古泉☆ハンサム☆一樹BOT

20160401
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古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

全世界60億人のフォロワーのみんな、久しぶりだな! 「古泉☆ハンサム☆一樹BOT」が帰ってきたぞ! 今年もSOS団専属超能力者・古泉一樹のエクストリームハンサムぶりを頭のてっぺんから足のつま先まで全身余すところなく観察し、怒涛の勢いでツイートしてやるぜ!

2016-04-01 00:00:16
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

返事は「はい」か「YES」か古泉を称える言葉以外は受け付けない。 さあ高らかに叫べ! 古泉最高だとぉぉぉぉーーー!!

2016-04-01 00:00:19
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

さわやかなスポーツ少年のような雰囲気を持つ細身の男だった。如才のない笑み、柔和な目。適当なポーズをとらせてスーパーのチラシにモデルとして採用したらコアなファンが付きそうなルックスである。これで性格がいいならけっこうな人気者になれるだろう。 ―涼宮ハルヒの憂鬱

2016-04-01 00:10:02
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

「そこにいる古泉が超能力者だった。お前にはいろいろ世話になったし、世話もしたぜ」 「それが本当だとしたら、驚くべき話です」 優雅にカップを傾ける古泉は、半信半疑の目の色をしている。 ―涼宮ハルヒの消失

2016-04-01 00:20:02
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

……ちょっとなでてもいいか? いいよな? ええい、なでさせろ!!

2016-04-01 00:20:06
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

古泉はホットオーレを優雅な仕草でテーブルに戻し、 「登場人物は僕たち三人だけなのですか?」 ばか、余計なことを訊くな。 ―涼宮ハルヒの溜息

2016-04-01 00:30:02
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

古泉はベッドに腰を下ろし、長い脚を組んで、 「いや、その前にあなたの話を伺いたいところです。あなたと涼宮さんは僕たちの前から忽然と姿を消してしまいました。涼宮さんの居所はすぐに解ったんですが……」 ―涼宮ハルヒの驚愕・後

2016-04-01 00:40:05
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

適度な間を置いて、古泉が爽快感あふれる声をかけた。 ―編集長★一直線

2016-04-01 00:50:03
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

コタツ机の中に長い脚を突っ込んでいた古泉が、ちらりと俺に視線を寄越し、 「どちらへ?」 「閉鎖空間なみにしみったれた所まで」 「そのようですね」 ―涼宮ハルヒの驚愕・前

2016-04-01 01:00:04
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

そこのお前、古泉を見過ぎだ! 減ったらどうしてくれる。……俺? 俺はいいんだよ。

2016-04-01 01:00:08
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

そして俺と目が合うと、殴りたくなるぐらい様になる仕草で肩をすくめて見せた。殴って欲しいのか、こいつは? ―涼宮ハルヒの退屈

2016-04-01 01:10:03
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

「まだ九時前だぜ」 俺は仏頂面で言って、両脇を見る。長門の陶磁器顔と、古泉のさわやかスマイル。 ―涼宮ハルヒの溜息

2016-04-01 01:20:03
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

俺がだんだん小腹を立て始めていると、またもや横から爽やか笑顔くんが、 「それはないでしょうね」 ―編集長★一直線

2016-04-01 01:30:03
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

ハルヒの誇大妄想狂みたいな檄をどう感じたか、古泉は親指で緩んだ唇をはじき、朝比奈さんはメイド衣装の袖を引っ張り、俺は深呼吸のふりをしてため息をつき、長門はぴくりと眉毛を動かした。 ―射手座の日

2016-04-01 01:40:05
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

ハルヒは勇者などではなく単なる気前の良すぎるお大尽になってるし、朝比奈さんは運命のようにメイドと化し、古泉は日に日に上達する竪琴の腕前を観衆に披露しては女性たちの潤んだ目をひきつけ、長門は完全にフードファイターである。 ―涼宮ハルヒ劇場

2016-04-01 01:50:02
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

絵に描いたようなハンサム男は、揺れる前髪を弾き、 「多発していた閉鎖空間の発生がぱったり止みましてね。僕としても安堵しているところですよ。 ―涼宮ハルヒの驚愕・前

2016-04-01 02:00:04
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

古泉が立っていた。駅の改札方面から来たのだろう、ラフな中にも格好つけた非の打ちどころのない装いで身を包み、まるで俺が気づくのを待っていたような風体でパンツのポケットに手を突っ込んで、手持ちぶさたそうにしている。 ―涼宮ハルヒの分裂

2016-04-01 02:10:03
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

はいそこ勝手に撮らない! 許可をとれ許可を!

2016-04-01 02:10:07
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

明朗快活な微笑を見せつつ前髪をかき上げ、 「朝比奈さん、どうやら僕達はお邪魔虫のようですので、ここはいったん退散して、お二人のおそらく犬も喰わないようなやり取りが一時収束を迎えてから再訪することにしましょう。 ―ヒトメボレLOVER

2016-04-01 02:20:01
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

SOS団なんぞにいなければもっとモテまくっていいヤサ男だし、俺たちに気取られないように学園恋愛ゲームを楽しんでいるのだとしても、あいつなら尻尾の一つも出さないだろう。 ―涼宮ハルヒの驚愕・後

2016-04-01 02:30:03
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

端整な唇を優しげに歪めたまま古泉は、 「涼宮さんは最初から何をするか決めておいたようですね。話し合いの余地はなさそうです。はて、あなたが何か余計なことでも言ったのではないですか?」 ―涼宮ハルヒの溜息

2016-04-01 02:40:01
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

その娘さんたちが古泉を見る目が、まるで地上に降りたアポロンを見つめる純真な乙女のようでまったく俺は不愉快だ。 ―涼宮ハルヒ劇場

2016-04-01 02:50:05
古泉スマイルBOT @KoizumiSmileBOT

古泉は前髪を片手の薬指ですいっとかき上げ、 「ええ、それもあります。僕と僕の仲間たちが何より恐れるのは閉鎖空間と《神人》の存在です。簡単そうに見えたかもしれませんが、あれでも苦労しているんですよ。ありがたいことに、この春以降、どんどん出現回数は減っていますが」 ―涼宮ハルヒの消失

2016-04-01 03:00:05
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