HAPPY VALENTINE DAY★
- Sohdearharuka
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『ハル、宗介にチョコやんだろ?』 遙「チョコ?」 『チョコ?…じゃねぇよ!明日はバレンタインだろ』 遙「女から男にチョコをやる日だろ?俺は男だから該当しない」 『はぁ?や、まぁ……そうなるのか?』 遙「それに、俺からもらっても気持ち悪いだろう」 『いや~んなことねぇと思うが…』
2016-02-13 19:30:07遙「とにかくやるつもりはない」 『まぁ、あいつも貰えるとは思ってないだろうけどな』 遙「わざわざスカ○プしてきたのはそのためか?」 『いやいや、この前お前がくれたサバの目覚まし時計』 遙「ああ」 『あれ、隣の部屋のやつにやってもいいか?』
2016-02-13 19:40:06遙「かまわないが…どうしたんだ?」 『日本好きで、あれ見た瞬間めっちゃ気に入ったみたいでさ…でも俺がお前に貰ったもんだし』 遙「別にかまわない。好きなやつにやった方がサバも喜ぶ」 『……サバが喜んでるところ想像しちまったじゃねぇか…まぁサンキュ』 遙「気にするな」
2016-02-13 19:50:10~~♪ 遙「あ」 『どうした?』 遙「宗介からラインがきた」 『なんだって?』 遙「今バイト終わったから飯って」 『お前は嫁か!』 遙「俺は男だぞ。嫁にはなれない」 『十分…まぁいいや。チョコもらえなくてもあいつは幸せだな』 遙「?」 『じゃあまたな。宗介によろしく』 遙「ああ」
2016-02-13 20:00:13宗「ただいま」 遙「おかえ……ここはお前の家じゃない」 宗「あー悪い、つい…」 遙「まぁ…いいが…」 宗「……ああ」 遙「ご、ご飯できてるぞ!」 宗「ああ!腹減ってんだよ早く食わせろ!」
2016-02-13 20:15:04宗「ごちそうさん」 遙「ああ」 宗「明日の予定は?」 遙「午前中は練習だ」 宗「午後は?」 遙「とくに何もない」 宗「買い物行くが、ついてくるか?」 遙「何を買いに行くんだ?」 宗「傘」 遙「傘?持ってなかったか?」 宗「なくした」 遙「わかった。行く」
2016-02-13 20:45:06遙「そういえば…」 宗「あ?」 遙「サバがお嫁に行った」 宗「は?」 遙「凛にあげた目覚まし時計」 宗「ああ。あれが?」 遙「凛のチームメイトに日本好きがいたらしくて、もらわれていったらしい」 宗「ああ…それで嫁;」 遙「あのサバはメスだったからな」 宗「マジかよ知らなかった…」
2016-02-13 21:00:10宗「お前はそれで良かったのか?せっかく凛にプレゼントしたんだろ」 遙「好きな人に使われた方がサバも喜ぶ」 宗「……サバが喜んでるところ想像しちまったじゃねぇか;」 遙「!」 宗「どうした?んな驚いた顔して」 遙「凛と同じことを言ったから驚いた」 宗「は?」
2016-02-13 21:15:06遙「サバが喜んでるところを想像したって…お前らもやっとサバの気持ちがわかるように…」 宗「ちげぇ!!!」 遙「急に大きい声を出すな耳が痛い」 宗「お前が変な事言うからだろ…;」 遙「あ、変といえば…」 宗「今度はなんだ…」
2016-02-13 21:30:08遙「お前から今から帰ってくるから飯ってラインがきたって話をしたら凛に…」 宗「凛に?」 遙「お前は嫁かって言われた」 宗「…ぐっ、ごほっ!げほげほ…」 遙「おい!大丈夫か、ほらお茶っ」 宗「あ、ああ、わりぃ…」 遙「落ち着いたか?」 宗「ああ…はぁ…」
2016-02-13 21:45:05遙「俺は男なのに嫁になれるわけがないのに変だとは思わないか?」 宗「いやまぁ、そうだな…」 遙「それに嫁っていうのは結婚してるのが前提だろう。俺とお前は結婚してない」 宗「……確かにそうだが…つまりやってる事が嫁みたいだってことだろ」 遙「!…なるほど」
2016-02-13 22:00:14遙「だが、俺はただ自分のための家事をしているだけでそのついでにお前のもたまにやってるってだけだぞ」 宗「世の中には自分のための家事もしないやつもいるからな」 遙「そうなのか?」 宗「まぁあんまり気にすんな」 遙「…わかった」
2016-02-13 22:15:04宗「よし、部屋帰って風呂入って寝る」 遙「ああ。おつかれ」 宗「明日は直接大学に迎えいく」 遙「わかった。じゃあいつものとこで」 宗「おやすみ」 遙「おやすみ」
2016-02-13 22:30:05『今日ってバレンタインだよな~マネージャーからチョコの差し入れとかねぇのかな?』 『御子柴さん!昨年はどうだったんですか~?』 御「そうだな。マネージャー全員から一人3個チ○ルチョコをもらったな」 『なんだチ○ルかよ~』 『いやもらえるだけマシだろ。なぁ七瀬?』
2016-02-14 09:00:07遙「どうでもいい」 『そんなこと言ってるやつに限って本命もらうんだろどうせ~』 『確かに七瀬ならたくさんの女にもらいそうだな…しかも本命』 『そういうやつだよこいつは…涼しい顔して美味しいとこ持っていくんだろうな~』 『でも俺はどちらかというと七瀬からもらいたい』 『え?』
2016-02-14 09:15:03『変な意味じゃねぇぞ!ただ七瀬って弁当とかすごいし、めっちゃ料理上手いんだぜ!』 御「確かに七瀬くんは料理上手だって松岡に聞いたことがあるな」 『でもお菓子まで作れんのかよ』 遙「作ったことは何度かある」 『マジかよ~もうこの際七瀬でいい。チョコくれ』 遙「嫌だ」 『ですよね!』
2016-02-14 09:30:06【LINE】 遙>12時半には終わる 宗>わかった。その時間にいつもんとこで 遙>\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ? 宗>あ? 遙>悪い間違った 宗>ビビらせんな 遙>さっきの顔文字お前のことだ 宗>会ったら殴る
2016-02-14 10:00:07『は~い飢えた男共~心優しいマネージャー様からチョコだぞ~』 『ちょっとそんな言い方;少しで申し訳ないんだけど…良かったら』 『ホワイトデー期待してまーす!』 『おおおお~!チ○ルじゃねぇぞ!』 『て、手づくり?!』
2016-02-14 11:00:08『今回は1年生に可愛い子が入ってきたからね!』 『あからさますぎですよ先輩~』 『……七瀬か』 『……七瀬だな』 『七瀬お前毎年たくさんチョコもらってるだろ』 遙「いや。二つだけだ」
2016-02-14 11:15:06『はぁ?んなわけねぇだろ!去年いくつもらったんだよ白状しろー!』 遙「部活のマネージャーと幼馴染の妹からそれぞれ一つずつだ」 『そんなばかな…なんか理由があるはずだ絶対…』 御「部活のマネージャーということは江くんからもらったのか!?」 遙「はい」 御「羨ましいな!!!」
2016-02-14 11:30:08