アレンレポート

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

【アレンレポート】 当レポートはGRF参謀部作戦参謀個人へ報告するものであり、各所に潜入している部下からの情報を集約したものである。 北欧に動きありとのことで、そのエリアを担当する[S]と[K]の2名の隊員からのレポートを送る。 #アレンレポート #sega_bbac 1

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] ナクシャトラが最新型ブラスト・ランナーのリリースに踏み切るとのこと。 単なる新型なら特筆することもないが、当該機種「ヤクシャ・零」はかなりの曰くつきの機体である。 現地潜入中の[S]より詳細レポートを待つ。 #アレンレポート #sega_bbac 2

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] ナクシャトラ。 ブラストメーカーとして後発ながら、パーツ部位別で見ると業界1位のシェアを誇る部門が数多く存在している。 ところが近年、いくつかの分野にてベンノと四条重工にユーザーシェア1位の座を明け渡していた。 #アレンレポート #sega_bbac 3

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] 添付したものは潜入中にベンノの社内にて極秘に入手した最新の内部資料である。 （これを作成したベンノ関係者はナクシャトラに対し強い敵愾心を持っている模様。 ） #アレンレポート #sega_bbac 4 pic.twitter.com/sE1w64AvjF

拡大

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] この資料でも確認できる通り、ナクシャトラのベストセラー機以外も含めた総生産数はここ数年減少傾向にあり（経営が厳しくなるほどではないにしろ）何かしらの打開策が経営陣に対して求められていたことは想像に難くない。 #アレンレポート #sega_bbac 5

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] そこで、件の新型である。 元々この機体の存在は半ば公然の秘密ではあるが、当然一般市場には出回ってはいない。 だが発注元との独占契約により、魅力的な商品にも関わらず販売することができない。 #アレンレポート #sega_bbac 6

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] これをリリースすることでベンノと四条重工の各ベストセラーを圧倒し、月間生産数のトップを奪還したい、というナクシャトラの思惑が垣間見える。 幹部は表に出てこないことで有名であるが、その謎多き経営陣も一枚岩ではないらしい。 #アレンレポート #sega_bbac 7

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

【アレンレポート】 [K]からのレポート ようやく[S]より入電。 ナクシャトラへの潜入工作は部隊随一の潜入スキルを持つ先輩の腕を持ってしても過酷なミッションらしい。 こちらも引き続きバックアップを行う。 #アレンレポート #sega_bbac 8

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[S] どうやら発注元よりライセンス独占解除の通告があった模様。 一方的な文面。 これを受けて今までのようなワンオフ機の生産だけではなく、本格的な量産体制に入る。 この背景には先日のベンノとの提携解消が関係しているものと推測。 #アレンレポート #sega_bbac 9

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[S] 現に、提携解消後に稼動を停止していたベンノ向けのNF関連部品工場はフル稼働で別の部品を生産している。 これは新型BRに使用しているものと見て間違いないだろう。 既に多数の機体が組み上げられており、出荷寸前状態である。 #アレンレポート #sega_bbac 10

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] ベンノとの技術提携解消。 元々ナクシャトラとベンノの間には「ヤーデ」開発時にニュード・フィクセーション技術の供与による業務提携が締結されており、NF技術以外にもVIFOS等に関する技術交流が行われていた。 #アレンレポート #sega_bbac 11

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] 経緯は省略するが、事の発端はベンノの新型ブラスト開発計画の立ち上げ。 ベンノの一部の開発グループはNF技術をふんだんに使用した高出力型軽量機の開発を計画したが、ナクシャトラは技術供与を拒否。 プロジェクトは頓挫する。 #アレンレポート #sega_bbac 12

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] 新型の開発を巡って、社内は経営陣と開発陣の真っ二つに割れた。 派閥同士の政争により取締役会は幾度となく紛糾。 それでも開発陣の先頭にいた当時のCTOは土壇場での新型の方針転換を行い開発を続行。 リリースを強行する。 #アレンレポート #sega_bbac 13

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] この新型ブラスト「ガルム」は、空前の大ベストセラーとなる。 これにより社内での発言権を取り戻したCTOの一派は親ナクシャトラ派の経営陣を放逐。 さらに勢いに乗り、ナクシャトラとの業務提携の解消を決定した。 #アレンレポート #sega_bbac 14

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] 技術交換の習熟は完了し、これ以上の吸収が見込めないにも関わらず、一方的にノウハウが流出することを恐れての提携解消だと報道されているが、真相はCTOによる「弱腰の経営陣と強気のナクシャトラに対する反抗心」と目されている。 #アレンレポート #sega_bbac 15

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] 現在のベンノは堅調なガルムのヒットとCISフレームのライセンスアウトにより安定した経営が行われている。 他に目立った動きは見られない。 それにしても、このベンノ本社内のセキュリティは緩すぎだと言わざるを得ない。 #アレンレポート #sega_bbac 16

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

【アレンレポート】 以上が本日分。当該機体の詳細は明日以降に報告予定。 繰り返しとなるが、当通信はバルムンク“副長”アレン・ヴォルグより、あくまでGRF安全保障本部統合保安作戦参謀部所属作戦参謀個人へのレポートである。 以上。 #アレンレポート #sega_bbac 17

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

【アレンレポート】 [S] の報告 ミッションがひと段落したので追伸。 新型についていくつか判明したので再度送る。 …ここは本当に寒い。 武器弾薬よりもウォトカが必要だ。 うん、早急に必要だ。わかるよね、カイくん？ #アレンレポート #sega_bbac 18

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[S] コストの問題。 当該機体は元々少数生産がされており、その中でも特に部品精度の良いパーツを厳選。 それらを組み合わせた上でさらなるチューンナップを施した機体のみを納入するという採算と工数を度外視した究極の機体であった。 #アレンレポート #sega_bbac 19

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[S] それを指示することのできたクライアントの資金源についての調査は本件に関わらないので割愛。 とにかく、検品で弾かれた部品群であっても、一般のBRパーツとは比較にならないほどの高品質を誇っていた。 #アレンレポート #sega_bbac 20

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[S] その品質故に、大量生産には不向きであった。 そこで件のNF工場のラインをBR生産ラインに改修、量産体制を整えた。 設備投資を可能な限り抑えた上で、今まで通りの高品質を維持している。 #アレンレポート #sega_bbac 21

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[S] 次、テクノロジーの問題。 当該のワンオフ機はアルタード・ニュード・フレームを採用していたので、CISフレームへの換装にあたり大幅な設計変更を余儀なくされた。 組み込まれたのは内製の最新型CISフレーム。 #アレンレポート #sega_bbac 22

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[S] 新型CISフレームの誇る出力はANフレームの同機体と比較すると多少見劣りするものの、それでも一般的な機体を遥かに凌駕する性能である。 一般的なCISフレームとナクシャトラ内製CISフレームの解説については[K]に任せる。 #アレンレポート #sega_bbac 23

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] [S]の補足。 そもそも各ブラストメーカーに共通して提供されているF3世代のCISフレームの基礎技術の出所はベンノである。 そこにはTSUMOI由来の連鎖反応結晶方式ニュード・アクセラレーター技術が応用されている。 #アレンレポート #sega_bbac 24

【公式】ボーダーブレイク @SEGABB

[K] 同じニュード・アクセラレーター技術といっても、ナクシャトラは独自の回転圧縮機構方式のノウハウを持っており、今回の新型CISフレームについてもTSUMOIのテクノロジーではなく社内の既存技術での再設計と推測される。 #アレンレポート #sega_bbac 25