ぜるたん(the_no_plan)君、SEALDsの映画『私の自由について~SEALDs2015』を見に行く

レポみたいなセルフまとめです 正直、評論とかあんまりやったことないし、実際にやってみて自分でもわかるくらい下手くそだったので読みにくいです。
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オタクモドキと化したぜるたん @the_no_plan

家の中もそうだけど、UCD君のお母さんの職業もわかっちゃったけどええんか?あの映画。

2016-05-29 19:08:47
後藤の凍結と復活 @mute_neuron

@the_no_plan お母さんの個人情報が割と映った時、僕自身はかなり微妙な気持ちになりました…。

2016-05-29 19:13:56
オタクモドキと化したぜるたん @the_no_plan

@mute_neuron おぉ!見ましたか!? 惜しげもなく公開してて危機管理大丈夫か??ってなりますよね… あと、たぶん高橋源一郎との対談本に書かれてることでもあるんでしょうけど、爺さんがヤクザとかかなりぶっちゃけてましたねぇ…

2016-05-29 19:15:54
オタクモドキと化したぜるたん @the_no_plan

集団的自衛権反対→集団的自衛権反対+反原発→集団的自衛権反対+反原発+安保法案反対デモって感じで進化してたんだけど コールがワンパターンで聞いてて眠くなるんだけど、音声がうるさくて眠れないという。あと1800円も無駄になるから気合いで見たよ

2016-05-29 19:18:56
後藤の凍結と復活 @mute_neuron

@the_no_plan 見ました!165分はかなりキツかったです…。 危機管理、本人たちも分かってないところはありそうですね。奥田くんが殺害予告をされたりしてたので、ちょっとあれは心配でした。 ぶっちゃけてましたねぇ!爺さんがヤクザには正直、あぁ…と思いましたw

2016-05-29 19:28:54
オタクモドキと化したぜるたん @the_no_plan

@mute_neuron 会ってないとは言っても…ねぇ.… どうでした。この映画の総評としては。にゅろさんの率直な感想を聞きたいです

2016-05-29 19:30:27
後藤の凍結と復活 @mute_neuron

@the_no_plan ドキュメンタリー映画としてはかなり微妙かなという感想です。 数週間前にヤクザと憲法というドキュメンタリーを見たので、いささか軽く感じてしまいました。 彼らが一生懸命やってるのは伝わったんですが、ごくごく一部のメンバーしか映っていないし、ニュース中継や(続

2016-05-29 19:37:57
後藤の凍結と復活 @mute_neuron

@the_no_plan 続)ネットで見たようなコールの動画が多かったのはちょっと残念でしたね。 もっと彼らのインタビューやデモカツ以外の風景を見せてからの方が、共感は得られやすかったように思えてなりません。人によっては、あの風景怖いって思うかも。

2016-05-29 19:41:54
オタクモドキと化したぜるたん @the_no_plan

@mute_neuron そうですねぇ。僕もデモの映像多いなぁ。と率直に見て思いましたね。 あと、冒頭でこのまま活動し続ければ奥田が過労死する。だから皆で頑張ろうって言ってる割に 奥田UCDハナ(?)の三人がメインにしかなってないんですよね。(続

2016-05-29 19:44:47
オタクモドキと化したぜるたん @the_no_plan

@mute_neuron それって彼らの、SEALDsの信念?ルール?である一人一人が代表というものに反しててなんだかなぁ…と。感じましたね。

2016-05-29 19:46:35
後藤の凍結と復活 @mute_neuron

@the_no_plan それ僕もすごく思いました!一人一人が代表っていう割には他の人たちの映っている時間は短いんですよね。高橋源一郎氏とのインタビューでもう一人女の子も映ってたと思うんですけど、その子のなかったですね。 1番面白かったのはTシャツデザインしてたはなみちゃん?(続

2016-05-29 19:56:11
後藤の凍結と復活 @mute_neuron

@the_no_plan 続)が、誰もやってくんないから自分でやってるってボヤいてたのが、高校の文化祭かよ!ってなったとこですねw あと、大人が裏で動いてるシーンが結構見えたのは真顔になってしまいましたね…。

2016-05-29 19:59:12

ツイートには書いてないことも含めたまとめ

客層
最大30人ぐらいが入れる小規模シアターで、20人ぐらい客が入っていた。見てる人の多くが高齢者・中年の人たち。ただ、若い人もいないわけではない。自分含めて5~6人は若い人がいた。カップルで映画見てる人もいた。映画館にはSEALDsの関連書籍が売られていた。買うべきかどうか悩んだが、金の無駄だ(どうせ買っても読まないのではないか)と思い、止めた。

映画の内容
SEALDsの活動について密着取材。たまにメンバーへのインタビュー(とはいっても主要メンバーである奥田・UCD・女性(名前忘れた)の三人のみ)をしてる(ドキュメンタリーだから当然か…)。彼らが勉強したり、呼びかけを行ったり、新しく加入したメンバーに理念などを語ったりと大学のゼミ活動みたいに活動しているシーンが多々あり、数年前に大学を卒業した身である私も懐かしさを覚えた。
ただ、*上映時間の半分(もしくはそれ以上の時間)はデモの映像で、「安部は辞めろ」「戦争法案絶対反対」などのコールを聞かされるのでかなり堪える。(そのせいで映画の内容を覚えてないところがある)

