『崖の上のポニョ』は大傑作の「童話=神話=《ホラー》」だ、って今更…

村上春樹と宮崎駿の作品は どうもオンタイムで観れない、読めない 『ポニョ』もDVDで今日はじめて観た あまりの傑作ぶりにたまげた(宮崎作品のマイベスト…かも…)
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@mijinko_t

@mittsko そうなのです。ですが、少しずつ「未知への不安」は感じているようです。親の姿が見えないと泣きますし、知らない人に声を掛けられると硬直します(汗)。自分を主体とした人や状況への警戒感は1歳の時よりもかなり上がったように思います。漠然としていてすみません!

2011-02-19 22:55:01
KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

とんでもないです、大変参考になります あらためてお聞きしたいのですが、『ポニョ』の怖がりポイントはどこでしょう? RT @mijinko_t: @mittsko そうなのです。ですが、少しずつ「未知への不安」は感じているようです。親の姿が見えないと泣きますし[…]

2011-02-19 22:56:58
@mijinko_t

@mittsko シーンでよろしいでしょうか。はっきりと覚えていますのが嵐のシーンや津波といったシーンです。車が波に飲み込まれそうになる場面はかなり怖がっていました。あと、宗介の表情を真剣に追っていたことを覚えています。記憶が曖昧ですみません><

2011-02-19 23:24:25
@mijinko_t

@mittsko 彼女が正確に何を思っているのかはわかりませんが、自分や誰かが「いなくなる」、「どうなるかわからない」ことへの恐怖や不安は漠然と感じているようで拒絶します。それが「世界」や「死」と繋がっているとはまだ思えないのですが…。

2011-02-19 23:39:11
@mijinko_t

@mittsko 宮崎さんのアニメを観ていて思うことは、同じ映像、ストーリーでも子どもは状況に敏感で大人は空間に反応するということです。私自身、子どもがいつどのように状況から空間(生から死)を意識し出すのかとても興味があります。

2011-02-20 00:08:42
KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

@mijinko_t 丁寧にお応えいただき、本当にありがとうございます~。とっても参考になります 僕自身、『ポニョ』をどう語るか、ってときに迷いがあるのが、これがきわめて自覚的に作られた「童話」だってことなんです 教えていただいたことは、大きなヒントになってます☆

2011-02-20 04:26:22
@mijinko_t

@mittsko いえ!私の方こそありがとうございました。mittsko先生のツイートに日々刺激を受けています。「ポニョ論」も非常に興味深く拝見させて頂いております。

2011-02-20 17:55:23
瀬尾いさお @tegaisao

@mittsko ポニョの正式名称がブリュンヒルデ(ヴァルハラへと導く女神)となっていることから死との関連性を払拭できないのでは。。。

2011-02-20 06:30:00
瀬尾いさお @tegaisao

@mittsko  「ワルキューレの騎行」が流れているらしいですがもう3年くらい前にみたので覚えてませんw参考HP ( http://blog.livedoor.jp/tea_violetta/archives/51086794.html )

2011-02-20 06:38:07
瀬尾いさお @tegaisao

@mittsko あきらかに山のうえの病院は天国で、三途の川を宗介とポニョがすれ違う夫婦(子づれ)は死者なんだよなあ・・・グリム童話より隠ぺいされたホラー感ありあり

2011-02-20 06:42:15
瀬尾いさお @tegaisao

@mittsko 海底に沈んだ介護ホームの老婆たちが歩けるようになってるのは死んでいるからなんだろうな・・・宗助のママを「かわいそうに」みたいな話をしているのは宗助ママが死んだからなんだろう

2011-02-20 06:44:22
a part of the dust @PONKICHI02

昨日の晩はあれやこれや自分の海に関する思い出をほっくりかえして、海についての自分のおいたちについて考えてみました。日本は海に囲まれていますし、私は小さいときからあちこちに連れて行かれていた子で旅行好き。出てくる、出てくる。私の海たち。

