新入生

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新入生 1 やっと憧れの大学生 厳しい校則からも苦手な先生からもやっと開放された 大学は高校とでは何もかも違う 「ここどこ？？」 敷地も広くて次の授業の教室がわからない… 『なぁ自分新入生？』 こんな時にサークルの勧誘… 最悪…

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新入生 2 私が想像してた大学生活とは全然違う… 『今時間あるー？？』 「次授業です…」 『授業！？ 授業まにあう！？』 「この教室がわからなくて…」 『あぁ、じゃ俺が案内したるわ！ ついといで！』 そう言って手を引っ張って走って教室まで連れてきてくれた人

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新入生 3 この時からあなたのことが好きだったのかな？ 『大丈夫？』 「なっなんとか…」 『あっ 俺のサークルこれやからよかったらブースに遊びにおいで♪』 そう言って渡された宣伝の用紙には 駱駝 と書かれていた

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新入生 5 お礼も言えないままさっきの人はどこかに行ってしまった なんとか授業にも間に合い昼休み 駱駝 のブースに友達と行ってみることにした 『あっ！ 迷子の子や！ また迷ってんの笑？』 「もう帰ろ？」 【でもあの人知り合いじゃないの？】

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新入生 6 「大丈『大丈夫じゃない！』 【「えっ？」】 『俺が大丈夫じゃないから！ ブース来てくれてありがとぉ♪ 気になってくれてんやろ？』 「それとさっきはありがとうございました！」 『そんなんお礼なんていらんのに笑 じゃあサークル説明してもえぇかな？』 「はい！」

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新入生 7 『駱駝は週1で活動してて、バレーとバスケとフットサルをしてるねん！』 「へぇ…」 『メンバーは7人しかおらんから行ってたらそのうち覚えるわ笑』 「…はい」 このサークル本当に大丈夫かな？？ 『今日の４限後ここに集合で！』 半ば強引に決まったけど大丈夫？

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新入生 8 『迷子ちゃんほんまに来てくれたんやぁ♪』 って名前迷子になってる… 自己紹介してないから仕方がないけど… 「はい…」 『あっ まだ名前言ってなかったよな笑？ 3回の丸山隆平です 君は？』 「大石朱里です！」 『朱里ちゃんかぁ♪ よろしくなぁ♪』

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新入生 9 『今日のサークルはバスケやるからよかったら来てな♪』 どんなサークルなんだろ？？ メンバーが7人しかいないのも気になる！！ 丸山さんに案内されて体育館に着くとそこにはメンバーのみなさんがいた

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新入生 10 ？『やっぱり1回生って可愛いなぁ♪』 今喋った人は誰なんだろ？？ 丸『ちょー！ 大倉からかわんとたりぃや笑』 大倉さんって言うんだ… ？『じゃまずはウォーミングアップからやるで！』

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新入生 11 大『横山くん久しぶりのバスケやからって気合い入りすぎやってー！！ それとも見学者がおるから笑？』 『アホか/// 違うわ//』 そこからメンバーにいじられる横山さん すごい仲がいいんだなぁ ゲームが始まるとメンバーのみなさんが真剣そうな顔

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新入生 12 さっきまであんなにふざけてた丸山さんもかっこいい 大『朱里ちゃんやんな？』 「はい！」 大『マルからなんか聞いた？』 「いえ… とりあえずおいでって笑」 大『アイツ説明下手くそやからなぁ笑 じゃ、まずメンバーの紹介からするな？』 「お願いします！！」

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新入生 13 大倉『今ボール持ってのんのが横山くんで横山くんのおんなじチームの素早い方が村上くんで後ろで歩いてるのがすばるくん ちなみにこのサークルの会長は村上くんやで♪ いける？』 「はい！ 残りの2人もお願いします！！」

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新入生 14 大『横山くんをマークしてる小さい金髪がヤスでおんなじチームの亮ちゃん で、メンバー全員やけど覚えた？』 「はい！ 完璧です！」 大『じゃ俺の名前覚えてる？』 「はい！ 大倉さんです！」

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新入生 15 大『ほんまや笑』 そう言って笑った大倉さんもかっこよかったけど私は丸山さんから目が離せないでいた その時にはもう決めてたのかな？ このサークルに入部することを…

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11 章ちゃんとは男の子と話してるって感じがしない 話しやすいし… でも丸山くんは違うんだよなぁ… まだ知り合ったばかりとかは関係ない気がする… なんだかドキドキする 話してる時間がもっとつづけばいいのにって願ってしまう自分がいる #こすもすリクエスト

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12 『奈緒？ どーしたん？？』 「あっ 章ちゃん」 『もしかして俺らのこと？』 「えっ…」 『ずっと奈緒のこと見ててんもん 隠してるつもりか知らんけどバレバレですよ笑』 #こすもすリクエスト

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13 『自分の気持ちホンマはわかってるんちゃうの？ 俺のことは気にしやんと自分に正直にいってこい！！』 章ちゃんには全部バレバレだったのかな？ 「私も一目惚れだったんだ…」 ってつぶやいても丸山くんに伝えないと意味がないのに… #こすもすリクエスト

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14 丸『誰のことが好きなん？』 「えっ！？」 丸『ヤスから聞いてん 奈緒ちゃんここにおるって さっきの言葉僕のことって自惚れてもえぇかな？』 #こすもすリクエスト

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15 恥ずかしくて私は頷くことしかできなかった 丸『ちょっとずつでいいから丸山くん呼びから変えてもらわなあかんな♪ 奈緒/////』 end #こすもすリクエスト pic.twitter.com/f70Rj6GaAt

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新入生 16 次の日学校に着くと喋ったこともない子から 駱駝の新歓はどーやった！？ とか サークルの人全員イケメンって本当！？ とかいろんなこと聞かれた でも… 気になることがひとつあった

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新入生 17 駱駝は新歓もやってないからメンバーの紹介でしか入部できない って言われたこと… 新歓がない？ 紹介？ でも私は新歓に参加してメンバーのみなさんとは顔なじみになった それに村上さんからいつでも入部してもえぇからな って言われて入部届ももらった

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新入生 18 はれて駱駝のメンバーになれた私 「村上さん！ 駱駝って新入生あたしだけなんですか？？」 村『そーやけどそれがどーしてん？』 「普通サークルって新入生何十人も入会するものだと思ってたから…」 村『朱里ここの噂知らんの？』 「駱駝は新歓をやってない…」

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新入生 19 村『それと？』 「入会できるのはメンバーの紹介だけ…」 村『知ってるやん じゃそーゆことなんちゃうの？』 「えっ？」 村『朱里が入会できたのはマルの紹介 ただそれだけや』 「なんで丸山さんは…？」 村『それは本人に聞くのが1番ちゃう？』

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新入生 20 そんな簡単に言われたって丸山さんになんて聞けばいいの…？ 『あっ！ 朱里ちゃんやん♪』 「丸山さん…」 『丸山さんってキャラじゃないからそれ辞めて笑 なんか恥ずかしい笑////』 「じゃマル先輩？」 『んーそっちのがしっくりくるわ笑』

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新入生 21 「マル先輩？」 『どーしたん？？』 「どーして私は駱駝に入れたんですか？？」 『ええっ！？ 朱里ちゃん気づいてくれてなかったん！？ てっきり気づいてくれてるかと…』 「どうゆうことですか？」 『そりゃ丸山さんって呼ぶわけや笑』