中ザワヒデキ文献研究 「大根と分銅と筆触、ソースと実行(4)」 2015年度第15回 2016年1月27日(水)[実況] #文献研究
- misonikomioden
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1g分銅が秤に置ききれなくて分銅の上に分銅おいたり。 並べる時はその時に決める。一応対称性をもって真ん中から置いたり。 かっこ良いと言われると感覚的・・・
2016-01-27 20:15:16質量第五番 90個の分銅から成る3360グラム 秤:なし 分銅個数の数列は「2*2, 3*3, 4*4, ...」(二乗)
2016-01-27 20:16:32使用した分銅はだいたいこのシリーズではないか。 もし28g分銅があるとすればそれは混色で、既製のものとしての分銅を使用しそれを印象派が利用したチューブから出した色の純色とした
2016-01-27 20:18:19印象派以前はパレットの上で混色していたが、チューブ登場以降の印象派はそれをそのまま利用し光の粒として利用した。もしそれが中間色としてみえるならそれは網膜の上で混色が行われている。 カラー印刷はcmyの網点で中間色にみえるがそれは網膜上で混ぜられてる。 印刷物上には中間色はない。
2016-01-27 20:19:543360gをこの限られた分銅で表したというのは、3360gの混色を特定の純色を利用し表した、と。 もし3360gの分銅があればそれを持ってくればいいが、黄緑という一つの色を作るにあたり別の色のタッチから作ることになるのと同様、3360gという数値を複数の分銅を利用し構成する。
2016-01-27 20:22:50質問「色を残したまま別の色難しいが、分銅はそれができるので違うのでは? 中ザワ「200g分銅が純粋でない。100g分銅に分けられる。シアンマゼンダイエローを等量混ぜれば灰色になるよう、そのそれぞれの色にあたるのが分銅各種といえる
2016-01-27 20:26:25220枚の硬貨から成る284円 (金額第一二番)と同様のものを分銅でも作ってる。284は友愛数と言われている pic.twitter.com/C60dDKCHcS
2016-01-27 20:28:45これがピタゴラス一派が見つけたが、見つけるのが大変で、ふたつ目は18世紀に入ってからだったか。今ではコンピューターで探す。
2016-01-27 20:30:23「大根と分銅と筆触」、機関誌『方法』第9号、2001年7月7日発行。 aloalo.co.jp/nakazawa/houho…
2016-01-27 20:31:19大根を秤にのせて大根は○グラムだ=測定 しかし分銅が200gを台秤に乗せてメモリが200gと指すことに意味が無い。この光景はダダ的だ、と
2016-01-27 20:32:43皆藤「「新・方法」の「測量」もそれと同じか、と。 中ザワ「僕が抜けた後の新・方法で相当いい作品。 pic.twitter.com/OJ5RNu0dCY
2016-01-27 20:34:11皆藤「本当に図ったのだけど634mじゃなくて・・・いろいろ測定に条件があるから。本当に634mでなかったら問題だけど・・・でもダダ的に634mした。
2016-01-27 20:35:43池内務のレントゲンでは質量、武田さんのギャラリーセラーでは金額、これはほぼ同時期に行われた。二箇所で中ザワ個展やって盛り上げようみたいな。質量と金額は僕の中でも同じものだったのでそれはよかった
2016-01-27 20:37:00セラーで見せた金額は雑然として見せた。 しかし質量は池内のレントゲン(当時はレントゲンクンストラウムだが)では整然と並べていた。ちょうどレントゲンが掲げるステイトメントと偶然合ったといえる
2016-01-27 20:38:20本来分銅が図りに載ってる必要ないのに載せているというのは笑えるわけで、だからこそ美しければ美しいほど笑いになる、と。 なので質量は整然としてた方がいい。
2016-01-27 20:39:22