身内用カルト

ぼひょう @newbohyo

解釈が曇ってきた！！！！！！！！！！！！！！江野くん性欲無さそうとか考えてしまった！！！！！！！！！！！！！！私そういうのになるのやめてくれ！！！！！！！！！！！！！！そういうのやめてくれ！！！！！！！！！！！！！！

ぼひょう @newbohyo

ピンサロで働くたしろくんを指名して執拗に握手だけして「ごめんなあ、毎回手ばっか握って……わけわからんよな、気持ち悪いよな」って言うほむ　江野くん

ぼひょう @newbohyo

江野くんの卑怯なところはいくらこっあたがたしろくんを借金苦にして花魁やらピンサロやらゲイビだのの鳥籠にいれても直接会えれば攫えてしまうとこなんだよなあああああ〜？？？情緒もってくれよ　ありがとうな

ぼひょう @newbohyo

たしろくんが小さいころのお話です。たしろくんは昔から少し太り気味で、気の優しい少年でした。少しどんくさいので、いじめにあったり、道に迷うこともあります。そんなとき、たしろくんが泣いていると、いつも頭の薄いおじさんがひょっこり現れ、たしろくんの手を握り、お家に帰してくれました。

ぼひょう @newbohyo

そのおじさんは関西弁で、初対面のときは片手に包丁を持っていたので、こっくさんかもしれないです。おじさんの名前を聞くと、いつも「それは言えんのやしらいしくん」と言うので、たしろくんは彼をハゲチャビンくんと呼んでいました。

ぼひょう @newbohyo

ハゲチャビンなんて酷い言い方ですが、おじさんだっていつもたしろくんを「しらいしくん」と呼び間違えるのでおあいこでしょう。くんとつけるのは、ハゲチャビンが敬語はなしや、と言ったからです。

ぼひょう @newbohyo

ふしぎなことですが、たしろくんはハゲチャビンを、ハゲてる関西弁のおじさん、としかあんまりおぼえていないのです。顔もあんまり印象的ではありませんし、なにより、ハゲチャビンはたしろくんと手を繋ぐと、一秒で家に届けてくれるから、じっくりお話したことがないのです。

ぼひょう @newbohyo

たしろくんが少し大きくなると、あんまり迷うことも、いじめられることもなくなり、ハゲチャビンと会うこともなくなってしまいます。しばらくして、小学校の卒業文集で「将来の夢」を書くことになったたしろくんが、おうちで「カメラマン」と書こうとすると、窓からコンコン、と音が鳴りました。

ぼひょう @newbohyo

たしろくんは窓を開けて言いました。「誰かいるんですか？」たしろくんの部屋は二階ですが、たしろくんは一応そう尋ねてみました。もちろん誰もいないので、変だなあと思いながら窓をしめてお部屋に戻ると、お部屋の中に包丁を持ったハゲチャビンが立っていたのです。

ぼひょう @newbohyo

久しぶり、と言う前に、ハゲチャビンが尋ねました。「まさかカメラマンになりたいんか、たしろくん」「そうだよ」「どないなの撮りたいん」「おばけとか、ハゲチャビンみたいなこわいやつが撮りたいよ」と言うと、ハゲチャビンが泣きそうな顔で包丁を突きつけたので、たしろくんは悲鳴をあげました。

ぼひょう @newbohyo

「たしろくんはそういうのに関わらなくてええんや！やめると言え！」ハゲチャビンは怒鳴りますが、たしろくんだっていわれっぱなしじゃいられません。「ハゲチャビンって、すぐどこかに行っちゃうでしょう。だからぼく、そういうふしぎでわからないものを、きちんとキロクに残したくなったんだ」

ぼひょう @newbohyo

たしろくんが将来の夢を語ると、ハゲチャビンはしゅん、としてしまいました。「まさか、俺のせいなんかしらいしくん！」「もう会わんから、やめてくれやしらいしくん！」としくしく泣きだしたハゲチャビンはなんだかかわいそうで、さみしくなったたしろくんは言いました。

ぼひょう @newbohyo

「ぼくがカメラマンになったら、ぼくのほうからハゲチャビンを撮りに会いに行くよ。ぼく、大きくなったらハゲチャビンの映画をとりたいんだ。…とってもいいかな？」たしろくんをまた呼び間違え、しらいしくん、とつぶやいたハゲチャビンは、泣きながら、けれど嬉しそうに、確かに頷きました。

ぼひょう @newbohyo

たしろくんは、約束をするために、ハゲチャビンと右手で指切りげんまんをしました。ハゲチャビンは指を切ることはなく、長い時間たしろくんと右手の薬指をからめたまま、さらにたしろくんの親指を痛いくらいにしっかり握って、「約束やからな、約束やからなしらいしくん」と、また泣いていました。

ぼひょう @newbohyo

ハゲチャビンは、たしろくんがハゲチャビンから手を離すと、お部屋から消えていました。たしろくんの小指と親指は痛いのに、証明することはできません。ああ、カメラがあったら！とたしろくんは嘆きました。 だからたしろくんは、将来の夢の「カメラマン」に(オカルトの)と付け足しました。 終わり