藤津亮太さんの「アニメを読む 『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』」(2016.01.31/SBS学苑パルシェ校)感想
今日は恒例、アニメ評論家藤津亮太先生(@fujitsuryota)の講座「アニメ映画を読む」へ。今回は『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』。うる星効果か、参加者20人以上。今年から隔月開催なので幸先よし。けも先生がBDは嫌い的なことぐらいは知ってたけど(続く)
2016-01-31 21:39:36@zingy0208 作品が企画段階から実際に出来上がるまで、どれだけ二転三転したかや押井監督がどんな手を使ったか、何がしたかったのか、非常に興味深い話だった。終了後はこれまた恒例の懇親会。相変わらずこっちの方が長時間wここでしか聞けない話など充実。(続く)
2016-01-31 21:43:58@zingy0208 次回は3月。テーマは非常に楽しみな『マンガ・アニメの実写化はなぜ〇〇なのか』。3月には、『ちはやふる』『僕だけがいない街』等の不安しかないマンガの実写映画もあるし^^;
2016-01-31 21:46:32今日は藤津亮太先生のアニメ講座に参加した。お題はうる星やつら2ビューティフルドリーマー。本作の「映画」らしさについて。ストーリーの組み立て自体に入れ子構造かまあるというのは目から鱗だったな。
2016-01-31 21:46:09昨日はSBS学苑パルシェ校で行われた藤津亮太さんの講座「アニメを読む」に行ってきた。テーマは「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」。1980年代にアニメをそこそこ見ていた若者にとっては強烈なインパクトと共に記憶に刻まれた作品、と言えば頷いて頂ける方も多いのでは。
2016-02-02 00:08:14講座の後の懇親会で参加するのはどういう人が多いのかという話題が出た。80年代のアニメブームの頃によくアニメを見ておりその後アニメから離れたけれどもあの頃の作品については何かひとこと言いたいことを持っている、という傾向があるんだと。それ俺じゃん。ばーれーたーかーという感じだった。
2016-02-02 00:10:34『ビューティフル・ドリーマー』てのがまさにそんな気になる作品なのだった。初めて見た時にラストで友引高校の階数が違うのに気付いて、実はまだ夢の世界から脱出できていないということを端的に絵で見せたのでは、あそこで夢邪鬼が出てくるのもタイトルが最後に表示されるのもその傍証なのでは、
2016-02-02 00:11:56とずっと考えていたんだが、大学でSF研の同輩にその話をしたら、アニメ雑誌に作画ミスて書いてあったよと言われた。頭の上からバケツで水をぶっかけられた思いがした。俺が一生懸命考えていたことは何だったのか、というがっくり感。しかしそれでも気持ちの上で納得の行かないものは残った。
2016-02-02 00:12:25で、藤津さんはそれに触れるのか、触れたとしたらどういう解釈を示すのか、という興味があった。果たして、解釈は見た人によるという前提を示しながらもご自身は作画ミスだと思うと仰っていた。ああやはりそうなのかと、三十年来のもやもやが晴れようやく一息ついた気持ちになった。
2016-02-02 00:13:04判っちゃいたんだけどもなんか認められなかったんだよねえ。まあ結局、自分で考えたループから脱出できていないという解釈は気持ちの上では捨てられないけれども、そういう事実が存在するということは理解して、頭に留めておこうと思う。このことだけでも参加してよかった。
2016-02-02 00:13:47他にも押井守が映画というものをどのように捉えたのかなど面白い話が聴けて満足したのだった。懇親会ではこれからのテーマとして押井守の実写作品は? という話も出たが個人的には聞いてみたいと思う。2作くらいしか見てないんだけど。
2016-02-02 00:16:09今回は出席者が増えたために急遽大きい部屋へと変更になったそうで、参加者は24名となった。その2/3が懇親会にも参加するという盛況ぶり。人によっては懇親会が本番だと言うくらいで確かに無性に楽しい。
2016-02-02 00:16:59俺が座ったのは二つに別れた島の内ほぼ同年代の人たちが固まった方で6人がみな既に顔なじみ。アニメ他のよもやま話が出る中SMAPのあの話題でも盛り上がったんだが、その後は『おそ松さん』の話をすればそう言えば昔『夢がMORI MORI』でSMAPが「音松くん」やってたよね、とか
2016-02-02 00:19:35掛川市二の丸美術館で開催中の大島司原画展行きました? という話からそう言えば『シュート!』の映画は主演がSMAPだったよね、などと結局SMAPの話題に帰って来てしまい、更にはこちらの島に席を移動してきた藤津さんが開口一番「SMAP」と口にした時には、
2016-02-02 00:20:35次回の「アニメ映画を読む」は3月20日。テーマは「マンガ・アニメの実写化作品」。藤津さんの話では、『ピンポン』、『るろうに剣心』、香取慎吾の『こち亀』辺りを見ておくと参考になる、とのこと。参加者の実感としては見てなくても講座は面白く聞けるので、関心のある向きはぜひご参加下さい。
2016-02-02 00:22:09