ざっとですが、「近代文学合同」読了。派手さは全くないが最高の読書体験だった。個別感想は原典読んでからでないと正直言い難い。(内容がどこまで原典由来か不明な為)燕石の影響もあるのだろうけど、やはり嘉島先生の「夜霧廻りて」が雰囲気内容共に最高だった。ぜひ多くの方に読んで欲しい。
2016-05-10 11:34:52原典読んでない状態の手放しで良いなら、 「文明開化の叫び」の西洋から流入した I love you の概念にやられ、「富士の少女」で、「ああ、我々は幻想少女に恋すべくして恋をしているのだ」と唸り、「無形の神武」に、「あ、これこうずさんだ」となり、「沈黙」に現代と幻想郷の姿を見た。
2016-05-10 11:42:02主催のは「白夜」読んでる人はガッツポーズで読めると思います。これが読みたかったんだよ!まだまだ言いたい事は多いのですがまずは原典にあたってみたい。
2016-05-10 11:47:53そうなのです。我々は藤原妹紅という少女にどうしたってどうしようもなく恋をせざるを得ないのです。元ネタの「富嶽百景」は青空文庫でも読めるので、そちらを読んでから読むのもおすすめです>富士の少女
2016-05-10 12:06:02『夏目漱石没後百年記念 東方近代文学合同「それから」』が、製本時からそうなのかカバーが寄って折り込まれていて表紙がやや反ってる……。これ直すには折り目増やさないと駄目か。
2016-05-10 14:18:01今次例大祭の近代文学合同に寄稿した「夜霧廻りて」は、北杜夫の「夜と霧の隅で」のオマージュであり、自分の読書生活の原点を二十年越しで自分の経験に引き寄せて再構築できたのは念願かなったりであった。 #同人小説を書いてる人はどんな本を読んで育ったのか気になるから教えてほしい
2016-05-10 21:56:10青矢鴉さんの『潮騒』(東方近代文学合同「それから」)全体を通して、特に後半からの幻想的な雰囲気が良い。ヘカーティアに関する部分が面白く、天の川・星の海からそこに至り、そこから終わりまでの流れは浸れる程に良かった。
2016-05-11 23:41:26近代文学合同、これもと300p構成ならそれぞれの原典解説収録できたんじゃないかな。すげー勿体無い。主催の解説はよ読みたいぞ。
2016-05-12 00:08:48近藤貴弥さん『夢の続き』(東方近代文学合同)読んでいる時、読み終えた後「ああ、良いなあ、良い……」と穏やかで、浸れる作品。この作品が取りを飾ることで一冊の本としての読後感も、とても良くなったと思う。買って、読んで本当に良かったと思える。
2016-05-12 08:55:24東方近代文学合同「それから」元ネタ未読でも、読物としてとても楽しめた。派手さよりも堅実というか落ち着き、穏やかさが、明にも暗にもあったように思う。個人的には、ひととせさん『文明開化の叫び』、甘茶さん『天狗相聞』、完熟オレンジさん『富士の少女』、幽さん『機会』(続く)
2016-05-12 09:06:46(続き)青矢鴉さん『潮騒』、近藤貴弥さん『夢の続き』が特に良かった。好みの話として。ただ、いずれ劣らぬ良い作品揃いの良い本というのは確かなこと。ありがとうございました。
2016-05-12 09:15:48近代文学合同の長久手さんの話で、霊夢に抱っこされ、あまつさえ漏らしたショタに尊敬の念を覚え、濡れ濡れになった霊夢に興奮を覚えたのはぼくだけではないと信じている。
2016-05-12 23:39:42ガルゾさんの「瞳」は原作である横光利一の春は馬車に乗ってを読んだ上で 読み返すとほんと深く沁み入ってくるいい話だ。原作では最後入籍していない妻がスイートピーに顔を埋める印象的なシーンで終わる訳だが、そこを敢えてこう畳んだ理由を聞いてみたいな。いい秘封だ。あれ秘封三つもあるのか。
2016-05-13 16:38:00え、ちょっと、近代文学合同の青矢鴉さんのお話エロい……#お前はそんな感想ばっかりだな #だってエロいんだもん
2016-05-14 11:24:01東方近代文学合同「それから」 近藤貴弥 編 最初は表紙に 惹かれて手に取った 目次を見てハタと 眼が細くなり 読み進めるうちに まるで架空の鈴奈庵にでも 我が身を置いたかのような感覚に。 綺麗な文章だ 和紙も作っているようで pic.twitter.com/hhODW6uRSy
2016-05-15 18:48:31今更近代文学合同、全体的に落ち着いた印象は変わらないのだけど、話ごとの雰囲気はわりと明暗別れてるのが面白い。ぼくはぼくの書いたもののフィルタが掛かってるから余計にそうみえるのかもわからんけど。
2016-05-15 19:08:49