いきものがかり2016年3月15日の、デビュー10周年にむけて。 連続ツイート企画 【いきものがたり】(完結しました)

いきものがかりのリーダー水野良樹さんがデビュー10周年に向けて結成からデビューまでの経緯を語っていたものをまとめてみました。(余計なのも入れちゃってますが・・・)
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水野良樹 @mizunoyoshiki

(23) 半年ほど経ち、女性ボーカルを入れようという話になった。少しづつ客を集められるようになったが、男性二人組だと女子高生しか足を止めてくれない。街には自分達と同じ、ゆずを真似しただけの男性二人組のユニットが溢れていた。真似をしているだけではつまらないと、少し、感じ始めていた

2015-10-31 13:10:59
水野良樹 @mizunoyoshiki

水野「Twitterで、今までを振り返るみたいなのやってるんだよ」 吉岡「へぇ。どっから振り返ってるの?」 水野「小学校1年生から」 吉岡「ふりかえりすぎだよ。」 水野「やっと次回、吉岡さんが登場だよ」 吉岡「あら。どうも。」

2015-11-01 20:29:37
水野良樹 @mizunoyoshiki

天候があまりよくないですが、今日はいきものがかり31枚目のシングル「ラブとピース! / 夢題〜遠くへ〜」が、CDショップの店頭に並ぶフラゲ日です。いきものがかりの最新の曲と最古参の曲を、どちらも聴いていただける自信作です。ぜひお聴きください。

2015-11-02 09:48:03
水野良樹 @mizunoyoshiki

「夢題〜遠くへ〜」は山下が10代のときに作った楽曲で、僕らのインディーズ時代を象徴するような大切な1曲です。 当初は「ラブとピース!」だけのシングルになる予定でしたが、リリース日がいきものがかり3人の結成日になるとわかり、メンバーの意思で、この曲を収録することにしました。

2015-11-02 09:52:16
水野良樹 @mizunoyoshiki

『第1回』 今日の1枚。 いきものがかり、3人。 pic.twitter.com/q1lqRkbD2K

2015-11-03 00:22:40
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水野良樹 @mizunoyoshiki

(24) 吉岡との出会いは、厚木市内の市営スタジオの廊下。今は無いが、当時、図書館に併設された簡易的な防音スタジオが市民に安価で貸し出されていて、お金の無い高校生はそこでバンド練習をするのが常だった。

2015-11-03 00:24:18
水野良樹 @mizunoyoshiki

(25) 椎名林檎さんがブレイクをした頃だった。椎名林檎さんのコピーバンドをしたいと、友達連中で盛り上がる。しかし肝心の女性ボーカルがいない。当時の母校はバンド活動が盛んで、相談する仲間はたくさんいた。すると友人のバンドでボーカルをしていた”吉岡くん"の妹が「歌がうまい」という。

2015-11-03 00:26:02
水野良樹 @mizunoyoshiki

(26) スタジオで待ち合わせた。早めに着いた自分は、廊下で座って待っていた。間もなく、ベーシストの男の子がくる。彼とも、その時はまだそれほど親しくなかったので、ふたりでぎこちなく雑談をしていると、廊下の向こうから、とんでもなく明るいオーラを放った女の子がやってきた。

2015-11-03 00:28:19
水野良樹 @mizunoyoshiki

(27) 突然、親しげにベーシストの男の子に挨拶をするので「知り合いなの?」と聞くと「いや、この子だよ。吉岡くんの妹。この子が、ボーカルの聖恵ちゃん。」「あ、君が。」それが、吉岡聖恵だった。

2015-11-03 00:31:25
水野良樹 @mizunoyoshiki

(28) 「はじめて吉岡さんの歌声を聴いたとき、運命を感じましたか?」などと訊かれることがたまにあるけれど、そんなにドラマチックな感情はなかった。ただ、とっても明るい子だなぁということと、とっても歌がうまい子だなぁということ。

2015-11-03 00:34:24
水野良樹 @mizunoyoshiki

(29) しばらくして彼女を、いきものがかりのボーカルに誘ったらいいんじゃないかと思うようになる。歌が上手いことはもちろんだけれど、何よりその天真爛漫なキャラクターが、水野と山下の二人に挟まれた真ん中に、とても合いそうな気がした。

2015-11-03 00:36:28
水野良樹 @mizunoyoshiki

(30) いつもの帰り道。たしかもう、夜だった。相鉄バスの一番後方の席。横並びに座った隣に、山下がいた。”聖恵ちゃん”という女の子のことを、そのとき初めて話した。

