伊織子育て奮闘記

マキィ一テP @makinkin_jakin

伊織「この前あった春香っているでしょ？」 伊織娘「春香おばさん！」 伊織「春香は昔からリボン着けてて春香といえばリボン、リボンといえば春香って具合だったんだけどね。そんな春香を差し置いて私がベストリボンアワード取ってやったわ！！」 伊織娘「さすがママ！」

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伊織娘「パパー、パパー、見てみて！ やよいお姉さんが折り紙折ってくれたの！」 「信じられるか真あんな子が将来ママみたいになるんだぜ？」 真「今は微塵も感じられませんけどね」 伊織「聞こえてるわよアンタ達！！」

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伊織「春香おばさん」 伊織娘「春香おばさん！」 春香「春香お姉さんね」 伊織「真お兄さん」 伊織娘「真お兄さん！」 真「真お姉さん！！」 伊織「信じられないわよね。ちょっと胸あるかどうか確認してみなさい」 伊織娘「はーい」 真「ちょっやめて、いおりー！！」

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真には男の子が生まれてきて欲しい。真に似て目鼻立ちがはっきりしていて女の子にしか見えなくて真がお父さんからされていたように息子にスカートとか履かせたりして欲しい。自分はカッコよくなりたいのに周りから可愛い可愛い言われて「全部お母さんのせいだー！」とか言われて欲しい。

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伊織娘「にがいよぉ」 「だから歯磨きしたあとにオレンジジュース飲むなっていったろ？」 伊織「アンタ達なにをこそこそやってるのよ」 伊織娘「あのねお父さんが苦いの飲ませたの」 伊織「ちょっ、アンタのこと変態だとは思ってたけど自分の娘になにしてんのよ！？」 「誤解だ！ 誤解！」

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亜美「いいチビいおりん？ パパに変な事されたらこういうんだよ？ 『変態ド変態der変態変態大人！』はい言ってみて」 伊織娘「へんたいどへんたいだーへんたいへんたいたいれん！」 亜美「おぉ上手い！ 流石はいおりんの血を引くだけはあるねぇ〜」 伊織「ちょっとなに教えてるのよ！？」

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伊織娘「みてみてお母さんごーるでんれとりばーがいるよ！」 伊織「犬ね」 伊織娘「いまみけねこが走っていったね！」 伊織「猫でいいんじゃないかしら？」 伊織娘「あっ、はしぼそがらすが水浴びしてるよ！」 伊織「響今度誕生日に図鑑送ってきたらおくりかえそうかしら……」

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伊織娘「ただいま〜」 伊織「おかえり、ってちょっとあんた手になに持って帰ってきたのよ」 伊織娘「これはねぇ」 伊織「ちょっと待ってストォーップ！ アンタそうやって前カエル持ってきたんだからゆっくり開けなさい」 伊織娘「じゃーん」 伊織「ゆっくり開けなさいよ！ ってタンポポ……」

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伊織娘「おかし買って」 伊織「月に500円までって決めてるでしょ？ それにこの前春香からクッキー貰ったじゃない」 伊織娘「春香おばさんのはタダだもん！」 伊織「春香のクッキーだって100円くらいの価値はあるわよ！」 春香「くしゅん！」 千早「風邪？」 春香「いや誰か噂してる」

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伊織が暮らしている家のエリアで宅急便の配達員になって何回も配達しているから顔なじみになってある配達の時に伊織娘から折り紙の後ろに描いた恐らく人だろうくらいの絵を渡されて伊織に「あなたを描いたみたいだから貰ってくれるかしら？」って言われてセンターの更衣室のロッカーにその絵を貼りたい

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伊織娘「おとうしゃんあれみたい」 「アニメか？ それよりもっといいもの見せてやるから」 伊織娘「いいもの？ あっ！ おかあしゃん！」 「最高だろ？ お母さんの竜宮小町ファーストライブだ」 伊織「げっ！ なに見せてるのよ！」 伊織娘「おかあしゃんちっちゃい！」 伊織「うるさいわよ」

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伊織娘「私大きくなったらわたあめ屋さんになる！」 伊織「この前はケーキ屋さんって言ってたじゃない」 伊織娘「どっちにもなるの！」 「アイドルになってテレビに出るとなぁお芝居でなににでもなれるぞ」 伊織娘「本当？」 「あぁお母さんなんてスライムになったんだから」 伊織「ちょっと！」

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伊織娘「貴音さん私ね！ こーんなおっきなおにぎりひとりで食べられるようになったんだよ！」 貴音「それは真良きことですね」 伊織娘「貴音さんは春香おばさんみたいに太くないけどいっぱい食べれる？」 春香「ちょっと」 貴音「私は足りないかもしれないですね」 響「張り合うなよ貴音」

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伊織「今日はなに食べたい？」 伊織娘「なんでもいい」 伊織「お父さんに似たわね。私だったらなんでもいいなんて言わなかったわよ」 伊織娘「そうなの？」 伊織「飲み物かってくるからなにがいい？ って聞かれたらオレンジジュースって即答してたわ」 伊織娘「それお母さんが好きなだけでしょ」

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伊織「あんた事務所に行って預かって貰うだけなのになんでそんなにぬいぐるみがいるのよ」 娘「この子がいないとこっちの子が寂しがるでしょ！ それにこれは小鳥おばさんに貸してあげるの！ 夜寂しいんだって」 伊織「そう……」

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伊織「ベランダが寂しいからプランターにチューリップの球根でもおきましょうか」 伊織娘「ねぇねぇお母さん！ ベランダにね！ 土が置いてあってね！ 掘ってみたら小さい玉ねぎみたいなのが出てきた！」 伊織「掘るなぁー！ 戻してきなさい！」

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美希「あっ、デコちゃんとミニデコちゃん事務所来てたんだ」 伊織「いつまでデコちゃん言うつもりよ」 伊織娘「デコちゃんゆーなー！」 美希「ミニデコちゃんは元気いっぱいで羨ましいの」 伊織娘「デコちゃんゆーなー！」ｷｬｯｷｬｯ 伊織「よ、ろ、こ、ぶ、な！」

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伊織娘「千早おねーちゃーん！！」 千早「おっと、危ないからジャンプして胸に跳びかからないで」 伊織「そうよクッションないんだから怪我するわよ」 千早「水瀬さん」 伊織「もう私水瀬じゃないんだけど？」

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伊織娘「なに読んでるの？」 千早「台本よ」 伊織娘「なにの？」 千早「ドラマの台本ね」 伊織娘「千早おねえちゃんはプリキュアとかは出ないの？」 千早「声優はやったことないわね……」 千早「プロデューサープリキュアにはどうやったらなれますか？」 P「どうした千早！？」