【160131】ハンセン病文学で「知的書評合戦ビブリオバトル」

「THINK NOW ハンセン病」キャンペーン 2016 TOKYO     毎年1月の最終日曜日は、「世界ハンセン病の日」です。 日本財団は2016年のその日にあたる1月31日、ハンセン病文学をテーマに 続きを読む
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resigner @resigner

【THINK NOW ハンセン病 - 闇を光に ハンセン病を生きて】平野さん「”かつて、らいは人々を絶望の淵へと追いやった。けれども、らいは人々に考えることとともに、希望をも与えている。” 目の前には生きるヒントがたくさん転がっていると思います。」 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:31:45
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【THINK NOW ハンセン病 - 闇を光に ハンセン病を生きて】会場より「選書のきっかけは?」平野さん「ハンセン病は遠い問題ではなく、実は私たちの身近に転がっている問いに対するヒントになるのではないかと思って選びました」 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:33:51
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【THINK NOW ハンセン病 - 闇を光に ハンセン病を生きて】会場より「装丁の写真について知ってることがあれば」平野さん「私も調べたのですが、詳しいところまでは。おそらくは同じハンセン病の方が描かれたものだと思います」 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:35:05
みすず書房 @misuzu_shobo

@resigner 『闇を光に』装丁の絵は、洋画家・脇田和の作品「赤い壁」です。 ハンセン病との関連はありませんが、真紅の壁を突き抜けていく鳥のイメージが 近藤さんにぴったりに思えて、選びました。(みすず書房編集部より・念の為お知らせいたしました)

2016-02-05 16:25:18

 

2、ドリアン助川『あん』(ポプラ社)

リンク 紀伊國屋書店ウェブストア ポプラ文庫 あん 町の小さなどら焼き店に働き口を求めてやってきたのは、徳江という名の高齢の女性だった。徳江のつくる「あん」は評判になり、店は繁盛するのだが…。壮絶な人生を経てきた徳江が、未来ある者たちに伝えようとした「生きる意味」とはなにか。深い余韻が残る、現代の名作。
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【THINK NOW ハンセン病】千葉県君津市からお越しの秋田さん。普段は会社員をされています。プレゼンいただくのは、ドリアン助川『あん』 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:35:54
resigner @resigner

【THINK NOW ハンセン病 - あん】秋田さん「よろしくお願いします。作者であるドリアン助川さんを目の前にしてプレゼンをするのは緊張しますが、どうぞよろしくお願いいたします。」 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:36:48
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【THINK NOW ハンセン病 - あん】秋田さん「書名の『あん』は、どら焼きの”あん”。登場人物がどら焼きを売っていましたが、ハンセン病にかかっていました。」 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:39:00
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【THINK NOW ハンセン病 - あん】秋田さん「『あずきの顔色を良く見る。あずきの表情を良く見てあげる。』この一文に、登場人物の心の優しさを受けて、私は感動しました。」 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:39:50
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【THINK NOW ハンセン病】会場より「四季が流れていく中で人々の心情も変化するとのことですが、具体的などんな形で進んでいるのですか?」秋田さん「物語の始まりは、春ですね。桜の季節に、どら焼きの描写から始まります」 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:42:18

 

3、宮里良子『生まれてはならない子として』(毎日新聞社)

リンク 紀伊國屋書店ウェブストア 生まれてはならない子として 隔離収容された両親の苛酷な人生。国の政策や社会の偏見のなかで自らを隠して生きた苦難の日々。ハンセン病患者の両親のもとに生まれた著者が、人間の尊厳を取り戻す闘いを綴る記念碑的な作品。
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【THINK NOW ハンセン病】東京都羽村市からお越しの横森さん。現在は大学3年生で、大学のゼミで出会った『いのちの初夜』がきっかけで、ハンセン病文学に興味をもたれたとのことです。プレゼンいただくのは、宮里良子『生まれてはならない子として』 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:44:33
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【THINK NOW ハンセン病 - 生まれてはならない子として】横森さん「よろしくお願いします。内容に入る前に、みなさんが大切になさっている人の存在を少し想ってみてください。その方がある日突然病気になって自分と離れることになったとしたら。」 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:45:58
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【THINK NOW ハンセン病 - 生まれてはならない子として】横森さん「タイトルそのものが邀撃があると感じました。ハンセン病にかかった両親の子どもが作者の宮里さん。自分の尊厳について、患者本人ではなく家族からの視点で綴られているのが印象的です」 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:47:10

 訂正)邀撃 → 衝撃

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【THINK NOW ハンセン病 - 生まれてはならない子として】横森さん「ある意味で、隔離されずに社会で過ごすという意味で、家族も厳しい闘いを強いられていると受け取ることができます。」 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:47:59
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【THINK NOW ハンセン病 - 生まれてはならない子として】横森さん「父が危篤になった時のエピソード。延命治療を中止するという場面。読み進めるのが辛いと感じたこともありますが、その先にある作者の想いに触れることこそが、希望を感じることではないか」 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:49:39
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【THINK NOW ハンセン病】会場より「小説とのことですが、これは創作ですかノンフィクションですか?」横森さん「ノンフィクションです。ご本人の体験をもとに書かれております。言葉の語弊がございました」 #ハンセン病ビブリオバトル

2016-01-31 13:53:47
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