2016/4/24 ウルトラファミリー大集合INすかがわ2016 感想ツイート群覚書
~幕間~
~終演後ショー感想 ①舞台全体の演出について~
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いや〜〜〜4月頑張って生きてきてよかった……。めちゃくちゃいい舞台でした須賀川!ちょっとやそっとの言葉では言い表せない!虹色の照明や、シンプルで汎用的な背景美術や、群舞が映える演出や、読み解きごたえのある脚本…!これ全国巡業してほしかった〜!
2016-04-24 16:04:54![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
今日のショーは「シナリオ中心の芝居を劇場で演るヒーローショーを見たい」という夢が見事に叶ったので、どこから話せば良いかわからないんですが……。 まずは、一般的な演劇の芝居をヒーローショーやるだけでこんなにも斬新に感じるのか!と思ったこと!これが第一の感動です!
2016-04-24 19:58:18![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
正直言って「大集合イベントだしみんな集まる理由付けをする話だろうな〜ネオスくん一目でも見れたら爆泣きだわ!」って舐めてたんです。今朝の自分が申し訳ないことをしました……。芝居としての完成度があまりにも高かった……。大集合イベントだからこそこんな贅沢にキャラを使えたんだ……。
2016-04-24 20:01:50![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
まず全体の話。 上下2段のシンプルなセットを照明で色付けする。素顔の一般人と怪獣星人が一緒にアドリブする。シナリオ優先でアクションシーンは引っ張らない。観客語りかけ型でない。脚本が多段構成で引っ掛ける。しかし美しく1本に繋がる。 ウルトラマンが役者として芝居をする舞台だったんです
2016-04-24 20:11:28![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
大集合イベントは舞台を作る要素の一つであって、脚本が先にある。なので各ウルトラマンはアクションの見た目だけでなく、セリフや役回りによって個性を表す。 当たり前の言葉でしか言えないのだけど、つまりヒーローショーのフォーマットではないヒーローショーだった!演劇だった!
2016-04-24 20:16:01![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ゼロは力を欲した罪人のエピソードがあるから、エックスに力の欲求を植え付ける役(ニセだけど)。ベリアルは悪魔の名を持つから、エックスを堕落させ闇に導く役。セブンはゼロを社会的に失ったエピソードがあるから、最初にゼロに裏切られる役。各々が持つ物語をモチーフにシナリオが作られる。
2016-04-24 20:25:53![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
悪役たちに割り振られるセリフも本来のエピソードから引用する。 ババルウやザラブは「力こそ正義」と言う。カミーラ達超古代の巨人は「弱い者は簡単に裏切る」と言う(ティガに裏切られたため)。それぞれのセリフがモチーフを持って、かつストーリーが一本線に美しく進行する。最高の客演!
2016-04-24 20:29:43~②シナリオについてあらすじ~
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シナリオとしては、「エックスの成長と自立の物語」と言った感じ。主役はあくまでエックス一人なので、大地と共有した理想である「怪獣星人と人間が生活する街・光の街」が舞台。シナリオは全てエックスの物語として進行する。
2016-04-24 20:34:03![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
光の街は怪獣、異星人、地球人、ウルトラマンが普通に市民生活を送る街。エックスは大地との夢だった理想郷を目の当たりにする。 観光職員のピアニーに連れられ街に感激していると、何故か怪獣たちに襲われる。一人で戦いきれずピアニーに危険が迫った時、ウルトラマンが現れ、圧倒的な力を見せる。
2016-04-24 20:47:46![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
乱入したゼロ以下エックス客演組の助けもあり、ギンガの力で怪獣星人達を浄化し開放する。怪獣の声を聞けるピアニーによれば「地球人は怪獣を利用しようとし、光の街はその実験都市。地球人に加担するウルトラ戦士は敵」とのこと。この噂を突き止めるため、若いウルトラ戦士は捜査に向かう。
2016-04-24 20:52:31![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
残されたエックスとウルトラマン。ウルトラマンは負傷を気遣うが、エックスはこれを拒否し使命感を口にする。「あまり気負わなくて良い。余裕を持たない心は悪に付け入られる」と苦笑するウルトラマンに対し、エックスは付け入る隙など作らないと意気込む。
2016-04-24 20:56:34![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
エックスはここまでで、理想の再確認、ウルトラマンの圧倒的な強さ、それに対する自分の弱さ、理想を自分の力で守れない現実に直面する。 光の街は大地を思い出させる象徴として機能する。今は大地と離れて一人で戦わねばならないことをエックスに突きつける。
2016-04-24 21:00:39![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ウルトラマンが行った後、突如現れるゼロ。陽気に振る舞うゼロは先の噂を支持し、エックスも地球人に利用されていること、エックスが不甲斐ないから地球人が手を貸したことを言葉巧みに説く。「ウルトラマンにも劣らぬ力を与えてやれる」と囁くゼロに、劣等感と焦りを覚えたエックスは連れられていく。
2016-04-24 21:04:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
一方、セブン、レオ、アストラは市民怪獣たちを鎮圧する。そこに現れるゼロ。援軍に安心するセブンに対し、ゼロは不意打ちで攻撃を加える。セブンはゼロが裏切ったと確信し、駆けつけたギンガとビクトリーに忠告する。
2016-04-24 21:08:12![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
2幕。ヒカリ達の前に現れた裏切り者のゼロ。追って本物のゼロが駆けつけ、正体のババルウ星人の皮を剥ぐ。後から来たギンガ達から偽物と間違われるが、情報交換によりエックスを連れ去った別のゼロがいる事実を察する。
2016-04-24 21:11:03![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
一方、ニセゼロに連れられたエックスはウルトラマンベリアルと面会する。ベリアルは巧みな弁舌で、自分の正当性と力無きものの卑劣さ、エックスが一人で戦えない弱者であると説く。 自分が力を与えてやると誘惑し、ギンガが闇に侵される寸前、ゼロ達に阻止され、エックスを手に入れる策略を暴露する。
2016-04-24 21:15:40![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ベリアルに付け入られ消沈するエックス。ギンガは大地との繋がりを確かめるよう激励する。エックスは大地と対話することで繋がりを再確認して、今も一人ではないことを理解し、もう一度大地とユナイトしてベリアルに立ち向かう。
2016-04-24 21:19:17