2011-02-20 08:26:57
a part of the dust @PONKICHI02

そんな中でも伊根と鞆の浦はやはり特別ですかね。小さな海と小さな集落。そこがポイントだと思いました。海には祠と神。竜宮城の伝説。独特な集落と人が二人すれ違うのがやっとの道。尾道や函館や長崎もいいけれど、それらは軍港になってしまうのです。祈りを携えた黒崎教会近くの海は私には怖かった。

2011-02-20 08:47:22
a part of the dust @PONKICHI02

長い海岸線を有する海。そこは思いをはせる海です。水平線を望むと私達は遠いどこかに行きたくなってしまう。入り江にいるのとは大違い。そして私の故郷である東京の海は、流れてくるものが溜まってしまう海でもあります。死体を見つけたこと、見つけた友人の話を聞いたこと。

2011-02-20 08:57:08
a part of the dust @PONKICHI02

父は海が嫌いでした。おそらく溜まる海の近くに住んでいたからだと思います。だから旅行には山に行きました。私の海の思い出の多くは中学生以降の話。年老いて釣りが好きになった父は、私の子ども達をよく海に連れ出しました。一人ひとり違うものですよね。本当に共通するものは水の記憶なのかしら。

2011-02-20 09:05:22
@tanakakiyomi

昨夜私は子宮と海について考えていました。

2011-02-20 08:32:34
@tanakakiyomi

ポニョのお母さんのことが気になって、

2011-02-20 08:33:44
a part of the dust @PONKICHI02

@tanakakiyomi そのお話是非お聞きしたいです!

2011-02-20 09:21:32
@tanakakiyomi

@PONKICHI02 鞆の浦へは私も先日訪れてとても印象に残りました。いいところですね。それで、宮崎駿さんの「崖の上のポニョ」を再び観て感動して、だから、ポニョのお母さんと海と子宮のことがつながって、考えていたのですけれど、命の生まれ方といえばいいでしょうか、そんなことを。

2011-02-20 14:07:16
a part of the dust @PONKICHI02

女性の海に対する考えと子宮の繋がりは、そのまま生命への愛おしさに繋がっていると思うんです。子孫だけじゃなくそれを越えた命自身への愛。@tanakakiyomi ポニョのお母さんと海と子宮のことがつながって、考えていたのですけれど、命の生まれ方といえばいいでしょうか、そんなことを。

2011-02-20 14:20:28
a part of the dust @PONKICHI02

命の生まれ方!『十二国記』で木になる体を見て考えた時のことを思い出しました。陽子も泰麒も川に流されてこの世に生まれてきたのです。『精霊の守り人』でチャグムは異世界の貝の卵を身ごもって生みます。作者両方女性。やはり女性にとって水と命は切り離せませんね。@tanakakiyomi

2011-02-20 14:51:10
ななちゃん @Meg_May

@PONKICHI02 海の話興味深いです。私の親とその先祖は鞆の浦で育ちました(o^^o)海や水のあるところは魅力的ですが不思議な気持ちにさせられますね。それも記憶などが関係しているんですかね(^ ^)

2011-02-20 13:38:47
a part of the dust @PONKICHI02

うわぁ、うらやましい!今更なんですが『ポニョ』を真剣に考える機会があったので考え中です。生のイメージも死のイメージもふんだんに与えてくれるのが海ですよね。QT @Meg_May 私の親とその先祖は鞆の浦で育ちました・・海や水のあるところは魅力的ですが不思議な気持ちにさせられますね

2011-02-20 14:14:43
a part of the dust @PONKICHI02

水(海)の記憶が同じ濃度の水の中にあるDNAにあるのかもしれないという、柳澤桂子さんの『安らぎの生命科学』の中の一章もステキです。私のブログにもちょっとだけ抜き出しましたが、ぜひお読みになってみてください。

2011-02-20 14:37:03
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