【自分メモ】響け!ユーフォニアム・中川夏紀の感想
まだ、響け!ユーフォニアム7を買ってない。番外編の「かけだすモナカ」を年内に見られるかどうか判らないのだけれど、その前に、ちょっと自分の感想を振り返っておこうかな。
2015-12-20 16:53:00僕が、Blu-rayを買って最初に感じたのは、実は夏紀の気持ちだった。 テレビ放送では、中心人物たちに目が行くので、あまり夏紀を見ていなかったのだが、改めてブルーレイを見て思ったのは、夏紀は沈んでたんだということ。
2015-12-20 16:57:16ユーフォは、あまり具体的な描写をしない作品なので、作中の「去年までの吹部の出来事」は明確には判らない。 ただ、先輩たちは、それで傷ついたし、それが今の気持ちに影響している。 (昔のことを描かないのは、新入生である主人公の視点で、見て判る範囲を表現しているから)
2015-12-20 17:00:42夏紀は二年生で、去年は新入生だった。楽器も初心者だった。 (具体的な描写が無いので、僕の想像にしか過ぎないのだが) 夏紀は、初心者らしく、楽器のことは知らないけど何か楽しいことが在りそうだと思って、吹部に入ったはず。 なぜユーフォになったか判らないけど、魅力は感じてたはず。
2015-12-20 17:04:00トランペットみたいな花形楽器や、訳の解らないトロンボーン、巨大なチューバなどは、初心者としては手が出しにくい中で、なんとなく、ユーフォならできるかな?付き合えるかな?と思ってたんじゃないだろうか。
2015-12-20 17:06:09それなのに、部活動が混乱し、破綻してしまった。 夏紀にとって、自分には解決不可能な出来事の中で、楽器の練習もできないし、音楽を楽しめるはずもなかったはず。
2015-12-20 17:07:37まわりの先輩たちが、いろいろ揉めたり、状況が良くなるように努力する人もいる中で、夏紀は無力だったろう。 そのとき、気持ちの折り合いをつけるとすれば、退部してしまうか、落胆の中で、無気力に過ごすしか選択肢は無かったのだろう。
2015-12-20 17:09:19夏紀は、楽器初心者だから、一人で練習するというのも不可能だからね。 その点、先輩たちは、やる気の無い部員は無視して、一人で練習することも可能だったろうし、それで救われる。 あすかみたいな人は、それで、自分自身の世界を貫くことで気持ちを維持できる。 晴香や香織は、耐え忍んでた。
2015-12-20 17:12:30で、夏紀に話しを戻す。 夏紀は、1年生の間に、がっかりしちゃったんだね。「寂しかった」と言う方が、彼女の気持ちを表せるかもしれない。 それが、新しく「三人組」が低音パートにやって来て、救われたんじゃないか。
2015-12-20 17:16:29音楽が好きで、楽器が楽しい人達が低音パートにやって来た。 夏紀は二年生になってるし、だから後輩である新入生の三人組は「他人事」ではあった。 でも、部活が進むうちに、同じパートの仲間になった。
2015-12-20 17:19:02久美子が「音を合わせよう」と声をかけたときに、夏紀にはそれを断る理由は無かった。 一人で寂しくしていたものだから、積極的に仲間になろうという気持ちも無かったし、練習のやる気も無かったけれど、それは、過去の落胆を引きずってたからで、悪気は無い。 だから、久美子の申し出を受け入れる。
2015-12-20 17:21:56夏紀は、吹部に入ったときの、漠然とした希望を取り戻した。 低音パートに三人組がやって来たことで、楽器を楽しめるようになった。 そういう、人の縁のようなものが、響け!ユーフォニアムの物語を形作っている。
2015-12-20 17:24:31Blu-rayで見て持った感想は、「夏紀、よかったねぇ」だった。 他のキャラはテレビ放送でいろいろ思ったので、Blu-rayでは、夏紀の人生が少し良くなったんだ、というのを思った。 ということで、「かけだすモナカ」では夏紀はどうなるのかな?と楽しみにしている。
2015-12-20 17:27:37