主従診断

ひとりで掘り進んでいるまとめ。
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105 @105ws

tenfiveは未だ主人を持ったことがない。隻眼、青の目に金の髪、剣の腕が立つ。第2市街区に住まう。現在の統治の継続を望んでいる。 #診断主従 shindanmaker.com/454119

2015-11-24 14:30:23
105 @105ws

@105ws 勝手に肉付けする遊びする。今の統治が続けばいいとは思っているが、それは統治をろくに知らぬからで、興味を持てば覚えるだろうが恐らくこのまま尽きるだろう。片目はもうずいぶん昔に、剣の学び舎で失った。今は入れるだけの義眼をつけてはいるが、奇妙に思われるため眼帯もしている。

2015-11-24 14:40:10
105 @105ws

@105ws 見えぬ片目を補うために、愛用の片手剣と盾は持たずにソードブレイカーを、スティレットも仕込んで、あとはそれこそ林檎を剥くときにも使うような短剣をいくつか。酒は控えめ煙草は呑まず、傭兵の真似事はするが誰にもなつかない。

2015-11-24 14:45:19
105 @105ws

@105ws 金の髪は短くざんばらに切っており、華美を好まず多くを語らず、ただまあ飽きたらまた次の市街区へ移り住むのだろう。誰もいないところでたまに歌うのが好き。母は昔に病で死んだ。父はもう壮年だが、生きているなら同じようにどこかで傭兵まがいのことをしているはずだ。

2015-11-24 14:48:35
105 @105ws

@105ws うおお~~~~~そんな感じなのに頭はいいけど身体が弱い、車椅子に座った少女とかにころりと落ちて、口下手ね、と揶揄されながら従者として人生終えてくれ~~~~~~🙏🙏🙏🙏🙏

2015-11-24 14:50:22
105 @105ws

@105ws 「まあ、あなた、こんなにナイフを持っていて重くないの?」「……別に、もう慣れておりますゆえ」「すごいのねえ。でもたまには身体を休ませてあげなくてはダメよ。いざというときに疲れていてはいけないもの」「……承知しました(休めた方が、リズムが狂うのだが……まあ、いいか)」

2015-11-24 14:57:45
105 @105ws

@105ws 「あなた、戦いではあんなに上手にナイフを使うのに、テーブルではてんでダメなのね」「……育ちの悪さゆえ」「では私が教えてあげるわ。だからあなたも、私に座ったまま身を守る術を教えて頂戴」「(……そんなものがなくとも俺が守ると言ったら、この人は怒るんだろうか?)……承知」

2015-11-24 15:01:16
105 @105ws

@105ws 「……なぜ、あのとき俺に声を?」「まあ、あなたからのお喋りなんて珍しい。そうねえ、その髪の毛が綺麗だったからよ」「……髪、ですか」「あの時にも、太陽みたいだと言ったじゃない」「……ええ、覚えています(そういえば、俺には、その銀髪が、まるで白昼の月に見えたんだった)」

2015-11-24 20:07:19
105 @105ws

@105ws 「なにか話してほしいわ」「オレは……そういう、話して聞かせるような物語などは知りません」「まあ、ではあなた自身のことを」「……」「だめかしら」「……そこいらの従者変わりませんよ」「でも、あなたは従者ではないじゃない」「……(否、心は、とうに)」

2015-11-24 19:46:26
105 @105ws

@105ws 「好きな食べ物は?」「……特に」「またそれなの? つまらない人ねえ。それじゃあ、今年の目標は、あなたの好物を見つけることにしようかしら」「……なぜ、オレにそこまで?」「あら、だって私たち、友だちでしょう?」「……そう、ですか(友、とは、なんと儚い繋がりだろうか?)」

2015-11-24 19:54:09
105 @105ws

@105ws 「……ねえ」「……はい」「私ね」「……」「もっと生きていたいわ」「……」「せめてあなたを見送れるくらいに」「……大丈夫、大丈夫です」「私、知っているのよ。お医者様ともちゃんと話しているもの」「……それでも、きっと、大丈夫です」「ふふ……口下手ね」

2015-11-24 20:29:56