アームヘッド・ストーリー：カウンター・アタック 第16話「不良ダークサイド③」

レイル・レーラビ @RR_RR_AH

◎らしょうもん ぜぜぜ◎

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これまでのあらすじ アルカが殿様先輩に攫われた。 殿様先輩を倒そうとしたレイルだが、プロトデルミス製の畳で撃退されてしまう。 明日の昼までに殿様先輩の配下に加わらなければアルカがどうなるか分からない。 そして現れた不良忍者ケンゾウの目的とは...？

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ストーリー:カウンター・アタック第16話「不良ダークサイド③」

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レイルはツヴァイに搭乗し、約束通り採石場に到着する。 『答えは決まったでおじゃるな？』 床でくつろぐようなポーズで浮遊するトノサマシュランゲの横で、凄い筋肉のボマーレーヴェが腕組みし控える。 『ぜぜ、お前らの言う事を聞くぜ...だが、一つ条件があるぜ』

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『何でおじゃるか？』 ツヴァイは起動していない左側のアームホーンを取り外し構える。 『俺が従うに相応しい相手か、試させてもらうぜ』 『ほっほっほ...よろしい、重爆撃機先輩、任せたでおじゃるよ』 『御意』マッスルポーズ！

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『勝負ぜ！』 一気に距離を詰めホーン刀刺突を仕掛けるツヴァイ！だがボマーレーヴェは回転し空中へ！陸戦機であるレーヴェがなぜ！？ 『調和ぜ！？』『筋肉だ！』 両腕を広げ回転し飛翔する筋肉技マッスルコプター！筋力だけで得た翼！

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『ボディビル！』 ボマーレーヴェは調和能力を発動！ 超自然のエネルギー爆雷を回転しながら撒き散らす！ 凄まじい絨毯爆撃により辺りは火の海と化した！ 『ハハハ我が調和能力"ボディビル"に玉切れは無く爆発して死ね！』

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『これが先輩...強いぜ』 爆風と熱量で機体にダメージが蓄積されてゆく！このままでは機体が崩壊してしまう！その時！ 『臨兵闘者！皆陣裂在前！』『ぐわーっ！』 ボマーレーヴェに巨大なジャベリン...いや、アームホーン手裏剣が突き刺さる！

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『ば、馬鹿な...』 アームキルされ機能停止するボマーレーヴェ！パラシュート降下する筋肉男！ 『重爆撃機先輩、討ち取ったでござる』 『出おったな忍者先輩！』 度々襲撃行為を行う忍者先輩は先輩ハンターとして名が知れているのだ！

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『こんにちは、殿様先輩と....初めて会う外人さん...拙者は忍者先輩でござる。お主らを倒す』 丁寧にお辞儀する忍者弥生！ 『レイル、テスト戦闘はここまででおじゃる...忍者先輩を討ちとるでおじゃるよ！』 「ぜぜ...不本意だがそうするぜ」

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『であえであえーッ！』 何も無い所から出現した城門から足軽弥生が次々と出現！ 『手裏剣手裏剣手裏剣手裏剣！』 空気中のプロトデルミスを集めて生成した手裏剣を投擲！ 『『『やられたー！』』』 手裏剣弾幕が足軽弥生に降り注ぎ全滅！

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『臨兵闘者！皆陣裂在前！』 筋肉残骸から回収したアームホーン手裏剣をトノサマシュランゲに向かって投げる！ 『余の調和"参覲交代"に隙は無いでおじゃる』 トノサマシュランゲの足元から天守閣が生えてくる！それに乗り上空へ退避！

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『...お主の調和能力"参覲交代"は自分の所有する城の一部を召喚する能力でござったな』 『だったらどうしたでおじゃる』 『さっきまでいた外人さん...否、レイル殿はどこに行ったのでござるかな』 殿様先輩が辺りを見渡すが誰もいない。 『ま...まさか！』

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ーーー "参覲交代"で呼び出された城の一部は、役目を果たした後元の座標に戻る。 レイルの搭乗するツヴァイは、殿様先輩の所有する城に門ごと転送されていた。 『計画通りだぜ...忍者先輩、いやケンゾウのお陰だぜ』

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広大な御蓮造りの城、一人の人質を探すのは骨が折れそうだ。 『アルカ...今君を助けるぜ』 人とアームヘッドの引き合い...。 次回、第17話「不良ダークサイド④」に続く。

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(14~18話の表紙です) pic.twitter.com/6UV5TF6Bnq

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