- doremire17
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旅行にいってるあいだ、「おそ松」「チョロ松」って呼び合うの。昔みたいに、じゃなくて、兄と弟って関係性に知らんぷりする意味を込めて。ふたりで知らない土地に居る間だけ、常識もモラルもかなぐり捨てて、恋人になる。でも家に帰ればいつも通り、ふたりはただの兄弟でしかなくなる。っていうさ?
2015-12-20 09:03:22隣で眠るちょろを見て、ほかの兄弟はいないことを確認していつもと違う布団のにおいをかいで、違う色の天井を見上げて。「世界に俺らふたりだけだったら、愛してるって言えるんだけどな」そうぼやく長男に、気付かぬふりをして目を閉じたまま、目の奥の奥が熱くなるちょろ...明日からまたいつも通り
2015-12-20 09:08:20いつからかそれが暗黙の了解になっていて、旅行の間だけ恋人になり、名前を呼び捨て手を繋ぎ、人目も憚らずキスをして、夜には身体を重ね罪悪感には蓋をして、お互いがお互いに気付かないよう少し泣いたら「帰ろうか」って。そんなおセンチおそチョロ絶対どこかにあるからお願いします恵んでください
2015-12-20 09:11:32長男がちょろに心中を提案したらどうなるのかな。「ちょろちゃん、俺と心中しね?」って、言葉はいつも通りの軽さなんだけど、表情や仕草からそれが本気と見て取れる。あっ、て言葉をのんだちょろは、「いいけど僕より先にしぬのは許さない」って。一瞬たりとも許さないって。言うんだよね。
2015-12-20 09:25:57長男がいきなり家をあけて、1年くらい。連絡もつかないし消息も不明。ぼくは捨てられたのかなって追い込まれていたちょろのところに、長男がひょっこり帰ってくる。「まだ、俺のこと好き?」って。「だいきらいだばかやろう」そう泣き崩れるちょろに「ありがとう」。そして無言で連れ出す長男。
2015-12-20 09:30:25連れていかれた先は遠い遠い街の隅、こじんまりとした、しかし綺麗なアパートの一室で。「俺と一緒に暮らそう」一年かけて、お互いの気持ちを確認するために、離れて働いてお金をためて。「いいじゃんもう好きに生きようぜ、ふたりでさ」滅茶苦茶なことを言われてるのは分かってるけど、すぐに首肯する
2015-12-20 09:34:05離れていた時間があるからこそ、相手への愛の大きさとひとりぼっちの寂しさを知ったちょろ。お金もそろそろ底をつくし、やりたいことはやったよねってなった頃、冒頭の長男の発言に戻るのです。もう1分1秒、一瞬たりとも置いていかれたくないちょろの話でした。おそチョロ尊いナァ
2015-12-20 09:36:51寝起きホモってド性癖なんですけど、寝ぼけながら隣で寝てるちょろの鼻に鼻をすり寄せたら、思ったよりも冷たくて、ぱっと目が覚める長男可愛くないですか?それで、「鼻あっか。兄弟でも変なとこ違うよな」って、むず痒そうにしてるちょろにお構い無しで鼻をつんつんする長男愛しくないですか?
2015-12-21 08:27:20隣で布団を口元までかぶっているちょろの寝顔眺めながら、鼻つんつんしたりつまんでみたり、頬をつねってみたり眉間のシワ伸ばしてみたり。で、おでこにちゅってしたところで、ちょろが真っ赤になってることに気付くの。「ありゃ、おはよ。いつから起きてたの?」「......鼻あっか、てとこから」
2015-12-21 08:30:07「それ最初からってことじゃん!」「起きるタイミング逃したんだよ!朝からつんつんぷにぷに鬱陶しいなあ」「つんつんぷにぷにってなに?超可愛いんですけど。つんつんぷにぷにしていい?なあなあ、つんつ」「ウッセェ!!!」ここで耐え切れずちょろ脱兎みたいなウルトラハッピーおそチョロモーニング
2015-12-21 08:32:19高校時代に末弟が、長男とちょろの違和感にまず気付く。ふたりが何やらおかしなベクトルを向け合っていると。僕はふつうだと見て見ぬ振り、今日も女の子たちの処へ行く。でも大人になったある日、ふたりが一線を超えたのだとひょんなことから気付く。おそろしさに身震いし、しばらくやっぱり知らんぷり
2015-12-21 08:52:15そのまま胸の奥におそろしさをしまいこんで、ふつうに兄弟として接してたある日。長男と三男がキスをしてるのを見てしまう。つい、ぽろりと「きもちわるい」とこぼしてしまい、かたまるふたり。ふるえが止まらない自分。思わず逃げ出して、ふたりのことをあからさまに避けるようになる。
2015-12-21 08:54:28一般的な価値基準で考えると、その反応が当たり前。だからこそ長男と三男も、自分達の関係性が異常なものであると改めて感じる。「ふたりでいれば無敵」なんてのは、遠い昔のお伽噺だったのだ。大人になってもそれに縋り付いていたために、末の弟を傷付けた。その日から兄弟関係に不和が生じて、的な?