③映画を見て思ったこと1
ツイートでも記述したが、SEALDsという存在は『反安倍を掲げるゼミ(もしくはインカレサークル)』という印象を改めて持った。
それは何故かという、一番最初のシーンで彼らが「安部政権をつぶすために」という話をしている。また、SEALDsの新加入メンバー(?)との会議の時に、岸信介内閣の時に国会前に30万人の群衆が集い、デモを行い、退陣に追い込んだという一例をだし、「この人数を集めると安倍政権の退陣も夢ではない」というような発言をUCDがしている。
彼らにとって、安保法案・集団的自衛権・原発再稼働は安倍政権を非難するための道具にしか過ぎないのではないか。と思った。

④映画を見て思ったこと2
SEALDsのメンバーの家や家族の様子、メンバーでの打ち合わせの様子などは見ていて面白かった。UCDの家には本が山のようにあり、この量をホントに読んでるとしたらかなりの勉強家だな。と感心した。また、奥田や名前を忘れた主力の女性(これからはHとする)は政治家の事務所や秘書(?)、関係者に電話をし、自分たちのデモへの参加を呼び掛けていた。この行動力は良い意味で「学生らしさ」が感じられるし、実際にデモやイベントに参加する議員がいた(例えば民主党(現民進党)管直人氏など)このような学生団体ならではの熱量を感じることはできた。
ただ、それと同時にUCDのお母さんの職業をお母さん本人が述べていたり、メンバーの名前が黒板に書かれていた時、(だいたいはあだ名であったが本名特定もできる可能性があるので)個人情報的に大丈夫か?と思う箇所があった。また、SEALDsの活動としてメンバーで会議を行ってる所はおそらく上智大学なのだけど、撮影とか許可をとってたのか気になる(クレジットではなかったような気がする。発見できなかっただけ?それとも許可いらない?)

⑤映画を見て思ったこと3
SEALDsという存在は、今の政治におかしいと思った学生が国会前で声を上げ始めたことによって、始まった。おかしいと思い、学生たちが集った。言ってしまうと『安倍総理』のおかげで集うことができた。とメンバーが話すシーンがあったが、その人は今の政治のどこがおかしいのか?ということを明示してなかったので気になった(おそらく集団的自衛権あたりのところだろうけども)SEALDsは一人一人が考えて、行動する組織であり、誰がトップである。とか誰がリーダーであるという概念はない。という話があったが、それはありえないだろう。絶対先に述べてる三人(奥田・UCD・H)がトップであり、リーダーだ。というか、自分たちで考え行動(デモ)すると言っていたが、過去にデモで学生が安倍総理に賛成する意見を言って壇上から降ろされた人いなかったっけ?(それってしばき隊のデモだっけ?)もしそれがSEALDsのデモなら、彼もSEALDsの主張の一つなんじゃないか?とも思わないでもない

結論

①映画を見終わっての総評

率直に言うと、この映画、面白いわけではない。
彼らの活動や勉強するシーン、インタビューなどが映し出されるが、その中でもデモ活動が多くピックアップされており、それがメインになっている。それを165分の中で半分以上(体感で)流されたらキツイ。少し豪華なゼミ活動の活動記録集みたいな感じだったなぁ。と終わってから思った。(活動の裏側を見ることができて楽しかったけども…)

しかし、純粋に彼らのがんばりや、意志の高さというものはすごいなと思った。そこに関しては認めたい。どうやったらデモに来てもらえるか。を模索し、twitterやFaceBookといったSNSを有効活用し(それがしっかり形になっているかどうかわからないが…)有名になり、中央公聴会への参加や外国人記者クラブの記者会見を行うという普通の学生では成し得ないであろうこと成し遂げたのだから。

そして彼らは、この「流れ」は続いていくと説いている。
奥田やUCDは「自分たちという存在が、『あぁ~いたね。そんなやつ』と言われようとかまわない。」と語っていた。なぜなら自分たちを踏み台にして自分たちの次の世代(今の中学生・高校生)が出てくるから。と述べていた。
自分たちを乗り越え、自分たちよりすごい事を成し遂げてくれる人間が出てくると疑ってないのだ。
これに関しては、私も出てくるであろうと思う。まぁ、自分が大学生の時にだって意識が高い人間なんてたくさんいたし、政治や行政を変えようとする存在が出てくるのは高校生会議や他の活動団体などの活動を見てればまだまだ出てくるだろうと予測できる。彼らが未来でどのような主張をしていくのか、(良い意味でも悪い意味でも)楽しみになってきた。

言っておくが、もちろんこの映画を見て、SEALDsに共感した。支持したい。と思った。ということは100%無い。
それは、SEALDsのメンバーが言っていた『自由』というものに対しての矛盾(?)違和感である。
彼らは今の政治をおかしいと思い、声を上げはじめ、結成されたグループである。(正確にいうと元になるSASPLがあったけども)だが、SEALDsは「SEALDsはおかしい」と声を上げる人々を無視・嘲笑している。自分たちは声を上げて批難しているのに、ネット上で自分たちに対して上げられている批難の声に対しては否定的だ。それは「学生風情が調子になるな」という誹謗中傷もあるだろうが、献身的な意見も多く存在しているのにもかかわらずそういう相手にはブロックをしている。その矛盾、違和感によって彼らの話す意識高い発言・思想・純粋な思いが陳腐になっている。だから私は、これまでもこれからもSEALDsを支持しないだろう(これも声を上げる自由…だよね?)

最後に、僕の考える『自由』を有名な政治理論家、哲学者、革命家であるローザ・ルクセンブルクの名言から引用して終わりにしたい

「自由とは常に、違った考えを持つ人のための自由である。」

(この言葉はソヴィエトを批判した文脈の中に現れる言葉です。まぁ、この名言の前に「政府を支持する人のためだけの自由、ある政党の党員のためだけの自由は — たとえ彼らがとても大人数だったとしても — 自由ではない」という発言があるのはですけども…)

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