16.03.02トンデモ系プレゼンは阪大のみならず 大阪大学COI拠点「スーパー日本人の育成拠点 脳マネジメントでハピネス社会の実現」がブレイク
- hiruandon89
- 15909
- 45
- 1
- 21
"科学技術の受益者の対象は、そもそも全人類であるはずで、技術の大きなプロジェクトにおいて、ある特定のナショナリティが出る余地はあまりないと思う" 「スーパー日本人は不適当」 茂木健一郎氏が大阪大学の研究拠点を疑問視 huffingtonpost.jp/2016/03/02/sup…
2016-03-03 08:47:39" 「スーパー日本人」というキーワードが随所に散りばめられていますが、なぜ「スーパー」なのか、なぜ「日本人」限定なのかという根源的な問題は最後まで解消されませんでした" スーパー日本人プロジェクト(笑) lineblog.me/mogikenichiro/…
2016-03-03 08:49:51電子ドラッグで脳内麻薬物質分泌を制御し、どんなに劣悪な労働環境にも耐えられる究極不死身の社畜造り……
2016-03-03 08:56:17脳マネジメントでもってエンドルフィンやらドーパミンやらを自在に分泌できるんだったら、そりゃあもうめっちゃハピネスなんだろうし、時給900円だろうが非正規だろうがバリバリ働くスーパー日本人になれると思うわけだけど、要するに狙いはそのあたりなのか?
2016-03-02 12:13:10ヒロポン twitter.com/tako_ashi/stat…
2016-03-03 10:55:29大阪大学の「人間力活性化によるスーパー日本人の育成」ってシャブ漬けな感じしかしないんだけど、もしかしてこれ、京都のぶぶ漬けをうっすらと踏まえた高度な笑いなのか?
2016-03-02 10:52:09スーパー日本人について笑われてるみたいだけど、そのまえに、文科省がスーパーグローバルって言ってたよ。グローバルを超えるってなんだよ。宇宙かよって思ったんだけど。まだスーパー日本人のほうがマシ。
2016-03-03 10:01:42文科省って、なんでか知らないんだけど、いきなり思いつきのようなこと言い出すんだよ。大学はそれに振り回されてる。ごく一部の人の脳内神経の中でスパークした妄想が、大学をあたふたさせてるように思える。
2016-03-03 10:04:29「コミュ力」が重視されるようになった社会的変化を経済状況の悪化に求める、という視点は面白いな。 twitter.com/endBooks/statu…
2016-02-16 18:36:32”「コミュニケーション能力」という言葉が出てくる新聞記事の数が急激に増えるのは2004年からです。これは、ちょうど日本の失業率が急激に悪化した時期と重なります。” 📚科学佇書斎 sciencebook.blog110.fc2.com/blog-entry-199… 『つながりを煽られる子どもたち』土井隆義
2016-02-15 12:11:20文部科学省のCOI事業の変なところは、たしかに最近の科学技術政策の変なところを極端な形で代表しているのだが、この公募要領は政権交代直後の自民党から民主党政権との違いを要求され官僚がこたえて極端になったのであり、平常に高い評価を得るものがここまで来てしまったわけではないと思う。
2016-03-03 08:19:29。oO(前RT。 んーどうだろう。COIの概算要求は政権交代前の2012年の夏(手元にあるポンチ絵資料は9月)だし。自公政権の要求よりは「見える結果を出せ」という財務省圧力の方が強い気がするが。COIの特徴である「ビジョン主導」もCOI以外の文脈でも省内では議論あったし。)
2016-03-03 10:17:01「ビジョン主導型」はCOIの文脈では、これまで理工系+製造業というシーズ側で固まってた産学連携を、大学では人社系、社会では非製造業やユーザー等ステークホルダーも巻きこむ枠に広げ、社会の顕在/潜在的なニーズや望ましい社会像から発想して研究開発を編成しようということで考えられたもの。
2016-03-03 10:27:16そういう共創的なプロセスを回す「システム」を各地の大学に創ろうというのがCOIの出発点にはあったのだが(当時の担当者から聞いてた話)、具体的施策に落としていくところで、結果を出せ(=プロセス・システムではなくプロダクトを出せ)圧力もあって、だいぶ変質したように思う。
2016-03-03 10:30:24o0( 阪大COIの事例、政府によるメディア統制の議論ではよく実例が見えない状況に対して、「『忖度』とはこういうものだ」という実例として示したのだろう、という議論をした。
2016-03-02 14:02:02(先の続き)それで、既に概算要求での設計がそうなのだが、ビジョナリーリーダー/ビジョナリーチーム/ガバニング委員会が設定した大枠のビジョンのもとで、各拠点がそれぞれに的を絞ったビジョンとその実現のための研究開発課題を提案・実施するという体制でCOIが始まった。
2016-03-03 12:41:11本来はビジョン主導のオープンイノベーション狙うなら、拠点ごとにビジョン自体の社会的な妥当性・現実性を多角的に吟味し、社会変化などに応じて再検討するような再帰的な仕掛けが大事で、それもCOI構想には入ってるのだが、それよりも、最初に定めたゴールの実現こそが主眼となった。
2016-03-03 13:17:54それでも、最初に定めたゴール=ビジョンが妥当なものならいいのだが、それがどうも怪しいというのは、一昨日からのスーパー日本人祭りでツッコまれてる通り。
2016-03-03 13:27:03公募要領では、提案に向けた各応募大学の課題設定にあたって「異分野・異業種・異領域からの参加者による「未来に向けた対話(フューチャーセッション) 」を推奨」とあり、実際各大学でURAが仕切る形でやってたはずなのだが、それが最終的にどう活かされたかはよくわからない。
2016-03-03 13:31:11もちろん「対話」は1, 2回ワークショップする程度ではだめで、出てきたアイデアを人文・社会科学系のステークホルダーの専門知・経験知で吟味し練り上げるプロセスがないと、フヤフヤしたもので使えない。そういう面倒な作業を経て、その成果をもとに提案したところはどれくらいあるのか。
2016-03-03 13:39:29実際がどうだったかは、ちゃんとヒアリングなりして調べないとわからないけど(これは政策評価としてやるべき)、どうも出てきた拠点のテーマを見ると疑問符がいっぱいついてしまう。結局、昔ながらの理工系+製造業の産学連携で、あの公募要領に合わせて提案書いたらああなっちゃったんじゃないか。
2016-03-03 13:42:45COIの件は、課題のフレーミングの如何がいかに要かをよく物語ってるんだが、「フレーミングの検討」「問いの問い直し」がいかに大事かって話は、職務上「結果」を出すことを重視する官僚にはウケが悪い。科学技術に対する人社系の役割の一つもそこにあるのだが、なかなかそれは理解されない。
2016-03-03 13:59:28そういう点も考えると、COIでも本来求められるような理工系と人社系の協働というのは、基本、かなり難儀なことである。理工系の視点からの課題設定やソリューションの妥当性を色んな形で問い直し、しばしば卓袱台返しを人社系がすることになるから。これは理工系には否定されたと見えてしまう。
2016-03-03 14:06:19COIのテーマでも、「あれは資金獲得の方便。研究そのものは地道」とする見方も成り立ちうるが、やはり研究内容そのものが人社的な観点からすれば、やばいインプリケーションはらんでるものはあるし、ソリューション以前に課題設定がおかしくない?というのもたくさんある。
2016-03-03 14:08:53