- laurassuoh
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ピラト「お前はイエス 頷くイエス 命を絶やす 明日にはゴルゴダ 俺は家でごろ寝だ 俺はまるでゴルゴだ」 イエス「ゴルゴだ 汝は ごろごろ 腹下す みたいに 殺して 来るのだ 死海へ 視界は明瞭 マイクは軽量 汝の罪計量 判決は明朗 に読み上げる 死刑だ」
2016-03-12 14:12:59ペトロ「先生の得意のライミングは「我はイエス 頷くぜイエス 来たるべき終末 もしかしたら週末? ただ祈り主待つ 持ってろよ松明 光ってる体(たい)まず 我こそが救済 やってきたぜ九歳 から説教の才能は 天才と言われたぜ実際 我の言葉超多彩 ダサいユダヤの教え正す 裁き下す」だ!」
2016-03-12 14:28:38アンデレ「ちげぇよ「我実際 ジーザスでクライスト 指させばCryするぜ暗い人 十八の頃からクライシス のため備えるっす って孤立してた我辛いっす だけど食べるライス 挫けずにrise それはまるで太陽の如き 輝きで大洋に漕ぎ出す」だよ!」
2016-03-12 14:33:48ヨハネ「みなさん違っています。主は間際に言いました「ロンギヌス痛いよう 我は胃潰瘍 だけどしたいよ説教 もう今日 救済 しちゃうよ 博愛 割愛 他愛ない人生 だけれど復活 我は勝つ 入れる喝 愛の枯渇 欲しいのは告白 信仰の刻苦 吐くほどの苦 だけど魂は琥珀!」です」
2016-03-12 14:39:03完全なる腹痛 俺はしないぜ服従 便所からでもライム吐き出す スリッパ履き出すクサいガス 俺の体内に満ちる覇気 もったいないとかもうしない妥協 するんだ今日 この場この時に出しきるぜ糞尿
2016-03-16 20:42:13また夏が来たようです。雲が大きく胸を張ってあの青空と喧嘩します。風に揺れる向日葵は大輪の花を咲かせました。海へと続く田舎道を自転車で走っていく少年と少女。麦わら帽子がどこかへ飛んで案山子の頭にくるりと回って着地しました。丘の上の大きな木まで、あの木洩れ日まで競争します。
2016-03-17 02:18:40夜に鳴く蝉、見つからなかった落とし物、線香花火の残した焦げ跡、蚊帳がなくてももう誰も入ってはこない。すっかり灰になった蚊取り線香はこの夏に初めて何も殺さずに役目を終えた。朔日、光のない夜の景色は何かを失った僕の心境。濁りのない水面に石を投げ込み波紋を広げるように、僕は夜に泣く。
2016-03-17 02:37:36誰でもない、誰のものでもない夏の少女が逝く。だけどまたどこかで会える。蝉時雨にやられないようにイヤホンの傘を挿した僕は砂利道を一人で帰る。塩素の匂いはまだ濃くまとわりついてくる。僕の家までついてくる。蛇口を捻って君の匂いを落としたら、僕はまた三度季節を数えて巡る。
2016-03-17 02:42:38最近はもう「しおい」というより匿名の「夏の少女」がイメージに存在している(あるいは以前からそうであり、仮にしおいと名付けていただけなのかもしれないけど)
2016-03-17 02:44:27さようなら、さようなら……波がそう言っているように聞こえる。打ち寄せるたびにさようなら、さようならと……あのラムネの瓶はこの音をあるいは蓄えているのだろうか。この寂しそうな海の祈りを……
2016-03-17 02:46:25あの夏空に融けて消えます……君を、夢を、明日を描いたあの広いカンバスに。まだ風が暑いうちに、まだ雲が大きいうちに、まだ命が騒がしいうちに、世界の何かひとつとなって巡ります
2016-03-17 02:49:39瑞鶴「次の次元行けるように空母同士結合し曲げる鉄格子 一航戦五航戦組んだ今 必然的に生まれる最強兵器 ただの共闘じゃねぇぜ少年 今日と明日 敵滅ぼす常夜灯 盲点突いた攻撃を超度胸 でこなす赤と青の先輩 その背中追った紅白の鶴 鳴らす弦 その音にまくる 奴ら悉く尽き果てる!」
2016-03-26 11:48:20