2015-11-03 00:39:13
水野良樹 @mizunoyoshiki

(31) 「吉岡くんの妹が歌がうまいんだよ。誘ったらいいと思うんだ」「おお、いいじゃん。誘ってみれば」そんな会話。すると驚くことにその瞬間に、当の本人である吉岡からメールが来た。「水野くん、路上ライブをしているって聞きました。よかったら一度、私も一緒に歌わせてくれませんか?」

2015-11-03 00:41:53
水野良樹 @mizunoyoshiki

(32) 16年もやっていると「ああ、今、人生が変わるのかもな」と思う瞬間に何度か出会う。最初にそれを感じたのは、この時だった。誘おうという話をしていたまさにその瞬間に、吉岡からのメール。その驚きを強く覚えている。でも、山下はその日のことをあまり覚えていないらしい。

2015-11-03 00:44:34
水野良樹 @mizunoyoshiki

(33) 吉岡加入前に、よく水野と山下で路上ライブをやっていた相模大野駅の近くには、女子高がある。その女子高で文化祭があった。年頃の男子高校生だ、山下と友達数人でそこに遊びに行くことになった。そのなかには吉岡の兄もいた。文化祭帰りに、いつもの流れで路上ライブをやることになる。

2015-11-03 00:49:03
水野良樹 @mizunoyoshiki

(34) 吉岡の兄が「うちの妹と一緒に路上ライブをやるって話になってるんでしょ?今から、あいつを呼ぼうか?」電話で妹を呼んでくれた。しばらくすると赤い縁のメガネをした吉岡がやってきた。山下はそのときが初対面。そのメガネの印象が強いと言う。吉岡は「精一杯のおしゃれだった」とのこと。

2015-11-03 00:50:19
水野良樹 @mizunoyoshiki

(35) その場でキーを合わせ、ゆずの「夏色」を歌った。このときもドラマティックな感覚はなかった。山下も、別に何とも思わなかったという。吉岡からも 「ただ楽しかった」くらいの感想しか聞いたことがない。あえて言うなら、不思議なほど3人になったことが”自然”ではあった。

2015-11-03 00:52:46
水野良樹 @mizunoyoshiki

(36) 今から思えば3人であることが、初めて一緒に演奏したその日から"自然"であったことのほうが"特別"だったのかな、とは思う。安い芝居じみた言い方をすれば「まるで最初から、そうであったかのように」 ちょうど16年前。99年11月3日。 僕らは、やっとスタートラインに立った。

2015-11-03 00:58:31
水野良樹 @mizunoyoshiki

いきものがかりは結成記念日である本日11月3日に、 新作「ラブとピース!/夢題〜遠くへ〜」をリリースします。 みなさん、ぜひお聴きください!

2015-11-03 11:24:53
水野良樹 @mizunoyoshiki

いきものがかりは、デビュー10周年となる来年3月15日に、ベストアルバム「超いきものばかり〜てんねん記念メンバーズベストセレクション」をリリースします。 僕らのぜんぶを詰め込むつもりで作っています。ぜひ来年、お手にとってください! pic.twitter.com/dzpcCbrb3a

2015-11-03 14:47:55
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水野良樹 @mizunoyoshiki

結成16年の、なんとかがかりのひとたち。 pic.twitter.com/DOe0lg94FB

2015-11-03 23:53:03
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水野良樹 @mizunoyoshiki

『第2回』 今日の1枚。 高校時代の路上ライブ。 pic.twitter.com/hAvXY82e3g

2015-11-06 21:10:25
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水野良樹 @mizunoyoshiki

(37) 吉岡が加入して3人となってからの路上ライブは毎週水曜日、本厚木駅の北口、タクシーロータリー前。スマホはまだない。ネットが今ほどは普及していなかったから、ホームページで告知...なんてこともない。いつも同じ時間に、同じ場所でやる。それがいちばん手っ取り早い。

2015-11-06 21:13:13
水野良樹 @mizunoyoshiki

(38) 練習場所は母校の校舎などで。ひとり、別の高校にいた吉岡は、よく放課後に兄のジャージを借りて、水野と山下がいる学校へ紛れ込んでいた。

2015-11-06 21:15:14
水野良樹 @mizunoyoshiki

(39)  先生にみつかり、こっぴどく叱られたこともあった。「君、本当にうちの学校の子か?クラスは?」吉岡「2組です」「うそつけ!うちの高校のクラス分けはA組、B組…のアルファベットだ!」吉岡「ああ!すみません」「君、吉岡の妹だろ!知ってるんだぞ!」知ってるんかい、と思った。

2015-11-06 21:17:59
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