UK Based Trust/Confidence Model vs US Based Trade Model- スポーツ組織との関係で

Tinkoff-SaxoとSkyのモデル。キャピタルマーケットの効率性に関する論点と図らずもいい対称性を見せているとのご指摘。なるほど。
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#aminocyclo @aminocyclo

UK-based Trust/Confidence model VS US-based trade modelか。

2016-01-13 01:28:19
#aminocyclo @aminocyclo

マネージャーが自身の立身出世のために会社を「商品」として扱うトレードモデルか、そうではなく会社は株主に、そしてマネージャーは会社へFiduciaryをもって仕えるTrustモデルか。専門家への信頼は取引コストをさげ円滑な分業と上がりの分配を可能にする。

2016-01-13 01:31:45
#aminocyclo @aminocyclo

aminocyclo.blogspot.co.uk/2016/01/sir-da… この記事に書いたとおり、オリンピックのロゴ問題をみても、スポーツと国民文化の発展へのFiduciaryではなく、スポーツを商品と捉えるTradeモデルが支配的なのだろう。そしてそれが体制構築に現れ利益相反として噴出したのがロゴ問題

2016-01-13 01:33:36
#aminocyclo @aminocyclo

ミクロレベルで言えば、例えば利益相反は出身競技、種別でも生じうる。非競技者であってもバックにある組織が絡むことも(ロゴはこれか?)Fiduciaryを徹底的に追求させるなら、総監督はしがらみが無い純粋な経営者に金を積んで外部から引っ張ってくる方がいい。外国人がベストかという話?

2016-01-13 01:39:54
#aminocyclo @aminocyclo

少しオフトピ。オリンピックのロゴ問題は、利益相反構造という問題を個々人の素養の問題に矮小化してる。 根本的に複数の立場を兼ねる者が統括していた体制構築の責任については口をつぐんでいる訳で。 誰をかばっているかは一目瞭然。 平野敬子氏は誠に慧眼。

2016-01-13 01:49:03
#aminocyclo @aminocyclo

@aminocyclo ロゴ問題→ロゴ問題調査報告書 もっとも、この点については、他のデザイン専門家も gendai.ismedia.jp/articles/-/471… 立場の「調整」は「難しい」というレベルの認識。 対して、Fiduciaryという概念からは、それは事前に排除されるべきもの。

2016-01-13 01:57:16
#aminocyclo @aminocyclo

Skyのマッサーは選手出身であっても戦術には絶対に口を出さないといった厳密なウォールがあるように。一人が立場を使い分けて異なる利益が「調整」可能だというのは経験的に「幻想」と断じられているのがFiduciaryモデル。

2016-01-13 02:03:28
#aminocyclo @aminocyclo

スポーツ界のFiduciaryについては、ASOとUCIの食い違いとか、さいたまクリテとさいたま市(市長、議会、そして市民も含む)の関係でいろいろ考えるところあり。興業っていう文化がどこまでFiduciaryモデルと整合するのか。一次情報に乏しいので思い込みでは書けないがいつか。

2016-01-13 19:23:04
#aminocyclo @aminocyclo

一団体が興業モデルでやるのは自由として、それが何を浸食してよいのかは常に意識して考える必要があって、そこにFiduciaryがないとどっかでCaptureされる。リソースがあるのは常に興業サイド

2016-01-13 19:24:42
#aminocyclo @aminocyclo

誰がどこの利益を守るのか。旗幟鮮明にしないとやられる。 あなたのフラッグはどこにあるのですか?

2016-01-13 19:28:41
hinakamo? @cima_ni_hic

【連投しますよ失礼】前RT'sを読んで。ミクロレベルの話かもしれないけど、Tradeモデルの一典型ってオレグ・ティンコフ氏じゃまいか? と思うた。スポーツ/レースを興行/ビジネスの場とし、選手/チームを商品として利益を生み出し、それを会社と選手に還元するという考え。

2016-01-13 22:41:25
hinakamo? @cima_ni_hic

でティンコフ氏はまず商材としてリースサイクリングを買収、アルベルト・コンタドールという最高レベルの選手を手に入れて、その投資に見合う利益を上げるためのレースを企画した。先年話題になったBig4による3大グランツール対決とか。

2016-01-13 22:42:23
hinakamo? @cima_ni_hic

しかしそのやり方はASOはじめ独占利益を削られる既存のレース主催者から反発を受け、また他チームからも3大グランツールを闘える人的リソース(エース)がいないと協力を得られず実現しなかった。まあ、今までそうなってこなかったのには理由があるんですよな。

2016-01-13 22:43:55
hinakamo? @cima_ni_hic

更にオレグ氏は話題的にも実力的にも商品価値の高いペーター・サガンと破格の年俸で契約した。しかし彼は春のクラシック等で期待される結果を残せなかった(利益を上げられなかった)。選手には好不調の波があるけど、tradeモデルのビジネスでは給与カットの話が浮上するのは避けられない……。

2016-01-13 22:45:45
hinakamo? @cima_ni_hic

3大GC企画にしても、まず前段階のジロ&ツールの時点でコンタくんは疲弊し、ティンコフ氏が期待した勝負はできなかった。彼の意図した興行スタイルは選手個人の心身には過酷過ぎた〜目論見の失敗。ティンコフ氏はロードレースビジネスからの撤退を決意する。

2016-01-13 22:46:23
hinakamo? @cima_ni_hic

皮肉なことにサガンくんが年間最大の結果を残したのはチームジャージを着ての興行レースではなく、国家代表として闘う世界選手権だった。 結局おっちゃんがロードレース界に残したものは、トップ選手の年俸の高騰とそれに伴うチーム間の実力格差。

2016-01-13 22:46:59
hinakamo? @cima_ni_hic

DBのTrust/Confidenceモデルとティンコフ氏のTradeモデルは考え方も目指すものも大きく異なる。しかしDBはティンコフ氏がどんなに奇異なことをしてもずっと敬意を払い否定しなかった。同じビジネスマンとして彼のビジネスモデルを尊重していたから。

2016-01-13 22:47:49
hinakamo? @cima_ni_hic

しかしそれは結局破綻した。リース・サイクリングにはDBのようなマネジメント力のあるリーダーがいなかった。故にリース氏は解雇された。現在の選手使い捨ての興行モデルでは、選手への過剰な投資がチーム母体組織の首を絞める結果になってしまった……。

2016-01-13 22:48:30
hinakamo? @cima_ni_hic

ティンコフ氏にロードレース界に対するPassionやVisionがなかったとは思わないです。彼は彼なりのやり方でロードレースをビジネスとして成立させようとした。しかしそれは性急&強引過ぎた、ということです。 難しいすなあ。

2016-01-13 22:55:27