column_details708.html
以前総務省に出されたものと同じものが今回も提出されたが、当時それについて「問題なし」と判断したから、今回もそれに習ったとおっしゃています。
では前回、当時の新藤大臣は、何について「問題なし」とおっしゃったのかと言うと、『行政事務の遂行』にとってである、と明言されています。これはつまり、「書類に不備はないから、事務手続きできますよ」と判断しただけだという訳です。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/01koho01_02000312.html

したがって、大臣が、都構想の是非について肯定的に評価したかのように触れ回るのは、悪質な印象操作だと言わざるを得ません。
そうした「事実誤認」「印象操作」を目撃されれば、是非、この情報を、教えて差し上げてください。
真っ当な住民判断を期するにあたって、有権者の判断を歪めるデマゴギーほど悪質なものはないのです。

　
藤井教授のおっしゃる通りではないでしょうか。
　

住民サービスは低下しない？

　
「全てデマ」と言い切っているあたり相当な自信があるのでしょうが、これも「詭弁」である可能性が濃厚です。
詳しくはこちらの動画をご覧ください！

　
要するに、特別区になると財源が縮小することを専門家は指摘しています。その縮小された財源から、特別区長・特別区議会は住民にサービスを提供します。財源が縮小されるのに住民サービスの水準を維持するということが非常に困難である、ということは小学生でもわかる理屈だと思います。
　
さて、ここでどなたか「このサービスが低下する！」と断定できる方はいらっしゃるでしょうか？予算のやり繰りを決定するのは特別区長・特別区議会です。全体的にサービス水準が低下するのか、あるサービスだけ著しく水準が低下するのか、現時点で誰にもわからないはずです。
　
にもかかわらず、「全てデマ」と断じる吉村氏はいったい何を考えているのでしょうか？
　

大阪は経済成長ナンバーワン！？

　
2015年11月11日に行われた「大阪市長候補者ネット討論」において、吉村氏が次のような発言をされていました。

観光を大阪にずいぶん呼んでいます。それによって、例えばホテルの稼働率は今、大阪の伸び率がいちばん高いんです。アベノミクスの効果は確かにあると思います。円安の効果もあると思います。しかしながらそれでは説明ができないようなこと、それは大阪が伸び率ナンバーワンの経済成長をしているところがあります。

大阪維新の会の公式も次のようにツイートしています。
　

　
↓動画はこちら（16：09～）
　

　
「大阪が経済成長ナンバーワン」でないことは、もはや具体的な数値を見なくても大阪の方なら体感的にわかるのではないでしょうか。これもやはり、悪質な「デマ」といえるでしょう。
（一応、藤井教授の資料を掲載します。）

ウソをつく理由は？

　
吉村氏の「デマ」発言のいくつかをご紹介しましたが、なぜここまで簡単にウソをつくことができるのでしょうか。私が思うに、次のツイートに尽きると思います。