2015-12-21 09:00:30そんなノリの六つ子全体の話が書きたくて、とりあえず privatter.net/p/1202858 をですね。前に投稿したわけだ。次男は実は知ってた、みたいな。次男がしってることは三男は知らない。だから末弟のところへいくのも次男だったり、そういうさ、そういう、、
2015-12-21 09:04:22真冬に長男がいきなり花火をしようと言い出すものだから、この時期どこも売ってないよって呆れるちょろ。だけど、「実は持ってるんだなあ」って鞄から花火を取り出して悪戯に笑うのを見て、「昔からおそ松ってそういうとこあるよね」って笑っちゃう。ほろ酔いで外に出て、海辺で花火をするふたり。
2015-12-22 14:29:15「寒い!湯冷めする!」「また風呂入りゃいーじゃんよ!」「そうだけど!寒い!ウワッ綺麗だなちくしょう!」「ははっ、真冬に花火も楽しいだろ!」「まぁ捨てたもんではないかな!」「なっ、ちょろ」「ん?」「楽しいな、昔みたいで」っていうはしゃぎながらもこっそりしんみりする感じのふたりがね?
2015-12-22 14:33:28赤くなるちょろをみて、それは寒さからくるものなのか照れからくるものなのかわかってるくせに、「この花火、すっげー綺麗な赤だよな!お前も俺も、はたからみたら真っ赤なんじゃね?すげーなっ」てまた笑うんだよ。だからどんどん泣きたくなるちょろがね?
2015-12-22 14:38:15両想いだけど報われないふたり厨なので、恋人として一緒に過ごして楽しい時間や思いを共有すればするほど、罪悪感に胸が押し潰されていくちょろと、それをわかっていながらも離してやれない自分の身勝手さに苦しむ少し大人になったおそまつをもっと掘り下げていきたい
2015-12-22 14:40:43少し大人になった、ていうところが重要なんだよ。いまのふたりはまだ子供だから。それこそ30近くになったふたりが、まだ離れられずにもがく様子がね。あ、はりねずみのじれんまだ
2015-12-22 14:42:06「「どっちがどっちでしょーか」」 笑い方ですぐ見分けつくおそチョロ尊さしかない pic.twitter.com/aNmbd79ZSH
2015-12-22 23:18:3530手前になっていっそう線が細くなったちょろと、力込めないと腹筋割れない三十路らしい身体付きの長男で繰り広げる、ハートフル三十路ホモコメディなおそチョロVSもうこのままの関係ではいられない系ドシリアスしんみりおそチョロ ファイッ!!
2015-12-24 00:04:06や、やめてくれ~~~長男の犬歯を舐めるちょろの話はやめてくれ~~~ド性癖すぎて脳内ショッキングピンクだよ~~~長男がにやりと笑った時にちらりと覗く犬歯に欲情して、噛まれたいなと思いながら尖った先端に舌を押し付けて、じわりと滲む痛みに更に高まるちょろの話はやめてくれ~~~!!!
2015-12-24 09:55:39冬に上がる花火って乙ですよね。それを家のすぐ前で眺めてる老夫婦に会いまして、素敵すぎて3秒くらい純粋に感動してたのに、4秒目からはおそチョロに当てはめて妄想にシフトしてしまったからクソ。
2015-12-24 19:37:32