【妄想設定】コタン消滅SSまとめ【駅メモ】

るか @lucaluca_61

他のでんこは駅か電車が現役だけどコタンだけはどちらも使われていないので、メモリー云々よりただマスターと旅したい為だけに協会に無理を言って存在を保っていて、限界がきたある日突然消えてしまって、真実を知ったマスターが神居古潭駅のD51に会いに行くっていう妄想したので誰かSSください

アツギレイム @Hakone_OH34

#駅メモ130字SS 廃駅に、思念が佇んでいた。 「―――誰？」 その思念は、赤髪の少女の形をしていた。 「―――しがないマスターさ」 マスターと名乗った男は、その白手袋に覆われた右手を差し出した。 後に奪取er協会会長となる男と、後に神居コタンと名乗ることとなる少女の、邂逅。

アツギレイム @Hakone_OH34

#駅メモ130字SS 「大丈夫かい、コタン？」 「おう！コタンはいつでも元気だ！！」 「いいかい、これだけは忘れないでくれ。君は元々思念体だ、いずれ限界がくるだろう」 「わ…かってるって！限界が来ても気合でどうにかしてやる！！」 「そうかい……じゃ、"マスター"の元へ行ってきな」

るか @lucaluca_61

#駅メモ130字SS 「今日もお疲れ。明日も宜しくな」 「えいえいおー!!…と言いたいんだけど、師匠、それはできないんだ」 「え？」 「本当は、コタンはもう使われてないんだ。ここに居たくて頑張ったけど、…もう駄目だってさ」 「…何のことだ？」 「師匠、ごめん。今まで有難うな!!」

S特急@駅メモ！ @S_Ltd_charlotte

｢こっちか…｣ 残った廃線跡を頼りに歩を進める。 彼女が目の前で消滅してからもう1年。彼は協会から全ての事情を知った。忘れられない彼女との思い出、あの笑顔…。そして彼は決意した。全ては彼女にもう一度会うために…！ ｢待ってろコタン…今そっちに行くから…！｣ #駅メモ130字SS

うちゅーさん @SpacemanVIPex

#駅メモ130字SS 「･･･久しぶり。まさかこんなところにいるとは思わなかったよ」 「居なくなってから大変だったんだぞ？協会は黙ってるし」 「でも、でんこ達のお陰でここまで来れたよ」 「今でも君の声を思い出すよ、元気で明るい声を」 「ありがとう、コタン。おやすみ。」

わらび @warabinokaino1

#駅メモ130字SS 「……探したよ。もうしばらく見てなかったからどうしたのかと思ったよ。まったく」 「すまん、師匠。特訓すれば……少しはなんとかなると思ったんだけどさ……」 「……バカ野郎」 「……え」 「……また、一緒に、来てくれるよな？駅探しの旅」 「……師匠ぅぅ」

るか @lucaluca_61

#駅メモ130字SS 木々に囲まれた廃駅で、D51が静かに眠っている。 煤けた跡のある、真っ黒な身体。触れれば冷やりとした。…傍にいるだけで熱かった彼女は、もう。 「お疲れ、コタン。…今まで有難うな」 物言わぬかつての勇姿に重なるように、赤髪の少女が微笑んだような気がした。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤほーやど@駅メモ @HOYADO_ekimemo

#駅メモ130字SS ねぇ、コタンちゃん…。コタンちゃんは強引で、わたしの考えとかは無視してて…でもそれがたまに嬉しかった。居なくなるなんて、聞いてないよ…わたしの考え、また無視するの？ 「やちよ…俺はコタンを探しに行く…！お前も来い！」 わたしは、初めて自分から進んで旅に出る。

アツギレイム @Hakone_OH34

#駅メモ130字SS 「奪取er協会からは全ての話は聞いた。これより神居古潭駅へ向かう」 「神居古潭って廃駅じゃなかったのかー？」 「その廃駅にこれから向かうんだ。お前らもついてこい、飛びっきりのメモリーをお前らに思いっきり与えよう」 「その調子だー、さすが私のマスターだなー」

アツギレイム @Hakone_OH34

#駅メモ130字SS 「……後ろの棺桶は？」 「ありすとルナだー、こいつらマジでぶち殺してやりてえ、自分で動けよー」 「やちよは入らないのか？」 「だって…コタンちゃんのためなら……」 「……だよな」 「なんで私が引っ張らなきゃならないの〜？」 「本務機だからだ、仕方ないだろー」